「あれ?ストローのじゃない……。」

嫁がコンビニの袋を覗き込みながら不満げに呟いた。

『?ストロー?あるよ?』

「そーじゃなくて笑 パックのストローのお茶が飲みたかった…!」

『いーの、これで。飲めるでしょ。』

「じゃあさ。これからは、フタができるストローが付いたやつがいるね!」

『なにそれ。そんなのあるの?』

「うん!あるの!」

『いーりーまーせん。ほら、飲みな。』

「ケチ……。ハゲ…。」

そう言いながら、お茶を一口飲んだ。

そんなことをしていたら、待合にも徐々に人が増えきた。