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勇者(♀)「絶対に魔王を倒すぞ!オーッ!」
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0001名も無き被検体774号+ (ワッチョイ 006e-Yi8X)
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2019/12/26(木) 23:44:13.00ID:mD/u5fBk0
戦士(♀)「アタシは魔王の奴をぶっ飛ばして世界最強になる!」

僧侶(♀)「私は勇者様のお役にたてれば……」

魔法使い(♀)「うーん、暇潰し?」

勇者「えーっ、ちょっと魔法使いに僧侶ー。もうちょっとテンション上げようよ」

戦士は力を溜めている……

勇者「そっちのテンションじゃない!」

王「四人目の勇者よ、期待しておるぞ。各国の勇者と共に魔王を倒すのだ!」

大臣「これは資金の10000Gだ。」ジャリィーン!

勇者一同「うおおおお!!!!」

〜〜〜〜

戦士「ようし、装備も整えた!いざ出発!」

僧侶「見送りがすごいですね」

街の人々「勇者万歳!勇者万歳!」

魔法使い「うはは、いい気分」

勇者「まずは一番近くのキンサスの村に行こうか」

一同「オーッ!!」
0140名も無き被検体774号+ (ワッチョイWW 31e1-Nr6Z)
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2020/01/05(日) 09:50:30.92ID:lrAeQDk+0
魔王まさかの異世界転生者?ww
0141名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/05(日) 23:27:50.36ID:yUBPbMWv0
〜あの世〜

武道神「奴は人間で…世界を守る事が目的だと言っていた」ごーん!

一同「」

大戦士「なんで死んでんだよ!!?情報探せゆうたやろがい!!!」

勇者「どうして魔王に挑んだんだ……老いたお前一人じゃ勝てるわけないだろう!!」

賢者「貴方は昔から本当に変わりませんね」

南の勇者「お師匠様ーーーー!!?なんか若返ってないですか!!?」ガビーン!

武道神「おい待ておい待て!死んだかわりに情報を得たんだ!奴は人間で世界を守るために世界征服しようとしているらしい!」

北の勇者「えー、なんか微妙な情報」

魔法使い「どうして未知の魔法が使えるのかぐらいの情報だったらまだしも………ねぇ?」

剣士「そんな魔王の事情なんて知りませんよ」

武道神「やめろよそんな無駄死に扱い……そうだ!南の勇者よ!拳を教えてやろう!」

南の勇者「………ぇぇ……」

武道神「何が不服だァ!!!」

〜〜〜

勇者達の修行は熾烈を極めた

〜〜〜

大戦士「魔神斬り?命中率100%は当たり前だろー?そっからさらに与ダメージ230%ぐらいは上げないと…」

戦士「」

賢者「いいですか?魔王と戦う為にはMPは最低でも10000以上は必要です」

僧侶「TωT」

魔法使い「\(^O^)/」

剣士「(´;ω;`)」

勇者「攻撃力は北の勇者789、西の勇者1276か……あと30倍は必要だな」

北の勇者「俺さ、魔力は魔法使いより下。
攻撃力は西の勇者、南の勇者、戦士より下。
素早さは剣士、西の勇者、南の勇者より下。
回復力は僧侶、剣士より下。
なんで俺って勇者になったんだろう……」

西の勇者「性欲はNo.1じゃねぇかwwwwwwwwwwww北の勇者、お前がNo.1だ。なんつってwwwwwwwwwwwwww」

勇者「真面目に聞けよ」
0143名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/05(日) 23:49:58.68ID:yUBPbMWv0
[実践]

竜神王「用か?勇者よ」

マスタードラゴン「呼んだか」

勇者「この二匹を無傷で1分以内に倒す事が合格の最低条件だ」

北の勇者「おい先代の勇者さんよ。あんたはその糞みてぇな脳ミソをそろそろ入れ換えた方がいいんじゃねぇか?」

勇者「ジゴスパーク」

北の勇者「ぐあああああああああああああ!!!!!!?」ドバオオオオオオオオン!!!

戦士「進むは地獄、退くは許さず、批判は制裁か。悪魔め」

〜1分後〜

全滅した………

竜神王「貧弱な奴よ」

マスタードラゴン「暇潰しにもならん」

[組み手]

武道神「ワシの爆裂拳を全て避けられたら合格だ。ただしワシの拳を繰り出すスピードは光速だから注意しとけ」バアアアアン!

南の勇者「無理だーーーーーッ!!!!」ドカカカカカカカカカ…!!!!

剣士「これは無理でしょう…」

南の勇者はあの世で生き絶えた!

[勉強]

賢者「まず相手がかまいたちを放ったとしましょう。どうしますか?戦士さん」

戦士「え?…えっと……気合いでかき消す?」

賢者「不正解です。かき消そうとした瞬間、肉体は細切れになってますよ」

西の勇者「じゃあ正解は?」

賢者「『受けても傷一つ負わない様に体を鍛える』です」

戦士「アタシの正解でいいだろ!!!!!」バン!

[訓練]

大戦士「通常攻撃、それか最下位魔法で俺を一撃で倒す事ができたら合格だ。ただし俺はアストロンをかけている状態だ」カチーン!

魔法使い「無茶言わないでよ」

僧侶「それ私もですか」
0144名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/06(月) 00:01:16.24ID:shLyAno+0
勇者「夕食だ。死人は食わなくても死にはせんが……飯も出なければ元気も出ないだろう」

昭和時代の安い給食の様な料理があらわれた!

僧侶「これは…?」

勇者「ソフト麺だ。汁につけて食え」

剣士「このパサパサのパンは…?」

勇者「牛乳に浸して食え」

戦士「具材に対して米が多い……しかもなんだこれは…ベチャベチャしている…」

勇者「口答えは許さん」

魔法使い「私はいいかな……」

勇者「残さず食え。残したらどうなるか分かるよな?」

北の勇者「」シュウウ…

西の勇者「鬼畜すぎて笑えんわ」

〜浴場〜

大戦士「ソーリー。悪いが男女で別れてないんだ。交代で入ってくれ」

魔法使い「最低」

戦士「解せん」

剣士「もう嫌です」

南の勇者「…………大戦士よ、感謝する」

〜寝室〜

賢者「死人でも睡眠取らないと疲れは取れません。よく寝て下さい」

武道神「エロ本買うなよ。先生見抜くからな」

北の勇者「」チーン

西の勇者「落書きしたろww」
0145名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/06(月) 00:13:09.01ID:rkR1//Ig0
娯楽は浴場での会話と寝る前の会話のみ!!!!まさに地獄のスパルタ修行はずっと続いた!

〜〜〜

武道神「遅い!」バアアアン!

剣士「げふっ」ドサッ

戦士「がはっ!」ドサッ

マスタードラゴン「目障り」ピンッ

北の勇者「ごふううう!!!!」ドゴーン

西の勇者「デコピン強すぎる……wwww」

大戦士「傷一つついとらんぞ!」

僧侶「うえーー………」フラフラ

南の勇者「拳の骨が折れた……!!」

賢者「2±(-7)と計算結果が出た時は、x=-5,9と回答しましょう」

魔法使い「それ戦闘に関係ある?」

勇者「食事だ」

一同「…………」

武道神「さあ寝ろ寝ろ!む、北の勇者、ちょっとベッドの下を見せてみろ………」

北の勇者「うっ!それはッ!」

武道神「これは巨乳の写真集!没収する!」

西の勇者「テラカワイソスwwwwwwww」

大戦士「貧乳もいいよ」

北の勇者「黙れ!」

〜〜〜

永遠と思われる程に修行は続いた!
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2020/01/06(月) 00:31:51.86ID:rkR1//Ig0
勇者「なぜ魔王を倒そうと思ってるのだ、聞かせろ」

戦士「東の勇者をあんな目に遇わせた復讐だな」

魔法使い「それに東の勇者への恩返し」

僧侶「二人に同じく。幼い頃から東の勇者様には何度も救って頂きましたので」

北の勇者「モテたい」

剣士「妹が安心して暮らせる世を守るためです」

西の勇者「魔王のせいで派遣依頼が正規のモンに増えてよ、客足パッタリだ。それに魔王を潰しゃあウチの名も上がる、どこの組の奴等も俺らの足舐めさせられるしなァ!」

南の勇者「巨乳のお姉さんに童貞を……果てしない強さを求めている故だ」

勇者「成程、お前達の思いは伝わった。勇者共は全員残れ」

〜〜〜

勇者「北の勇者、西の勇者。俺もお前と同じ目的で旅に出た。父が商人でな。名を上げたかったのと、ついでに俺もモテたかった。」

北の勇者「分かりり合えると思ってた」

勇者「して南の勇者、お前の本音は?」

南の勇者「強さ」

勇者「怒らないから言ってごらん」

南の勇者「巨乳のお姉さんに筆下ろしを頼みたい。魔王が世界を征服して、仮に性風俗店がなくなれば俺は終身童貞だからな」

勇者「ここまで不純な動機は初めて見たぞ。まぁいい、ちなみに女は胸で決めるな……男の価値は顔と収入と身長と賢さとち●ぽだが、女の価値は……」

南の勇者「胸じゃないのか」

勇者「ま●こだ」

北の勇者「前言撤回、俺は貴様を絶対に許さん。女の価値は心だ」

南の勇者「いいや胸だ」

勇者「黙れ女の『お』の字も知らん童貞共め」

それぞれの思いを胸に!
修行は続く……!
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2020/01/06(月) 00:46:20.14ID:rkR1//Ig0
修行開始から下界時間で3年が経とうとしていた……

[実践]

北の勇者「1000連ジゴデイン!!からのアルテマソードッ!!!」

マスタードラゴン「なにッ!!?馬鹿な!人間風情がこのマスタードラゴンをッ……!!!!」ドガシャアアアン!!

マスタードラゴンを倒した!

竜神王「練獄の火炎を受けよ!!!」

竜神王の練獄火炎!!

北の勇者「大ぎゃくふう」ブオオオオム!!!

練獄火炎は威力を増して竜神王にはね返った!

竜神王「我の息を押し返すとは……!!!」ゴオオオ…ッ

ズドドオオオオオオン!!!!

竜神王を倒した!

北の勇者「やった…やったぞ!勇者!何秒だ!」

勇者「下界時間で19秒……見事だ」

[組み手]

武道神「爆裂拳!!」バアアアン!!

南の勇者「見切った!!」バッ!

バアアアアアン!!!

武道神「………ワシの爆裂拳を全てかわし尚且つワシに数千発当てるとは……さすが南の勇者だ……成長したな……」ガフッ

ドサッ

南の勇者「師匠!」

[勉強]

賢者「メラマータ!」ブオッ!

魔法使い「ヒャダイン!」ジャキィン

僧侶「5000連バギクロス!」フウッ

ドオオオオオオオオオオオオオ………
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2020/01/06(月) 01:00:48.67ID:rkR1//Ig0
賢者「マホカンタ!」

僧侶のバギクロスはマホカンタを貫通した!

賢者「しまった!!!!」

バギクロスは全てを粉砕する大嵐となり、周辺の物体を粉々に消し飛ばす!

賢者を倒した!

剣士「『応援』……マホカンタを無効にさせる特技ですよ。しかしいつから魔法の戦いになったのでしょうか……」

[訓練]

西の勇者「ほいよっと!!!」ザン!!

戦士「うぉらあああ!!!」ドンッ!!

大戦士「うっ!?ぐはあああッ!!!」ドシャアッ!

大戦士を倒した!

戦士「ついにやったぜ!」

西の勇者「ざ・まーみろ!www」ゲラゲラ

〜〜〜

勇者達はついにそれぞれに課せられた修行を制覇したのであった!しかし!

〜〜〜

勇者「全員合格だ。よくやった!見事だぞ。そこで今日の食事は超豪華だ……」

一同「や…やったあああああ!!!」

平成時代のまぁまぁ良い感じの給食があらわれた!

僧侶「シツシツのアチュー!」シクシク

魔法使い「ぱっとりしたシンにちょまいアョコ!」ポロポロ

戦士「タリームくっぷりのケーキ!」モグモグ

北の勇者「上手すぎて語彙力死ぬ!」ガツガツ

剣士「いくらなんでも死にすぎですよ」シクシク バクモグ

西の勇者「旨い……旨い……!」ポロポロモグモグ

南の勇者「生きている頃の俺なら不味いと残す様な程度の飯がこうも旨く感じるとは……!」バクモグガツガツ
0151名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/06(月) 01:15:31.59ID:rkR1//Ig0
しかし勇者達は強さと引き換えに舌が貧乏になっていたのだった!!

大戦士「これでお前達の修行は終わりや!レベル1000達成おめでとう!」

賢者「南の勇者様は授業中に合計3287回も寝て注意されましたね」

武道神「あ、これ今まで北の勇者のベッドの下に隠されてあった本ね」ドサッ

南の勇者「『イケナイ!アウロリ写真集』…『まさに世紀の合法ロリ!○○写真集』…『貧乳の世界』……おい北の勇者……?」

北の勇者「俺は貧乳に目覚めたのだ」

さらに北の勇者の性癖はねじ曲げられていたのだった!

西の勇者「大戦士……なんてモン吹き込んでんのさ……」ハハ

剣士「あれ……笑わなくなった…?」

しかも西の勇者の笑いの沸点が上がったのだった!

賢者「みなさん大変成長して……とても嬉しいです」

戦士「はたしてこの変化は嬉しいものなのだろうか……」

僧侶「貧乳って素晴らしいと大戦士様に何度も教わりました……はは…私はなんて価値のない女……」

なんとさらに、僧侶のアイデンティティが崩壊していたのだった!

勇者「そうだな、女の価値は胸だ!」

北の勇者「いかにもその通り!」

南の勇者「えっ」

さらにさらに先代勇者と北の勇者の女へ対する価値感も変わっていたのだった!

魔法使い「変わり過ぎて怖いわ」
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2020/01/06(月) 01:32:57.05ID:rkR1//Ig0
???『勇者達よ』ブワワワン

勇者「む、この声はアベル様!」

アベル『今、魔王は着々と世界を滅ぼす準備を続けている……どうやら魔王は世界を一からやり直すつもりの様だ』

戦士「なにっ!?」

アベル「我は魔王を倒すことは出来ない。我が世界の管理を僅か一時でもしなくなれば世界は崩壊してゆく……我が儘な要求だが…頼んだぞ若き勇者達よ』

ルビス『私も同じ事思ってた』ブワワワン

僧侶「私の信じた神は断じてこの様な神ではない……」ショック

勇者「神から激励の言葉を頂くとはな……まぁアベル様が勇者を決めるのだ。そう珍しくもないのかも知れんな」

大戦士「さてお前達、過去に戻れるのは僅か2日程度。過去に遡り東の勇者を救って、現在に戻り下界に行く……これでいいんだな?」

魔法使い「東の勇者を救えるなら何でもいいわ」

西の勇者「私達は暇だね」

南の勇者「(風俗嬢よ……待っていろ!)」

武道神「南の勇者……お前には僅かでも女について教えてやれば良かったな…」

賢者「では東の勇者が拐われる……東の勇者一行が出発した日まで遡ります。準備は宜しいですか?」

北の勇者「おう!!!」

僧侶「はい!」

剣士「なんで関係のない北の勇者様の方が返事が大きいのですか…」

賢者「では……いってらっしゃいませ」カッ!

一同「!!?」

時のオーブは眩く光輝き、勇者達を過去へと遡らせた!

シュウウウ……

勇者「……くれぐれも『ミスった東の勇者連れてかれちゃった☆』とか言って帰って来るなよ……」
0153名も無き被検体774号+ (アウアウクー MMb1-IPPq)
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2020/01/06(月) 07:59:42.27ID:flTm2aO4M
0155名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/06(月) 23:28:03.32ID:rkR1//Ig0
東の国王「4人目の勇者よ、他の勇者達と協力し、魔王を倒すのだ。期待しておるぞ」

大臣「これは資金の10000Gだ」ジャリィーン!

東の勇者「うおおおお!!」

戦士「」

僧侶「」

魔法使い「」
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2020/01/06(月) 23:40:18.52ID:rkR1//Ig0
〜城下町〜

戦士「戻ったな……」

魔法使い「本当に戻れるなんてね。東の勇者が生きてるわ」シクシク

僧侶「東の勇者様の前で変な言動は慎みましょう……ん?戦士さんの斧…昔の斧じゃないですね…」

戦士「あれ?今のだ」

魔法使い「私の杖も賢者の杖だわ。しかも戦士、あんた背も伸びたわね」

僧侶「私達全員……強さそのままに過去に戻ったんですね…」

東の勇者「何話してるの?なにかな、内緒話?」

戦士「あ、いや、ちょっと斧を変えてな、魔法使いもだ」

東の勇者「ふーん……ん?ん!?戦士、背が伸びてない…!?」

戦士「気のせいだろ、緊張してんだな(緊張してんのはこっちだよ)」

僧侶「さぁ東の勇者様!買い物しましょう!」スタスタ

東の勇者「う…うん……」スタスタ

魔法使い「私達、戦闘になったら……私のメラで森は荒れ地になって、戦士が斧を振れば遠くの山が真っ二つ、僧侶はホイミで周囲の生命体は体力全快よ」

戦士「まずい……非常にまずい」
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2020/01/06(月) 23:51:30.37ID:rkR1//Ig0
ズッキーニャがあらわれた!

東の勇者「また魔物だ!ちょっと三人とも戦ってよ!!」

魔法使い「いやーちょっと魔法は失敗しそうで…」

僧侶「あー、その、怖いッス」

戦士「新しい斧重いなー、大きさ間違えたや」ハハハ

東の勇者「…………なんか変だなァ」

〜五時間後〜

東の勇者「あ!村が見えてきたよ!キンサスの村じゃない!?」ワックワク

魔法使い「………あれは魔物の罠ね、地図を見れば分かるわ」

東の勇者「あ、本当だ」

僧侶「魔物がたくさんいると思うので消し飛ばしちゃいましょう!」

東の勇者「おっ、魔法使いの出番だね」

魔法使い「イオ」カッ

ドッッカアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!

グゴゴゴゴオオオォ………

ガラガラ…パラパラ…

東の勇者「」

魔法使い「わあ!新しい杖、凄く性能がいいのねー!」アセアセ

戦士「(バカ!もっと上手くやれよ!)」

死神の騎士「おい何だよ今の、結構やるじゃねぇか。だが今の魔法はかなりのもの……もうMPは切れてるだろ!」ダッ!

死神の騎士があらわれた!

東の勇者「なっ!なんて強そうな魔物……!!あれ?僧侶!?下がって!危ないよ!」

僧侶「(怒りの)バギマータァ!!!」ビュウオオオオオオオン

死神の騎士「うッ!?があッ!!?どあああああああああああッ!!!!?」バキバキバキバキバキ

ドゴーン!

死神の騎士を倒した!

東の勇者「」
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2020/01/07(火) 00:01:07.31ID:7y4UFqId0
魔法使い「(目標は達成したけど……あの世に戻ったら戦士の背は縮んで、私の杖と戦士の斧が元に戻るわけでしょ?)」ボソボソ

僧侶「(しかも今日の記憶はほとんど無し)」ボソボソ

戦士「(かなり心配だが……仕方ない、後は昔の私達に任せよう)」ボソボソ

東の勇者「……三人とも……やっぱりおかしい……」

戦士「(勇者が怪しんでるな、急いで戻ろう……確かこの石に魔力を込めればいいんだろ?)」ボソボソ

僧侶「(え?なんですかそれ)」ボソボソ

魔法使い「(あなた寝てて聞いてなかったのよ。さ、戻るわよ)」カッ!

シュウウ…

戦士(昔)「ん?あれ…どこだここ…」

僧侶(昔)「えっ……いつの間にこんな所へ……」

魔法使い(昔)「あれぇ…?確か王城に行って……」

東の勇者「わけがわからないよ」


東の勇者を救った!
0159名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/07(火) 00:13:26.70ID:7y4UFqId0
〜あの世〜

戦士「ただいまー、どうだ、今の東の勇者は」

勇者「あー、それなんだが、北の勇者に会いに行く途中の船で別の魔物に誘拐されてな」

僧侶「NO〜〜〜〜〜〜!!!!!」

魔法使い「しつっこいわね!!」

賢者「まだ時間はあります、過去に送りましょうか」

戦士「当たり前だろ!」

僧侶「そういえば他の皆はまだ帰って来てないんですね」

〜一方その頃北の王国〜

ホワイトランサー「ぐへへ…」

女性「だっ……だれか助けて…」

野次馬「かわいそうに」「お前助けに行けよ…」「兵士は何してるんだ」

北の勇者「待て、貴様の様な下郎が触れていい相手じゃないぜ」

ホワイトランサー「なんだと?む!貴様は勇者か!倒せば褒美がもらえると聞いたぞ……ようし、くらえ!」ダダッ!

ホワイトランサーの攻撃!

女性「きゃー!勇者様ー!」

北の勇者「フッ、無駄だぜ」

ホワイトランサー「!?」

北の勇者「お前は既に心臓を破壊されている……」

ホワイトランサー「!!?………」ドシャア

ホワイトランサーを倒した!

北の勇者「大丈夫かい?美しいお嬢さん」スッ

女性「勇者様……///」メスガオ

野次馬「かっけー…」「さすが勇者様だ…」「勇者様抱いて!」

北の勇者「(ヌホホwwww最高すぎワロタwwww強いは正義だぜwwww)」

北の勇者は性格が変わっていた
0160名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/07(火) 00:33:13.19ID:7y4UFqId0
〜一方その頃西の城下町〜

西の王(昔)「分かった…5000000G出そう……」

西の勇者「それでいい」ニヤリ

剣士「これで美味しい物がいっぱい食べられますね…」ウヒヒ

城下町の食べ物屋は潤いに潤った!

〜一方その頃南の王国〜

南の勇者「近辺の魔物共を一掃してくる」

南の王(昔)「うむ、頼むぞ」

〜〜〜

ドカァン!ボコォン!ギャアアア!ズドーン!ガゴォン!ズオッ!ウワアアア!バアアアン!

町人A「山から何かが砕ける音と魔物の悲鳴が……」

町人B「南の勇者様……頼もしいお方だ…」

〜30分後〜

南の勇者「魔物共を全滅させて来た」スタスタ

南の王(昔)「まことか!?」

兵士「王様!確認しに向かったところ、辺りは魔物の死体とクレーターの様な痕が!どうやら本当に魔物は全滅したようです!」

南の勇者「フン、ろくな修行にもならなかったわ」スタスタ

野次馬「かっこいい…」「本物の男だ…」「勇者様!サイン下さい!」 「握手して下さい!」

女の子「あの…勇者様…握手……」

おっさん「勇者様!サイン下さい!」ドンッ

女の子「うっ!」ドサッ

女の子「……あれ?転んでない…」

南の勇者「大丈夫か」ダッコ

女の子「あっ…ゆ…勇者様……!?え……えっと……あ……握手……その……す…好きです……/////」テレテレ

南の勇者「じゃあ君が綺麗な巨乳のお姉さんにでもなったら嫁に貰ってもいいぞ」イケメンスマイル

女の子「は……はひぃ……///」カオマッカ

女達「きゃー!」「私巨乳です!」「嫁に貰って下さいー!」

ワー!キャー!ワー!キャー!

南の勇者「(……これでこの町のほとんどの女に童貞を捧げられるな…)」スタスタ

南の勇者は相変わらずだ!
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2020/01/07(火) 00:53:43.33ID:7y4UFqId0
〜過去・船上〜

オセアーノンがあらわれた!

戦士「大火炎斬り!!!!!」ドンッ!!!

オセアーノンを倒した!

僧侶「これでまた誘拐されずに済みましたね!」

東の勇者「また変わった…」

〜あの世〜

魔法使い「どうだった?」

大戦士「列車騒ぎで誘拐されてる」

戦士「昔のアタシの無能!!!」

〜過去・砂漠のど真ん中〜

モルドラジークがあらわれた!

戦士「なんだコイツ……」

剣士(昔)「見たことない魔物ですね……あれ?なんか変わりました…?」

魔法使い「変わってない!変わってない!はいメラ!」ボッ

ドッゴオオオオオオオオオム!!!!!!!

ジュアアアアアアア……

北の勇者(昔)「あれ、今俺、完全に魔法使いに劣ってるよね?いつの間にそんな差がついたんだろう……」グスッエグ シクシク

〜あの世〜

僧侶「北の勇者様に悪い事しちゃいましたけど……これで東の勇者様は死んでませんよね!」

武道神「おい、なんかジェノダークとの戦いで北の勇者と東の勇者死んでるぞ」

魔法使い「なんでよ……どこまで東の勇者は死神に縁があるの……」

戦士「しかも東の勇者が増えたから全員のレベルが低いのに戦力が変わりないのか」

賢者「南の勇者様のレベルは82。北の勇者様のレベルが84と確かに低いですね。世界のバランスを取るために仲間になる以前の歴史からレベルが低いようですが……」

戦士「しかしこれは二人が帰って来ないことには解決出来んなぁ」

魔法使い「二人とも今頃風俗狂いでしょ」

大戦士「北の勇者は国を護って国の護り神として崇められてて、南の勇者は近辺の魔物を全滅させて国中の老若男女から愛されてモテモテになってるぞ」

戦士「意外だ……地面から熱い雪がブオーンと一緒に出てくるんじゃないか」

勇者「そんなカオスがあってたまるか」

僧侶「いや、戦士の言うことが現実になる可能性もあるぐらい意外ですよ、これ」
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2020/01/07(火) 01:14:03.37ID:7y4UFqId0
〜過去の時間で15時間が経った〜

西の勇者「ただいまー!あーもう食べらんないよ!最っ高だった!」ウマー

剣士「幸せでした……ここの下利便にも劣る下劣で不味な微生物の餌の様な食事はもう食べられないですよ…」

勇者「鉄拳制裁って知ってるか剣士」

〜過去の時間で丸一日経った〜

武道神「お、二人が帰ってきたぞ」

北の勇者「北の王国の姫様三姉妹としっぽり種付け3PS●Xして来たよ。もう完全に魂が消滅してもいいや。三人とも処女でね。いやぁ〜ういういしかった!」

南の勇者「国中の女を抱いたぞ。まさか俺が熟女に目覚めるとはな……最高に気持ちが良かった……。ここが天国?違う!あの大ハーレム会場こそが天国だ」

戦士「おい武道神、お前何見てたんだ?」

武道神「おかしいな……ちょっと待て。巻き戻して…と。おっ、あっ、ああっ、」

武道神「アッ……………………。」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ

戦士「………」ズパーン!

武道神は生き絶えた!

大戦士「むぅ、出たな!森羅万象斬………!」

僧侶「ちょっと待って下さい。二人ともあと何時間過去の世界に留まっていられるんですか?」

賢者「あっ………二人ともあと2分ですね……」

魔法使い「二人共何やってんの?この場で完全消滅したいの?」ブチギレ

北の勇者「ど……どうしたのさ……」

僧侶「かくかくしかじか」

二人「なんだってー!」

剣士「私達が過去に戻って作戦を変えるという方法もありますが……」

南の勇者「いや、せっかく光速の動きを身に付けたのだ。あの行け好かない奴で試してみようではないか」

北の勇者「そうしよう」

賢者「それでは……ジェノダークと初対峙した時に遡りますが宜しいでしょうか」

二人「YE〜S!!!」

二人は過去へ遡った!
0163名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/07(火) 01:28:03.04ID:7y4UFqId0
〜過去・魔物の町の公園〜

ジェノダーク「貴様らが…」

北の勇者「リザオラル」

ジェノダーク「む?我にリザオラルをかけて一体なんのつもりだ……」

南の勇者「先手必勝!爆裂拳!!」バアアアン!

ジェノダーク「はっ!!?ぐぉあああああああああ!!!!!!!」ドカカカカカカァン!!!

ドサッ

ジェノダークは生き返った!

ジェノダーク「くっ、なかなかやるな……だが……」ザッ

北の勇者「リザオラル」

南の勇者「爆裂拳ーー!!!」バアアアン!

ジェノダーク「まっ!またぐおわあああああああああ!!!!!」ドカカカカカァン!!!

ドシャア

ジェノダークは生き返った!

ジェノダーク「くっ…貴さ」ムクッ

北の勇者「リザオラル」

南の勇者「爆裂脚!!」バアアアン!

ジェノダーク「がはああああああああ!!!!」ドカカカカカカァン!!!

ズシャッ

ジェノダークは生き返った!

ジェノダーク「うぐ……」ヨロヨロ

北の勇者「リザオラル」

ジェノダーク「まっ!待ってくれ!!!!!」

南の勇者「爆裂脚!!」バアアアン!

ジェノダーク「あ…やめ…あああああああああがああああ!!!!!」ドカカカカカカカァン!!!

ガコォン!

北の勇者「wwwwwwwwwwww」

南の勇者「wwwwwwwwwwww」
0164名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/07(火) 01:46:45.78ID:7y4UFqId0
〜あの世〜

ルビス様特製下界が見れる巨大鏡「バクレツケン!ウギャアアア!イキカエッタ!ヤメテクレ…リザオラル バクレツケン!アアアア!wwwwww」

賢者「一分経過、あと半分です」

戦士「鬼や……」

〜過去・魔物の町の公園〜

ジェノダーク(昔以下略)「……タスケテ……コ……コロシテクレ……」ピクピク

東の勇者「あ……二人とも……そろそろ許してあげようよ………」ビクビク

北の勇者「リザオラル」

ジェノダーク「ひっ!!ヒギイイイイイイイイ!!!!」ビクビクビクゥッ!!

北の勇者「wwwwwwよっわwwwwwwww」

南の勇者「wwwwwwこれが最上級魔兵のトップの戦い方かwwwwwww片腹痛いわwwwww」

ジェノダーク「ヤメテ………ヤメテククダサイ………オネガイシマス………」

南の勇者「地面を舐めよ」

ジェノダーク「ウッ…アウウ……ペロペロペロペロペロ」ポロポロ

北の勇者「ダッセwwwwwwwwwwwwwww」

南の勇者「弱者めwwwwwww勝利の味というのもまたw虚しいものだなwwwwwwwww」

北の勇者「さてwwwwそろそろ止めを…wwwwww」

カッ!シュウウ……

北の勇者(昔)「あれ?」

南の勇者(昔)「俺は何を……」

東の勇者「」ガタガタガタガタブルブルブルブルブルガタガタガタガタブルブルブルブルブル

ジェノダーク「ペロペロペロペロペロ」

北の勇者「何してんだコイツ……命乞いか……?」

南の勇者「弱者を打つ拳は持ちあわせておらん。早々に逃げるのだな」

ジェノダーク「!!!!!!!タッ……タスカッタ……アリガトウゴザイマス!アリガトウゴザイマス!」

ジェノダークは逃げ出した!
0165名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/07(火) 02:05:37.60ID:7y4UFqId0
〜あの世〜

北の勇者「オラッ!くたばれカス野郎!!!」フッ

北の勇者のアルテマソード!

僧侶「えっ、うわあああああ!!!!」

ズッドドドドドドドドオオオオオオン!!!!!

北の勇者「あれ…?時間切れ?」

南の勇者「……の様だな」

僧侶「し……死ぬかと思った……!何してくれるんですか!!!!」

北の勇者「ごめんごめんw」

僧侶「(そんな態度取って大丈夫なんですか…?私見つけちゃったんですよ……あの世の天国街にはホモ専用風俗店があるの……)」ボソボソ

北の勇者「えっ、はは、僧侶ちゃん冗談もかわいいなぁ……」

僧侶「(ぶち込みますよ?)」ボソッ

北の勇者「」サーッ

剣士「どうでしょう、東の勇者様は…」

西の勇者「あれ?まって、もしあそこで生き残ったらそのあと魔王に殺されるんじゃない?」

勇者「南の勇者がいきなり魔王に喧嘩をふっかけて皆殺しにされて魔力を吸収されてるが……東の勇者だけは北の勇者の渾身のバシルーラで生き延びている様だな」

一同「なにいいいいい!!!!?」

戦士「あの……無能が!?」

南の勇者「なぜ俺が無能のような立場にいるのだ。解せん」

僧侶「北の勇者様大好きですよー!!!!!!!」ギュウ

北の勇者「手のひら返し怖すぎるんだけど……」

戦士「よし、急いで下界に戻って東の勇者迎えに行こう!今どこにいるんだ?」

大戦士「どうやら魔王の手があまりにも強く、南の王国を拠点に他の王国が避難して一つの王国の様になっているな。そこでリーダーを努めているようだ」

魔法使い「よし、いくわよみんな!賢者、頼むわね」

賢者「準備はよろしいですか?」

ニアはい
 いいえ

賢者「では、魔王を倒し、世界を救って下さい…!」

シュウウウ……

勇者達は下界に戻った!
0166名も無き被検体774号+ (アウアウクー MMb1-IPPq)
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2020/01/07(火) 11:33:05.30ID:e1jNrAUPM
はよ
0167名も無き被検体774号+ (ワッチョイWW 4505-OyZt)
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2020/01/07(火) 22:14:06.81ID:LtE7N3L40
既視感を覚える
俺が時をさかのぼったのか?
0168名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/07(火) 23:34:50.63ID:7y4UFqId0
>>167
えっ、もまえ時遡ったの?
0169名も無き被検体774号+ (ワッチョイ e16e-/aDy)
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2020/01/07(火) 23:49:50.74ID:7y4UFqId0
勇者達が全滅して3年…
人類は魔王の強大な魔力によって着々と滅亡を迎えている…
度重なる自然災害に、魔物の増加、襲撃、魔王の魔力による災害…
ついには太陽の光が魔王によって遮られ世界は一日中夜となり、地上は極寒の地と化していた…
そんな中、砂漠のオアシス周辺は巨大な砦となり、同時に世界中の難民が集まる王国へと発展していた

兵士E「勇者様!巨大な魔物が!!」

東の勇者「!待ってて、すぐ行く!」ダッ

ギガンテスA「ウオオオオオン!!!」ドカァン

兵士B「メラミ!」ボウアッ!

ギガンテスA「グウウウ…ガアアアア!」ゴオ!

ハゲの兵士「憤ッ!!!!」

ハゲの兵士の正拳突き!

ドゴォン!!

ギガンテスA「グェアアアアア!!」

ギガンテスB「ウオオオオオン!!」

……ギガデイン!

ドッガアアアアアアン!!

ギガンテスAを倒した!

ギガンテスB「ガアアア……ア?」フワッ

東の勇者の剣の舞!!

ギガンテスB「グェア……」ドシーン!

ギガンテスBを倒した!

兵士F「勇者様!助かりました…!」

東の勇者「いーよ、それにコレは私が悪いんだ。ずっと魔王を倒せずにいる私が……」

ハゲの兵士「そんな事はありませんぞ、勇者殿!魔王にも何かしら弱点があるハズ!まだ倒せる好機は残っています!」

東の勇者「……ありがと」
0170名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/08(水) 00:02:25.61ID:yN45brpy0
ズシー…ン

ズシー…ン

町人達「なんだあれ」「デカイ…」「魔物…?」「こっちに来るぞ!」ドヨドヨ

兵士E「な……なんだ!?」

武道家B「師匠に聞いた事があるぞ……あの巨大な魔物……名は確か……
……『ブオーン』!」ザッ

ハゲの兵士「いきなり現れて俺の台詞取るなよ…」

東の勇者「ブオーンの他にも魔物が何十体かいるね……かなり強力な魔力を持ってる……」

兵士F「ついにしびれをきらしてヤベェ奴らを送りこんできやがったな…」

東の勇者「ブオーンは私が足止めするから皆は大砲とか魔法でブオーン!を倒して!その後私が他の魔物も倒すから!」ダダッ

兵士F「よし!聞いたかお前ら!大砲の用意だ!魔法使える奴も呼んでこい!」

<ウオオオオー!!

東の勇者「5連ジゴデイン!」ズカッ!

ブオーン「!!!」バギャアアアアアアアアアン!!

やみのドラゴン「シャアアア!」グワッ

やみのドラゴンは闇の炎を吐いた!

ライオネック「ムン!」デンデンデンデンデンデン

東の勇者は呪われた!

東の勇者「しまった!うあああっ!!!」ボオオオオオ…!!

アークデーモンはイオナズンを唱えた!

キラーマシン3のレーザー!

ドゴオオオオオオン!!!!

東の勇者「がふっ!」ドサッ

東の勇者はベホマを唱えた!

東の勇者「くそ……強い……!」
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2020/01/08(水) 00:14:23.47ID:yN45brpy0
ライオネック「ククッ、コイツをやりゃあ一生遊んで暮らせる金が貰えるんだぜ?」

アークデーモン「悪いが死んでくれや!」ブアッ

アークデーモンの攻撃!

東の勇者「テンション5倍ッ!!」ギャウッ

アークデーモン「消え」ザシュッ!

東の勇者の剣の舞!

ライオネック「なん」ザシュッ!

アークデーモンを倒した!
ライオネックを倒した!

東の勇者「20連ベギラゴン!!!」バウッ

魔物達「!!!?」

ズボアアアアアア………!!!!!

魔物の群れを倒した!

騎士長「お前達、待たせたな!一流の魔法使いだ!」

黒フード「…………」

兵士E「誰なんですか?」

騎士長「かつて勇者様一行で戦っていた魔法使い様の母親だ!」

兵士E「なぜ黒いフードを……」

黒フード「おばさんになってもお洒落はかかせない物なのですよ坊や」

兵士E「え!?じゃあこの人はあの名高い魔法大学の長の………!?…………いやー、なんか大物の感じがすると思ったぜ……道理で!はっはっは!」

騎士長「嘘つけ!!嘘ついてるヒマあったら大砲で迎撃しろ!」

兵士E「は……ははっ!」

東の勇者「止まれブオーン!」

東の勇者はザバラーンを唱えた!

ブオーンはダメージを受けるどころか水で滑りもしなかった!

東の勇者「どうにか……どうにかしないと……!」
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2020/01/08(水) 00:31:11.24ID:yN45brpy0
ブオーン「…………ブゥオオオオオオオオオオオオオオ……………!!!!!!!!!!」

ブオーンはおたけびをあげた!

兵士達「うわっ!」「ひっ!」「なんだっ!?」ドサッ ステーン

兵士達は驚きすくみ上がった!

東の勇者「効くかコノ……!!」ダッシュ

東の勇者はブオーンの背中を登っていく!

黒いフード「ベタドロン」

ズシィイーーーーーン!!!

ブオーン「…………!!!!!」ビキビキ

東の勇者「ここが目か!食らえ!!」

東の勇者のギガスラッシュ!

ブオーン「グオオオオオオ!グウウグウウウウウ〜」

ブオーンは両目が完全に見えなくなった!

東の勇者「何も見えずおたついている今のうちだよ!」

騎士長「よーし!一斉射撃!」ウテー!

ドウンッ!ドンッ!ドドンッ!ドウンッ!ドンッ!………

ブオーンを倒した!

ハゲの兵士「敵とはいえ目を切り裂いて何も見えなくするのは可哀想な作戦を思ったが……なかなか良い作戦だったな!」

<キャアアアアー!

デビルスタチューは少女を人質にとった!

デビルスタチュー「勇者を差し出せ!そうすりゃコイツは助かるぜ!」

おっさん「たっ!助けて下さい勇者様ァ!!」ダダダダ

アローインプがあらわれた!

東の勇者「卑怯な手を……!」
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2020/01/08(水) 00:51:28.04ID:yN45brpy0
兵士E「ブオーンは囮でこっちが本命か……!やられた……!」

デビルスタチュー「勇者が降参するなら少女は解放するし、攻撃もやめるぜ」

おっさん「ヒッ!ヒイイイーーー!」

アローインプ「おいおっさん。どうやって死にたい?」

東の勇者「(隙を見てルーラであの魔物を倒して少女を助ければこっちの魔物は人質に下手に出だし出来なくなる……これで行くしかないかな…)」

???「おい貴様ら、何を手間取っている」グオオ…

兵士E「ど……ドラゴン……!デケェ……」ガクブル

東の勇者「………!!!なんて魔力……お前…何者だ!!」

バルボロス「俺か?俺の名はバルボロス。弱虫ジェノダークの後継ぎよ」

バルボロスがあらわれた!

東の勇者「(まずい!でもコイツとは勝てるかどうかの力量差………でも戦えば少女かおじさんのどっちかが死ぬ……!どうすれば……!!!)」

おっさん「やべでぐれーーー!!!勇者様!助けて!だずげでーー!!!」

少女「勇者様!私の事など構わず戦って下さい!!」

東の勇者「そっ……そんなわけには……!」

バルボロス「どうする?お前が死ねば皆が助かるのだぞ?」

東の勇者「どうせ私が死んだらここにいる全員を殺し尽くすよね……?」

バルボロス「フフ…どうかな…」

???「爆裂極神拳ーーーーー!!!!!!!」カッ!!!!

ドッドォォオーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!

バルボロス「!!?なッなんだこれは………ッ!!?なにが起こったんだああああ!!!?」オオオオ……

バルボロスを倒した!

デビルスタチュー「えっ」ザンッ!

アローインプ「どうした!?」ザンッ!

デビルスタチューを倒した!
アローインプを倒した!

一同「……!!!??」

南の勇者「大丈夫か」(少女をお姫様抱っこ)

少女「あ……ああ……あなたは…………南の勇者様…………!?///」カオマッカ

北の勇者「俺はおっさんを助ける趣味ないんで」

おっさん「うおい!!!!!って……あんたは………!!!」
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2020/01/08(水) 01:05:01.52ID:yN45brpy0
僧侶「全く、すぐ飛び出すんですから」スタスタ

剣士「しかしそれでこの町を救えたので結果オーライでしょう」スタスタ

魔法使い「でもさー……もっとカッコいい登場の仕方無かったの?」スタスタ

西の勇者「充分カッコいいと思うよ」スタスタ

戦士「おいそこに転がってるゴミ二匹と……あれ、あともう一匹のゴミがいないな」スタスタ

南の勇者「ああ、消し飛ばした」

戦士「なら処理に困んねぇな!おい、このゴミ片付けとけよ」

しーーーん

戦士「あれ…なんか変な事言ったか」

東の勇者「みっ……みんな………本物………!?」プルプル

僧侶「本物ですよ!」

東の勇者「うわああああああん!!」ガバァ

僧侶「うわ!鼻水垂らしてなんて情けない顔を!あ、ちょっと、服に鼻水つけないで下さいよォ!!」

東の勇者「生きてた………生きてたんだね………!!!!」ポロポロ

戦士「(おい、『実は死んでまーす!』なんて言ったらムードブチ壊しだよな…)」ボソボソ

剣士「(後で言いましょう…)」ボソボソ

町人達「本物……?」「生きてたのか……?」「これで魔王も倒せるぞ!」「感動的だ……」

ハゲの兵士「いやぁまさか生きていらしたとは!」

西の勇者「ハゲwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

魔法使い「それは笑うんだ。あなたハゲの人に失礼極まりないわよ」
0175名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/08(水) 01:29:20.06ID:yN45brpy0
学長「魔法使い……貴女………」ポロポロ

魔法使い「あ、お母さん、久しぶり………白髪増えたわね」

学長「この白髪は貴女のせいよ……親より先に死ぬなんて……でもこうやって生きてくれていて……こんなに嬉しい事はないわ………」ガバッ

魔法使い「お母さん……」


少女「…あの……私の事……覚えていますか……?」

南の勇者「巨乳のお姉さんになったら結婚しようと約束したな」

少女「お…覚えていてくださっていたんですね……!嬉しい……あの……!あと3年待ってくれませんか……?今少し膨らんできてて……」

南の勇者「いくらでも待とう」キリッ

少女「//////」カオマッカ

戦士「引くわ〜」

戦士の母「せ……戦士!!」ダッ

戦士「お、おふくろ!?グェッ!」ギュッ

戦士の母「あんた……生きていたんやね……!」ギュウウウ…バキバキボキゴキ

戦士「」ポクッ


神父「僧侶……!!」

僧侶「神父さん……!!」

神父「太った?」

僧侶「感動ほ第一声がそれですか……相変わらずですね……」ウレシイ ヨウナ ウレシクナイヨウナ…

ごろつきA「ボス!」シクシク
ごろつきB「生きていらしたんですねボス!」シクシク
ごろつきC「俺達元気です!」シクシク
カンダタ「絶対生きてると思って、ボスの座はずぅーっと残してあります!!」シクシク

西の勇者「オォ、おめーら、元気でなによりだぜ」


剣士「ふふ……………」

剣士「……………孤独って悲しいですね……」ボッチ
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2020/01/08(水) 01:33:02.76ID:yN45brpy0
規制激しすぎない……?
気のせい……?

1レスに全然書き込めへんわ
0178名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/08(水) 23:20:50.77ID:yN45brpy0
〜会議室〜

僧侶「〜というのが先代の勇者様から教えてもらった話です」

東の勇者「存在しない魔法……厄介だね」

僧侶「最後に一つ。東の勇者様を連れていくことはしたくないのですが、一緒に魔王城まで同行してもらいたいんです」

東の勇者「連れて行きたくないって……?」

北の勇者「死んだら嫌だからさ。君は俺達ほど強くないからね」

東の勇者「レベル99………まぁレベル1000には敵わないか……」ショボーン

僧侶「いいですか東の勇者様。勇者には神の魔力が少量ですが授けられています。万が一魔王が倒せなくても先代の勇者様の様に封印出来ればとりあえず結果オーライです。
しかし、魔王を封印するには神の魔力が必要となります。神に匹敵する力を人間の力で封印することは出来ませんからね」

魔法使い「神の魔力は増やせないの。勇者四人が等しく持ってるわ。もし三人がやられてもあなたが封印を成功させれば勝ちってわけ」

東の勇者「つまり私は保険なんだね」

魔法使い「そんな感じかな」

僧侶「中央大陸には以前よりも強固な障壁が張ってあり、ルーラでは行けませんから、海を凍らせながら徒歩で行くことになります。
南の勇者様は光速のスピードでずっと動き続けられますが、私達は光速で動けるのが一瞬どころか長い時間の光速の動きに体が耐えられませんのでゆっくり進むつもりです」

東の勇者「光速……?」

魔法使い「障壁は私が壊すわ。近くにさえ行ければちょちょいのちょいよ」

西の勇者「さっそく明日出発するの?」

剣士「そうなりますね。あまり下界には長居出来ませんので」

東の勇者「うーん………みんなが何言ってるのか分からない」

戦士「金剛天禮神……久々だけど走れんのか?」

東の勇者「余裕で走れるよ。体力つけたらしいよ」

戦士「あん?なんでそんな事が分かるんだ?」

東の勇者「フッフフフ……そう、これが私の新能力、『馬との会話』さ!」

魔法使い「戦闘には役立たないわね」

南の勇者「下らん能力だ。使えん」

北の勇者「動物全般ならいいんだけど馬専用かぁ………」

東の勇者「みんなそう言うと思ったよ」
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2020/01/08(水) 23:41:20.01ID:yN45brpy0
〜夜・女宿舎〜

戦士「トランプあるじゃん、ババ抜きしようぜ」

東の勇者「えー、久しぶりに人狼ゲームやろうよ」

戦士「人狼ゲーム!懐かしいなー!」

剣士「じゃあそれやりましょう!」

魔法使い「じゃあ役職決めましょ」

僧侶「ジョーカーは絶対人狼ですよね、Aは共犯にします?」

西の勇者「人狼ゲームってなに?」

東の勇者「えっとねぇ……」

ワタシウラナイシダカラ センシガジンロウ? ヨルニナリマシタ…

〜男宿舎〜

北の勇者「寂しいな……」

南の勇者「そうだな……女拐って朝までヤるか?」

北の勇者「いいなそれ」

少女「すいません、失礼します…」ガチャ

南の勇者「む?どうした」

少女「南の勇者様、少しお時間頂いても宜しいでしょうか…?」

南の勇者「別に構わんが…」チラッ

北の勇者「………いいよ、いけよ…………遠慮すんなって………」

南の勇者「恩に着る」スタスタ

バタン

北の勇者「…………。」

ミナミノユウシャサマ…キテクダサイ…/// アイワカッタ ウウッ イタイカ? ヘイキデス…/// ムリハスルナ ハイ…///

北の勇者「(おっぱじめやがった)」

パチュパチュ ンッ/// キモチイイゾハ…ハヒィ…/// パンパン ンンッ///

北の勇者「(うるせぇ〜……姫とシてくるかァ……)」スタスタ

男二人はかつての純粋な興味心を喪ってしまった。女を知るとはそういう事なのだ
彼等から女への興味心は消え失せ、性欲だけが残っているのだった……悲しきかな……
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2020/01/09(木) 00:08:41.94ID:NydP/RyF0
〜翌朝〜

戦士「いやー、朝のはずなのに真っ暗!調子狂うな」

金剛天禮神「ヒヒーン!」

魔法使い「コンちゃん久しぶりー!可愛いわねー」ナデナデ

金剛天禮神「ヒヒン、ヒヒヒーン」

魔法使い「あ、東の勇者、コンちゃん何て言ってるの?」

東の勇者「『勝手な理想押し付けてんじゃねーよクソアマ』だって」

魔法使い「一気に嫌いになった」

北の勇者「ふー、姫ま●こ最高だったぜ」スタスタ

金剛天禮神「ヒヒーン!ヒヒンヒヒーン!」バタバタ

北の勇者「お?なんだなんだ?可愛い奴め」ヨシヨシ

東の勇者「『尻が引き締まってて非常に良い!子供孕ませてやりたいぜ』か……そういえばコンちゃんガチホモだったね」

北の勇者「オエ……早く出発しよう……気分が悪い……ん?なんだアイツら……」ウエエエ

南の勇者「許せ、急がねばならんのだ」スタスタ

少女「それでも……あと少しぐらいここにいたって良いじゃないですか……!嫌です……貴方がいなくなるなんて……耐えられません……」シクシク

南の勇者「世界中の人間が俺の救いを待っているのだ。必ず帰る。約束だ」

少女「うう……はい………魔王なんて早くやっつけて……帰って来て下さいね……」シクシク

西の勇者「南の勇者、もしかして話しちゃった?」

南の勇者「ああ、彼女に嘘をつくのは彼女の想いに対して無礼だと思ってな」

西の勇者「いつからそんな性格になったのさwwwwwwwwwwwwwwww」

北の勇者「出発するぞ、早く馬車に乗り込め」

西の勇者「うーいwwwww」

南の勇者「言ってくる」ノシ

少女「必ず帰って来て下さい……!」ノシ
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2020/01/09(木) 00:29:10.29ID:NydP/RyF0
兵士E「も…もう行ってしまわれるので!?皆、寝ており見送りが出来ませんが……」

剣士「見送りなんて必要ないですよ。パッと行ってすぐ帰ってきますから」

東の勇者「コンちゃん出発!」

金剛天禮神「ヒヒーン!」パカラッパカラッ

西の勇者「じゃあねー、ハゲの兵士によろしく!」

パカラッパカラッ…

兵士E「行ってしまわれた……」

〜〜〜

東の勇者「道中は魔物が凄い量いるから気を付けてね」

戦士「ん?おいなんだありゃ。さっそく凄い量だぞ」

北の勇者「凄い数の魔物だね。これからあの町を襲撃するんだろう」

東の勇者「あの町、私がいなくて大丈夫かなぁ……」

魔法使い「大丈夫でしょ、ホイイオグランデ」

魔法使いはイオグランデを唱えた!

〜南の王国〜

町人達「勇者様行ってしまわれた…」「見送りしたかったな」「勇者様がいなくて大丈夫だろうか…」

ドゴオオオオオオオン……

兵士B「なんだ!?爆発か!かなりデカイぞ!」

町人D「あれ、勇者一行の進行方向からじゃないか!?」

町人Q「とんでもねぇな勇者って」

〜〜〜

ゴゴゴゴオオオオ……

東の勇者「( ° Д ° )」

魔法使い「まぁまぁの威力ね」

僧侶「そういえばコンちゃんの素早さをMPギリギリまで上げたらどうなるんでしょうか」

南の勇者「コンの蹄は擦りきれて足は千切れ、頭は空気抵抗に勝てずにはね飛び、空気との摩擦で胴体は溶けるだろうな」

僧侶「何事もやり過ぎはよくないですね」
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2020/01/09(木) 00:40:54.41ID:NydP/RyF0
僧侶「取り合えずコンちゃんにはアタカンタとマホカンタ、ピオリムとバイキルトを3回かけときました」

剣士「もはや脅威そのものですね」

〜夜〜

戦士「これ太陽ねェから時間が分かりにくいな。いちいち時計みないといけないってのがなァ」

剣士「あと魔法使いさんがメラで周囲を暖めてくれていますが、それがなければ極寒ですよ」

魔法使い「薬草のシチューできた」

北の勇者「苦い」

〜翌日〜

東の勇者「コンちゃん速いね、もう見えてきたよ」

西の勇者「双眼鏡で見たところ、魔物の住処になってるね」

魔法使い「はいイオグランデ」

魔物達「ウワアアアアアアア」

〜〜〜

魔法使い「こっからはヒャドで海を凍らせていくわ。メラじゃすぐには溶けないから大丈夫そうね」

北の勇者「途中に小さな島がいくつかあるから、そこで野宿って事になるかな」


旅は順調に進んだ!
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2020/01/09(木) 00:52:32.36ID:NydP/RyF0
〜翌日〜

オセアーノンがあわられた!

僧侶「今日の夜食はたこ焼きですね」

東の勇者「でもこのタコ硬そうだよ」

〜夜〜

僧侶「タレは町で買ってきました。何にでも合う万能タレです」

北の勇者「熱い」ゲフォ

西の勇者「これタコの目ん玉だ」コリコリ

剣士「そんなに硬くないですね、美味です」

〜翌日〜

大王イカがあらわれた!

僧侶「今日はイカのお刺身に挑戦してみますね」

南の勇者「お刺身……?聞いたことのない料理だな。串焼きか何かか」

〜夜〜

僧侶「タレにつけて食べて下さい。毒はありませんでした」

南の勇者「生…?食えるのか…?」

東の勇者「噛みきれない」グニグニ

魔法使い「残りはは炙りイカね」

西の勇者「香辛料で味付けすれば酒の肴になる味だねこれ」

〜翌日〜

スカイドラゴンがあらわれた!

僧侶「ドラゴン肉のステーキとかどうでしょう」

北の勇者「ドラゴンの肉って旨いのかな」

〜夜〜

僧侶「塩は海水を加熱して作りました。石焼きにしましたがどうでしょうか」

南の勇者「程好い噛みごたえだ」

剣士「肉汁がすごい量ですね。普通に美味しいですよ」

旅は美食の旅へと変わっていた!
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2020/01/09(木) 01:05:28.35ID:NydP/RyF0
〜翌日〜

北の勇者「中央大陸に到着したね。美味しい海の幸と出会えた旅だった」

東の勇者「ここに魔物はいるのかな……お、これが障壁だね」

魔法使い「100連メドローア」

グワオオオオッ!!!

バリイイイイイイイイン!!!!

西の勇者「障壁も呆気ないもんだ」

戦士「上陸!どうやら魔物は………いるな、何十匹か」

ブタあくまの群れがあらわれた!

僧侶「ブタあくまの丸焼き……」

東の勇者「えっ」

〜〜〜

魔物の群れを倒した!

戦士「丸焼きの準備出来てるぞ」

西の勇者「頭を斬り落としといたけど……頭だけだとキモいね」

剣士「全てのブタあくまの首を斬り落として並べてみました」ズラッ

魔法使い「グロ……なんの部族よそれ」

東の勇者「なんかこれから魔王を倒す雰囲気が感じられない…」

僧侶「能天気なのがこのパーティーの良いところですからね」

〜〜〜

戦士「ブタあくまの丸焼き出来たぞ」

北の勇者「食べたい部位を斬り落として……といただきます」パクッ

北の勇者「ブタより柔らかいね。味は鶏肉が近いかな」

東の勇者「あー美味しいねこれ」

西の勇者「酒ないかな」



もう打倒魔王の旅ではなくなってきている!
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2020/01/09(木) 01:23:46.16ID:NydP/RyF0
〜夜〜

北の勇者「今回は縦断せずに火山帯を通っていくよ。いちいち魔物の町を突っ切るのは面倒だからね」

戦士「魔物の町はデカくなってるけど構造は変わってなかった。魔王の城のあるゴッドマウンテンへ行く為の橋は一本しかないから、裏から行けば魔物の町を無視して行けるぜ」

魔法使い「温度が高いからメラの必要はないかな。頑張れよコンちゃん」

金剛天禮神「ヒヒン」モチャクチャ(ブタあくまの丸焼きを食べる音)

〜翌日〜

りゅうき兵の群れがあらわれた!

ギガントドラゴンがあらわれた!

魔法使い「ギガントドラゴンは美味しそうね」

北の勇者「りゅうき兵は食えないでしょ」

〜昼〜

僧侶「ギガントドラゴンのステーキです」

一同「硬い!!!!!!」

〜夜〜

練獄魔鳥の群れがあらわれた!

南の勇者「火山帯から来たのか」

僧侶「チキンサラダにしましょう」

〜〜〜

魔法使い「野菜は薬草だから苦いわよ、タレで誤魔化すといいわ」

南の勇者「この肉……辛いな」

西の勇者「本当だ辛い。香辛料かけた?」

僧侶「いえ、茹でてそのままです。練獄魔鳥の肉は辛いんですね」

〜翌日〜

ベホマズンスライムの群れがあらわれた!

ピサロナイトの群れがあらわれた!

剣士「ベホマズンスライム……食べれますかね?」

〜夜〜

僧侶「ベホマズンスライムは表面がゼラチン質のもので出来ていて、中身は液体でしたよ。
そこでベホマズンスライムのスープを作ってみました。ギガントドラゴンの肉は柔らかく煮込んでありますので食べれるかと」

魔法使い「普通に美味しいわね。ちょっと甘いのね」

戦士「砂糖水の様な甘さだな。ギガントドラゴンの肉に合ってる」モグモグ
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2020/01/09(木) 01:37:24.13ID:NydP/RyF0
〜翌日〜

北の勇者「火山が側に見えてきたね。明日には着くかな」

僧侶「ピオリムは5回ぐらいかけときましょうか」

西の勇者「あれ、剣士何やってるの」

剣士「蹄は綺麗にしないと腐ってしまうので洗ってます」ゴシゴシ

南の勇者「馬の肉もいいかもな」

金剛天禮神「ヒヒャーン!!」ガルル…

東の勇者「『お前の肉で人肉のソテーを作ってやろうか』だって」

南の勇者「よかろう。返り討ちにしてくれるわ」

戦士「喧嘩すんなよ」

〜翌日・夜〜

魔法使い「うわ、ここらへん湖が多いな」

北の勇者「今日はここらで休憩かな。ん?この湖…温泉だ」

西の勇者「やった!入ろう入ろう!」

南の勇者「言っておくが俺はもう女の裸程度、興味ないぞ。安心しろ」

僧侶「女の味を知ってから変わりましたよね」

北の勇者「じゃあ先に入っておいで、見張りと夕食の準備しとくから」

僧侶「今日の夜食はにじくじゃくのソテーとマインドフレアのサラダですよ」

東の勇者「美味しそうだね、魔物料理。魔物って新しい家畜になれるんじゃない?」

西の勇者「ブタあくまは間違いなくなれるね」
0188名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/09(木) 01:54:53.07ID:NydP/RyF0
〜南の王国〜

兵士B「」ドサッ

魔王の使い「貴様ら……弱い……弱すぎるわァ!!!」

兵士J「ベギラゴン!」

魔王の使い「きかん!」ブァッ

魔王の使いはベギラゴンをかき消した!

鉄鋼魔人の群れがあらわれた!

兵士E「くそ……!」

ハゲの兵士「一体が強いうえ数が多いな……!」

騎士長「どういう事だ魔物よ!貴様らの狙いは勇者様ではなかったのか!?」

魔王の使い「勇者ァ?はんッ、アイツらはどうせ魔王城に辿り着けずに全滅さ。残るのは目障りな人間だけだって事よ」

騎士長「成程……そういう事か下郎共め……町人に出だしはさせん!俺が引導を渡してやる!」

〜〜〜

魔王の使いを倒した!

騎士長「雑魚め!後は兵士達だけで行ける量しかいないな……ぐはァッ!!?」ドサッ

シールドオーガ「お前も雑魚だよォ、潰れちまえ!」グオッ!

騎士長「く……くそーーっ!!」

学長「メラガイアー!」

ドオオンッ!!

シールドオーガ「な……まだいたのか……」ドサッ

シールドオーガを倒した!

学長「大丈夫ですか?」

騎士長「ええ、助かりました」ムクッ

騎士長「!!危ない!!」

ドゴンッ!

リザードファッツ「ほう…よく避けたな」

リザードファッツがあらわれた!
0189名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/09(木) 02:08:53.13ID:NydP/RyF0
学長「マヒャデドス!!」

リザードファッツ「オウ?聞くかその程度の凍気!この世から消えてなくなれい!!!」ブンッ!

リザードファッツの攻撃!

騎士長「くっ!学長さん!」バッ

騎士長の攻撃!

リザードファッツ「弱いわッ!!」ブンッ!

騎士長「ぐわァ!!!」ドサッ

学長「騎士長!」

リザードファッツ「終わりだ!」

???「爆裂拳!!!」バアアン!

リザードファッツ「ファッツ!!!?」ズドドドドドド

ドシャアッ!

リザードファッツを倒した!

少女「大丈夫ですかお二人とも!」ザッ

騎士長「えっ、君そんな強かった?」

少女「南の勇者様に僅かながら手ほどきを受けましたので!かなりの素質があると褒められました///」テレテレ

騎士長「それは頼もしい!手を貸してくれ!」

少女「はい!」

フォロボス「フッ、悪いがここはもう終わりだ」

フォロボスがあらわれた!

フォロボス「目障りだ。消え失せろ」クワッ!

少女「えっ……」

ズガアアアアアアアアアアアアアン…………
0190名も無き被検体774号+ (アウアウクー MMb3-KTUS)
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2020/01/09(木) 02:46:10.07ID:G9XjO1K+M
いいところで
0191名も無き被検体774号+ (ワッチョイWW 7fe1-P0iN)
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2020/01/09(木) 22:45:27.23ID:HfxPZmCq0
待ってるよーん
0192名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/09(木) 23:47:54.41ID:NydP/RyF0
『改行が多すぎます!』だっておwwwwwwwww( ^ω^)⊃ <バンバン

いい加減にしてくれ………もう何回目だ…………
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2020/01/10(金) 00:04:05.92ID:BAAh6fsA0
少女「う……ん?な…なんともない……」

フォロボス「馬鹿な……貴様は死んだハズだ……!」

武道神「お前の言う通り確かに死んださ。あの時の勝負…決着がついていなかったよな……?今のワシの肉体は生命の脈動に見違え溢れている全盛期の肉体!前の様にはいかんぞ」

フォロボス「成程…時のオーブとやらか……。おっと!急用を思い出した!残念だが勝負はお預けだ!」シャッ

武道神「逃げた……?お前達、大丈夫か」

少女「はい、おかげさまで……貴方のお名前は……?」

武道神「武道神だ」

学長・騎士長「えええええええええ!!?南の勇者様の師匠の!?」

少女「確かに死亡したと……あ!時のオーブで一時的に蘇っているんですね!」

武道神「南の勇者に聞いたか。ところでお前、かなり良い素質を持っているな……まさに1000年に一人の逸材だ。
勇者達が魔王を倒すまで一ヶ月間警備だけじゃ暇だしな。どうだ、ワシが稽古をつけてやろうか」

少女「は……はい!ぜひ!宜しくお願いします!」

それからというもの、少女は化け物の様に強くなっていった……!
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2020/01/10(金) 00:13:16.75ID:BAAh6fsA0
〜火山帯〜

西の勇者「せっかくの山なのに機械だらけだよ」

キラーマシン「」ガシャンガシャン

メタルハンター「」ガシャンガシャン

僧侶「山の幸は諦めるしかなさそうですね…」

北の勇者「取り合えず目障りだからあの機械共、消し飛ばしてくれる?」

魔法使い「はいよ、作りたてアツアツのイオグランデね」

ボッカアアアアアアアアアアアアン…………

魔物の群れをたおした!

戦士「ん?何やってんだ?」

東の勇者「いや、なんかコンちゃんが地面が熱いって言うからキラーマシンの足を取り付けてるの。ちょうどピッタリだね」

金剛天禮神「ヒヒーン!」ブルル

剣士「しかし……さすがに暑いですね……」

南の勇者「ヒャドでもかければいいんじゃないのか?」

剣士「最大まで温度を高めても周囲が氷点下10度以下になってしまうので使えないんです」

魔法使い「以外にも苦労する場所ね」
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2020/01/10(金) 00:26:05.83ID:BAAh6fsA0
勇者達は息も詰まる様な暑さの中を進んで行く!そして火山帯に突入して2日後……

西の勇者「ねぇあれ見て、門だ」

北の勇者「読みが甘かったかな。魔物の町へ行くための門みたいだね」

東の勇者「コンちゃんストップ!」

金剛天禮神「ヒヒヒィーン!!」ギャリギャリ

マシンマスター「んー?わざわざ火山から来るとか……パスポートは持ってる?ってあれ、人間?」スタスタ

戦士「なんか来たぞ…」

僧侶「どうにか通してくれませんかね……」

マシンマスター「君ら勇者一行だろ?勝手に通したら俺クビになっちゃうんだよねー」

南の勇者「やる気か」

マシンマスター「ちょっと待ってて。上に通ってもいいか確認してくる」

僧侶「えっ、話し合いが通じた…」

剣士「温厚な魔物もたくさんいるでしょう、無事に通れれば良いのですが……」

キラーマジンガ「不法入国者発見、排除シマス」ピピピ…

キラーマジンガがあわられた!

北の勇者「おい何か来たぞ」

キラーマジンガ「不法入国者を排除シマス」グワッ!

キラーマジンガの攻撃!

北の勇者「うわっ!何だいきなり!」

魔法使い「ヒャド」ブオン

キラーマジンガ「オグッ」ガコォン!!

キラーマジンガを倒した!

魔法使い「なんだか呆気ないわね……」
0196名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 00:36:10.93ID:BAAh6fsA0
キラーマシン2「排除スル」

キラーマシン3「排除スル」

キラークリムゾン「排除スル」

ドラゴンマシン「排除スル」

デスマシーン「排除スル」

タイプG「排除スル」

伐採マシン「排除スル」

魔物の群れがあわられた!

西の勇者「絶対排除するマンワラワラで草wwwwwwwwwwwwwww」

剣士「アタカンタ」

魔物の群れは一斉に攻撃を仕掛けた!

攻撃は光の壁にはね返された!

チュドーーン!!

魔物の群れを倒した!

北の勇者「よっっっっわ」

マシンマスター「あー、ごめん遅れて。で、どうしますか?本物ですよ」

タイムマスター「ホントに本物やん!!すげーー………!!………殺れ!!」

マシンマスター「へーい」

マシンマスターがあわられた!

魔法使い「どうせ雑魚よ、ホイメラゾーマ」

ドカァアアアアアン!!!

マシンマスター「ニヤリ」

魔法使い「む……無傷!?」

マシンマスター「きかないねぇ………馬鹿だから!」ドン!

北の勇者「いやどういう事だよ」
0197名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 01:02:16.50ID:BAAh6fsA0
マシンマスター「もまいら倒せば巨万の富を報酬として魔王様より頂けると聞いた……殺るしかないぜ!!」

マシンマスターは天に魔力を捧げた!

南の勇者「何かする気か…よせ。無駄な事だ」

東の勇者「ん?あれは……
………火山が噴火するーーーーッ!」

ドーーーーンッ!!!!

僧侶「さすがに東の勇者様だけ生き埋めは不味いですね……!マホカンタ!さぁ早くこの円の中へ!」

戦士「やべぇ土砂が近いぞ!」

マシンマスター「じゃ、窒息でもしておっちぬんだな」ノシ

北の勇者「あの野郎騙しやがって!何が上官に聞いてみるだよ!!いや、聞いてあれなのか……」

南の勇者「土砂が来たぞ!!」

ドドオオオオオオオオオオン………

東の勇者「全員無事だとは思うんだけど……生き埋めになったね」

剣士「大丈夫です、とっととここを出ましょう!」

北の勇者「はいバシルーラ」

ズポーン!

マシンマスター「うわああ!球体のまま戻ってきた!!」

南の勇者「小賢しい真似をしてくれたな!」ダッ!

マシンマスター「いいよ来いよ!どっちが上か勝負だ!(やられてもタイムマスターとマキマキがなんとかしてくれるだろ)」

西の勇者「今日の晩飯とったどー!!」グイッ

マキマキ「」ボロッ…

剣士「ずっと物陰にいたが……何者だったんだ……?」

タイムマスター「」死

マシンマスター「えっ、ちょっともまえら…」

南の勇者「正拳突き!」ドウンッ!!!

マシンマスター「ゲボブゥウッ!!!?」ドガチャアアアン!

魔物の群れを倒した!
0198名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 01:14:15.69ID:BAAh6fsA0
〜ゴッドマウンテン周辺〜

一同「涼しい……!」

魔法使い「えや〜えげかえっだ気分だべさ〜」

西の勇者「うーん涼しくていいんだけどさ……魔王城ってあんなデカかったっけ?」

北の勇者「そういえば前に来たときより2倍ぐらいに増築されてるね」

戦士「アタシ工事風景みてたぜ、約3000匹も動員して僅か1年で増築したらしいぞ」

僧侶「まぁ魔王城の事はひとまず置いといて……夕食にしましょう!」

東の勇者「いや〜お腹ペコペコだよ〜」

西の勇者「材料採ってきたよ」ブンッ

マキマキ「」ドチャッ

魔法使い「いやこれはさすがに……」

〜〜〜

魔法使い「マキマキのパエリア……旨い!!!!!」モグモグモグ

南の勇者「ウム、万能タレに最も合う味だな!極めて美味!」モグモグモグ

剣士「あら、僧侶さん何をメモってるんですか?魔王城の攻略ですか……真面目ですね僧侶さんはああああ!!??」ビクゥ

僧侶「うわああああ!!何ですか剣士さん!!」

剣士「いやなんか不吉な物が……ちょっと見せて下さい……」

僧侶「いいですよ、字が汚くて見ずらいかも知れませんけど…」
0199名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 01:25:37.43ID:BAAh6fsA0
僧侶のメモ帳1、2ページ目

・オセアーノン→柔らかく食べやすい(タコ焼き)
・大王イカ→もはやただのイカ。炙るとお酒に合う(お刺身)
・スカイドラゴン→肉汁が染み出るほど旨味が濃い(ステーキ)
・ブタあくま→豚の食感に鶏肉の味(丸焼き)
・ギガントドラゴン→硬い。2時間かけて煮込むと少し柔らかくなる(スープ)
・ベホマズンスライム→味は砂糖水。肉に染み込ませると合う(スープ)
・練獄魔鳥→肉そのものが辛いので味付けは不要!(チキンサラダ)
・にじくじゃく→ただの鶏肉(ソテー)
・マインドフレア→胴体は食べられない。頭部は塩辛にするととてもパンとお酒に合う(サラダ)
0200名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 01:31:35.01ID:BAAh6fsA0
僧侶のメモ帳3ページ目

マークしておきたい魔物
・グレイトドラゴン(ステーキ)
・バッファロー(ハンバーグ)
・デッドマスカー(出汁)
・ポグフィッシュ(魚)
・オニオーン(おつまみ)
・かぼちゃの騎士(シチュー)
・しんりゅう(干し肉)
・ガップリン(デザート)
・串刺しツインズ(サラダ)
・ズッキーニャ(サラダ)
・ダイス・ド・デビル(スープ)
0202名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 01:36:56.51ID:BAAh6fsA0
僧侶のメモ帳4ページ目

食べられない魔物
・マシン系
・エレメント系
・メタル系(しかしレベルが上がる)
・サルーイン(サーロインじゃなかった)
・バブルスライム(毒でできているので毒抜き不可)
・アンデット系
・虫系(食べたくない)
・完全な人型(グロテスクすぎて調理できない)
0203名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 01:38:27.15ID:BAAh6fsA0
>>201
違うよ
長いSS書くのはこれが初めて
0205名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 01:42:00.81ID:BAAh6fsA0
僧侶のメモ帳5、6ページ目

魔王呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺
魔王呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺
魔王呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺
魔王呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺
0206名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 01:51:45.33ID:BAAh6fsA0
僧侶「あっ、そのページは……!」

剣士「( ° д ° )」

僧侶「あぁ……その……恋占いです」

剣士「( ° д°)」ペラッ

僧侶「剣士さん……?あ!そのページは!!!」

僧侶のメモ帳7ページ目

第76話
ジョンはサリーの唇をそっと奪うと、サリーの乳首に手を当て耳元で囁いた。
「欲しい……」
サリーは黙って頷いた。そのままジョンの二の腕を掴むと、ジョンの柔らかな肛門に高揚した陰茎を押し付け
…挿入した。
「んひっ」
ジョンは思わずして高らかな声をあげた。それは静かな愛の叫びでもある。
男の闘いに言葉は不要。無言のまま互いに互いを愛し合った……。

第77話へ続く
0207名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 02:09:44.82ID:BAAh6fsA0
剣士「オ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"エ"」

僧侶「だからダメだと言ったんですよ……」

〜皆が眠った〜

剣士「いや、眠ろうにも………僧侶さんにトラウマを植え付けられて眠れない……」オエエエ

東の勇者「剣士、大丈夫?」

剣士「ええ、なんとか……」

東の勇者「やな夜だね……私夜って嫌いだなー」

剣士「何か嫌な思い出でも?」

東の勇者「うん。私ね、元は東の王国じゃなくて東の村で生まれたんだ。だけど今日みたいな月一つ見えない夜の日に…魔物達がやって来て友達も親も殺されたんだ…。
私のお姉ちゃんだけは助かったんだけど今もどこにいるかも分からないし……。いい思い出はないかな」

剣士「………東の勇者様。いや、東の勇者」

東の勇者「えっ、なに?」

剣士「もし私が貴女の姉だと言ったら……どうする?」

東の勇者「ははは、別に冗談言って慰めなくても大丈夫だよ。私もう平気だし!」

剣士「強くなったよね…あんな泣き虫の人見知りが……」

東の勇者「や……やめてよ………」

剣士「私、貴女の話を聞いて確信したの。…これが証拠だよ」スッ

東の勇者「私とおんなじ……写真付きのペンダント……」

剣士「やっぱり貴女だったんだ……ずっと…ずっと探してた……!」ギュッ

東の勇者「(´・ω・`)…。」

東の勇者「(´; ω ; `)ウッ」ブワッ

〜テント内〜

魔法使い「良かったわね…」マジマジ
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2020/01/10(金) 02:24:12.51ID:BAAh6fsA0
剣士「やっぱり貴女に嘘はつけないな……実はね……」

魔法使い「(えっ、まさか)」

剣士「私達はね……」

魔法使い「(まずい。でもここで私が登場したら二人の間に溝が!)」

剣士「本当は……」

魔法使い「(二人の関係を希薄化せるわけにはいかないし……!あーどうするどうする……!?)」

剣士「既に死んでいる(ケンシロウボイス)」ユバッシャー!

東の勇者「え???」

魔法使い「(あーあ、やっちまった……)」

東の勇者「私達は3年前、既に死んでいる(ケンシロウボイス)。だからホラ…私の方が4つ歳上だったけど今はそんなに変わってないでしょ?」アイデソラガオチテクルー

東の勇者「……私『達』って事は……私以外みんな……本当は死んでたって事?なんの冗談だよ……」

剣士「冗談は今までの方だよ。私達は時のオーブで存在できてるだけ。魔王を倒したら…もうこの世界には長く留まれない…あの世に帰る事になるの」ユバッシャー!

東の勇者「……なんで……」

剣士「ごめんね……」アイデコドウハヤクナールー

魔法使い「(もう見てらないわ)」アーア

東の勇者「………そっか……まあそうだよね…生きてる方がおかしいよね……そっか……もう眠いし寝るね、おやすみ…」スタスタ

剣士「……東の勇者……」ユビサキヒトツデーダウンサー

剣士「本当に……ごめんね……」ホホエミワスレタカオナドーミタクハナイサー

〜テント内〜

東の勇者「……う………ぐすっ………ううう……」ポロポロ
0209名も無き被検体774号+ (アウアウクー MMb3-KTUS)
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2020/01/10(金) 03:44:32.85ID:D32N+9g7M
シリアスシーンなのにギャグ
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2020/01/10(金) 22:46:29.18ID:BAAh6fsA0
>>210
北斗の拳の空耳シリーズに「湯バッシャー!」っていうのがあるんよ
ニコ動とか見れば分かるかな
0212名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 22:59:38.13ID:BAAh6fsA0
〜翌朝〜

東の勇者「さ、出発しよう!」

西の勇者「空が真っ暗だからなんだかなぁ……」

僧侶「真っ白な空の天国に慣れた次は真っ暗な空ですね」

剣士「東の勇者……大丈夫……?その……」

東の勇者「うん、大丈夫だよ。整理できた」スタスタ

剣士「………」

魔法使い「話したのね、ありゃ相当強がってるわよ。ホラ、足が震えてる。真実は魔王を倒してから言うべきだったわね」

剣士「すみません……黙っておけなかったもので……」

〜ゴッドマウンテン・麓〜

北の勇者「コンちゃんにゃ悪いけど、この険しい山を馬が登んのは無理なんだ。ここで留守番してるんだぞ」

金剛天禮神「ヒヒン」

戦士「この傾斜を登んのか……ジャンプで頂上は行けるか?無理ならバシルーラとか……」

北の勇者「ちょっとテスト」

北の勇者はバシルーラを唱えた!

南の勇者「ん?うおっ!!?何故俺をッ!!うわああああああぁぁぁぁぁ………」ヒューーーーン…

しーん…

ヒュルルルルル……

ドッコォォン!!

南の勇者「く……頭痛がする……」

北の勇者「バシルーラは駄目らしい」

南の勇者「ああ……障壁が張ってあった……」

西の勇者「自力で行かなきゃ駄目って事?ダルい〜」
0213名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 23:12:39.41ID:BAAh6fsA0
勇者達は標高7200m、急斜面の多さとクレバスの多さから、世界一険しい山と言われる山を二日で登りきった!
クレバスに落ちること14回!
崖からの転落が8回!
雪崩に巻き込まれる事4回!
なんとか魔王城近辺まで辿り着いた!

僧侶「これ10階ぐらいあるんじゃないですか?」

東の勇者「魔王を探すのも一苦労だね……」

剣士「霧が晴れているのが幸運ですね、これなら魔力が感知出来ないなんて事はないハズなんですが……」

西の勇者「魔王の魔力を感じないね。強い魔力は4つ……あれ、三巨頭増えた?」

北の勇者「入ってみるしか調べようがないね。そこのデカい裏口みたいな所から入れそうだね」

魔法使い「じゃ、障壁壊すわよ。メドローア」

ズバラアアアアアアアン!!!

戦士「よし、乗り込むか」

東の勇者「絶対に魔王を倒すぞ!オーッ!」

一同「オーッ!」

勇者達は魔王城に突入した!
0214名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/10(金) 23:29:39.22ID:BAAh6fsA0
〜魔王城・1F倉庫〜

タタタタタタ……

アナウンス『ウー!ウー!侵入者発生!侵入者は勇者と思われます。数は8人です。非戦闘員は避難して下さい』

西の勇者「なんだコレ……あの箱から声が聞こえるぞ……」タタタタ

戦士「ずいぶんと機械が発達してんだな」タタタタ

ガチャン!ガチャン!ガチャン!ガチャン!

東の勇者「!!…敵だよ!!」

ゴールドマジンガがあらわれた!

ゴールドマジンガの攻撃!

ドカァン!!ガコォオオン!ドゴン!ガラガラガラ……

魔法使い「うわぁめちゃくちゃだ!」

北の勇者「地面が割れる!しかも亀裂かなりデカイぞ!!!みんな、なるべく固まって……!!」

ガラガラガラ……

〜B2F巨大地下倉庫〜

ドガチャァン!

東の勇者「いつつ……あれ…地下かなここ…みんなとはぐれちゃった……」

〜B1F通路〜

魔法使い「うう……なによここ……」

〜B1F地下コンテナ置き場〜

南の勇者「変な所に落ちたな……」

〜B2Fゴミ処理場〜

北の勇者「うわっ!臭い!!」

〜B1F機械兵器保存庫〜

戦士「いって〜……………あ、痛くなかった」

僧侶「咄嗟に戦士さんに捕まって正解でした」

剣士「取り合えず私の上でおしゃべりするのを やめてもらえませんか?」
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2020/01/10(金) 23:52:28.01ID:BAAh6fsA0
〜B2Fゴミ処理場〜

北の勇者「それにしても臭いな〜〜ここ」スタスタ

オニオーンA「いたぞ!勇者だー!」

オニオーンの群れがあらわれた!

ワー!ワー!ウオー!イクゾー!

北の勇者「ギラ」

ウワアアアアアアアアア…

オニオーンの群れを倒した!

北の勇者「なんだったんだコイツら……弱すぎねぇ?」

オニオンマスター「む!ここにいたか勇者!な……なんと!?我の配下が死んでいる!ゆ……許さんぞ……!」

オニオンマスターがあらわれた!

北の勇者「また『マスター』かよ」

オニオンマスター「我ら三大マスター『タイムマスター』『マシンマスター』『オニオンマスター』はフォロボス様の直属の部下!
我はあの二人とは比べ物にはらん…舐めれば痛い目を見る事になるぞ…!!」ダッ!

オニオンマスターの剣の舞!

ミス!ミス!ミス!ミス!ミス!ミス!

オニオンマスター「くっ!くそー!!」

北の勇者「ライデイン!」カッ!

ドシャアアアアアン!!!

オニオンマスター「けふっ」ドサッ

オニオンマスターを倒した!

北の勇者「呆気なかったな……」

???「フッ、腕を上げたな北の勇者……長らく待ったぞ……」

北の勇者「お前は…また懲りずに再びかかってくるとはな…!」

ジェノダーク!「懲りずに…?きまおくが俺は生死の境をさ迷う様な苦しあい修行と、いつ死ぬかも分からない状態で実践を積んだ……!!
「 貴様と南の勇者に復讐するためにな……!」

ジェノダーク!「さあ来い!!ここに貴様の墓を立ててやる!!!!!」ザッ

北の勇者「墓まで負担してくれるとか優C」バッ

ガキィィイイイイイン!!!!
0216名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/11(土) 00:23:11.21ID:5vhe+8Ss0
〜B2Fゴミ処理場〜

北の勇者「それにしても臭いな〜〜ここ」スタスタ

オニオーンA「いたぞ!勇者だー!」

オニオーンの群れがあらわれた!

ワー!ワー!ウオー!イクゾー!

北の勇者「ギラ」

ウワアアアアアアアアア…

オニオーンの群れを倒した!

北の勇者「なんだったんだコイツら……弱すぎねぇ?」

オニオンマスター「む!ここにいたか勇者!な……なんと!?我の配下が死んでいる!ゆ……許さんぞ……!」

オニオンマスターがあらわれた!

北の勇者「また『マスター』かよ」

オニオンマスター「我ら三大マスター『タイムマスター』『マシンマスター』『オニオンマスター』はフォロボス様の直属の部下!
我はあの二人とは比べ物にはらん…舐めれば痛い目を見る事になるぞ…!!」ダッ!

オニオンマスターの剣の舞!

ミス!ミス!ミス!ミス!ミス!ミス!

オニオンマスター「くっ!くそー!!」

北の勇者「ライデイン!」カッ!

ドシャアアアアアン!!!

オニオンマスター「けふっ」ドサッ

オニオンマスターを倒した!

北の勇者「呆気なかったな……」

???「フッ、腕を上げたな北の勇者……長らく待ったぞ……」

北の勇者「お前は…また懲りずに再びかかってくるとはな…!」

ジェノダーク!「懲りずに…?きまおくが俺は生死の境をさ迷う様な苦しあい修行と、いつ死ぬかも分からない状態で実践を積んだ……!!
「 貴様と南の勇者に復讐するためにな……!」

ジェノダーク!「さあ来い!!ここに貴様の墓を立ててやる!!!!!」ザッ

北の勇者「墓まで負担してくれるとか優C!」バッ

ガキィィイイイイイン!!!!
0217名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/11(土) 22:42:17.36ID:5vhe+8Ss0
連投しながら寝落ちとか……
しかも誤字つき
眠かったんだ……許してくれ……
0220名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/11(土) 23:17:36.09ID:5vhe+8Ss0
ジェノダーク「この俺が一体どけだけ苦汁を飲んできたか……貴様に分かるか!!?」バッ

北の勇者「うーん、3L?」ザッ

ジェノダーク「ふざけるな……!どこまで抜けてるんだよ貴様はァ!!!!」

ジェノダークの魔力が集約している…!

ジェノダーク「うけろッ!!」ブワォッ!

ジェノダークはデインを唱えた!

北の勇者「う!?は…速ェ!!」シャッ

ジェノダーク「俺のデインをよく避けたな……俺はひたすら魔力を磨き……無限に等しい魔力と!極限まで高めた威力と!光速に匹敵するスピードを得たのだ!!」

北の勇者「おいおい…マジかよそりゃ……!」

ジェノダーク「つェいッ!まだまだ行くぞ!!!」ヴンッ!ブワォッ!

ジェノダークはデインを唱えた!

北の勇者「同時に5回……それが限界か!?」シャッシャッ

ジェノダーク「まだまだこれからだッ!!!!」ブワォッ!ヴンッ!ズアアッ!

ジェノダークはデインを唱えた!

北の勇者「15回……もっと行けるだろ!?」ブンッ!ズザザザザ

ジェノダーク「ちょこまかと小賢しい……!!これならばどうだ!!」ブババババババッ!!!!

ジェノダークはデインを唱えた!

北の勇者「マホカンタッ!!」

光の壁が魔法をはじき返した!

ジェノダーク「なッ!?」

ドーーーーーーン………!!!

北の勇者「やっぱマホカンタ貫通しなかったか。さっきしてた自慢の中に含まれてなかったからもしかしてと思ったが……大当たりだったわ」

ジェノダーク「お……おのれェ……!!」
0221名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/11(土) 23:27:15.28ID:5vhe+8Ss0
北の勇者「だいたいお前よォ……消費MPも少なくて速く撃てるからデインって……馬鹿じゃねェの?せめてジゴデインを光速で撃てるようにしろよ」

ジェノダーク「………ならばこれはどうだ………」

ジェノダークはイオ、デイン、メラ、ヒャド、ザバ、ベタン、ジバリア、ギラ、バギ、ドルマを唱えた!

北の勇者「同時に全属性魔法?何する気だよ」

ジェノダーク「俺は全ての属性の魔法を合体させる事が出来るのだ……くらえエンドレスワルツ!!!」クワッ!

北の勇者「マホカンタかかってるのを忘れたのk」

ガカアアアアアアアアアアン!!!!!!!

ジェノダーク「馬鹿め!マホカンタを貫通する手段などいくらでも持っているわ!!!ざまあみろ!!フ…フフ…フハハハハハハ……!!!」

北の勇者の攻撃!

ジェノダーク「ハ」ザシュッ!

ボトッ

ジェノダークを倒した!

北の勇者「油断が過ぎたな…念のため避けておいて正解だった」スタッ
0222名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/11(土) 23:46:41.97ID:5vhe+8Ss0
ジェノダークは生き返った!

ジェノダーク「隙有りッ!!!」グオッ!

ジェノダークはデインを唱えた!

北の勇者「ぐあッ!!!?」ズバッ!!

北の勇者「何!!?お前……回復魔法まで使えたのか……!?」ヨロ…

ジェノダーク「いや?使えないな。お前が3年前にかけたリザオラルさ。墓穴を掘ったな……油断したのは貴様の方だ北の勇者。
横腹を貫かれた貴様が辿る末路は出血死のみ……!」ブオッ!

ジェノダークはデインを唱えた!

北の勇者「うおッ!!!?」バッ!

ジェノダーク「ほぅーらどうしたァ!!?避けてばかりだな。まァ仕方ないか……」ブオッ!ヴンッ!

ジェノダークはデインを唱えた!

北の勇者「ま……マホカンタ!!」

ジェノダークのデインは光の壁を貫通した!

北の勇者「なにッ!!?うぉあああああーーーーッ!!! 」ズババババッ!!

ジェノダーク「ハナからマホカンタを貫通するなど容易い事だ……。俺の手のひらの上で踊っている事にも気がつかず、勝ち誇った顔をしている貴様は実に滑稽だったぞ?」ヴンッ!!ブオッ!ズカッ!

北の勇者「くそッ!うッ!」シャッ

ドサッ

ジェノダーク「回復する暇は与えん、これで終わりだ……!!!!!」クワッ!

北の勇者「フフッ、手のひらで踊っているのは貴様のほうだぜジェノダーク……!!」

ジェノダーク「ッ!!?なんだと!?」

北の勇者「俺はリザオラルが使えるんだぜ……かけてない方がおかしいだろう……?」ムクッ

ジェノダーク「ちッ!!ならば二度と蘇れぬよう、その肉体を塵にしてやる!!くらえフルパワーのエンドレスワルツを!!!」ドウッ!!!

北の勇者「ベホマ、ピオリム、バイキルト、マホバリア!」

ガカアアアアアアアアアアン!!!!!

北の勇者「ふぅっ……なかなか堪えたぜ……」パラパラ…

ジェノダーク「く…う……クソーーーーーッ!!もう一度くら」

北の勇者「アルテマソード!!!!!」

ズドドォォッッ!!!!!
0223許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/11(土) 23:54:46.66ID:5vhe+8Ss0
北の勇者「一撃でKOか…魔力だけじゃなく防御力も鍛えておくべきだったな」

ジェノダーク「畜生……貴様に殺される……など……」

北の勇者「あー、あと俺リザオラルかけてなかったわ」

ジェノダーク「……う……うう………クソ…!クソ!クソクソクソーーーーーーッ!!!!」ドサッ

北の勇者「『糞?』うんこでもしたいの?無理だね。とっととくたばりな」スタスタ

ジェノダーク「クソ………クッソォ……………」ポロポロ

ガクッ

ジェノダークを倒した!

北の勇者「(さて、魔王探さねーとな……てか西の勇者の言ってた四つの強力な魔力の持ち主ってもしかして三巨頭とコイツだったのか……?)」スタスタ
0224許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/12(日) 00:07:23.14ID:FV6Yb9Sj0
〜そのころ・B2F巨大地下倉庫〜

東の勇者「みんな大丈夫かな……」タタタタ

???「大丈夫だろうな……」コツ…コツ…

東の勇者「……誰……?」

???「我の名はダークドレアム……破壊と殺戮の神だ」コツ…コツ…

東の勇者「さ…三巨頭……!!」ザッ

ダークドレアム「勇者とやらの強さ……拝見させてもらうぞ」

東の勇者「(ウソ……殺気も…魔力も感じない……けど、恐ろしい何かを感じる……!)」

ダークドレアム「ゆくぞ!」ダッ

ダークドレアムがあらわれた!

ダークドレアム「バイキルト!」

東の勇者「凍てつく波動!」

ダークドレアムには効かなかった!

東の勇者「そんなッ……!?」

ダークドレアム「かまいたち!」フワッ

ビュオオオオオオオオ………!!!!

東の勇者「うっ………!くっ……ぐあ………!!!!」ズバババババババババ

ドサッ

ダークドレアム「こんなものなのか勇者というのは……たわいもない…」

東の勇者「う……うう……ベ……ベホ……」

ダークドレアム「弱者を痛めつける趣味は持ち合わせていないのでな……一思いに止めを刺させてもらうぞ」

東の勇者「………!!」ドスッ!

ダークドレアム「………息絶えたか……」コツ…コツ…

東の勇者は生き絶えた!
0225名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/12(日) 00:24:18.22ID:FV6Yb9Sj0
〜B1F通路〜

魔法使い「!!!!……東の勇者の魔力が……消えた……!?」タタタタ

〜B1F機械兵器保管庫〜

戦士「東の勇者……お前また死んだのか……!!」

僧侶「東の勇者様の居場所を突き止めましょう!間に合えば生き返らせられます……!」

剣士「最後に魔力を探知できたのはここより下です……!急ぎましょう!」

〜真っ暗な空間〜

西の勇者「あ、なんかデカイ魔力消えたな……ん?こっちからは東の勇者の魔力が消えたな……。ってええ!!?急いで助けに行かないとヤバイじゃん!!」

西の勇者「でも助けに行くっつったってさ………ここはどこーーーーー!!!?」

〜B1Fコンテナ置き場・階段前〜

南の勇者「(巨大な魔力が2つ消えた…一つは東の勇者か…。助けに行きたいのはヤマヤマだが、折角見つけたこの階段を見失うわけにはいかん。悪いが先を急がせてもらう!)」タタッ

〜B2Fゴミ処理場〜

北の勇者「(東の勇者が死んだ場所は恐らく近くだ……探すか……!)」タタタタ

しかし魔王城はまさに迷路!
そう、勇者達は田舎の高校生が都会の私立大学に入学した時ぐらい道が分からないのだ!!
0226許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/12(日) 00:42:44.38ID:FV6Yb9Sj0
〜B1F階段前〜

魔法使い「ようやく見つけた……!しかも一気に4解まで行けるんだ……!」タタタタ

〜4F沐浴場・更衣室前〜

魔法使い「ハァ、ハァ、一階分の階段長ェ〜……しかもいきなり沐浴場?まぁいいや、先行こ」

魔法使い「…………そういえば魔王が最上階にいると思ってたけど……どこにいるんだろ………」タタタタ

???「教えてやろうか!?」

魔法使い「!?なんて強力な魔力…三巨頭…?」

???「違うな。俺はお前に復讐を執行する者だ……魔物ですらない……人だ」スタスタ

魔法使い「ハァ?なんで人が魔王城に…というか私に恨みってなに?」

???「お前はもう忘れているだろうな……俺の故郷マウント村を……」

魔法使い「マウント村……?あっ!!!!!!私が消し飛ばしたアレ!!?」ピキーン!

町人A「そうだ。お前のせいで俺の家族も…友も…みんな死んだ!!!!!俺一人生き延びて…俺も死のうと思った……。
だがッ!それじゃああの世でみんなに会わす顔がねェ!だから俺は魔王に魂を売り、お前に復讐するために今日まで生きてきたのだ!!!」

魔法使い「いやー……実はありゃ正当防衛でさー……」

町人A「ふざけんな……何が正当防衛だ……俺もお前が心の底から悔やみ、反省しているならその言葉を信じられた!だがお前は何の反省も後悔もしていない!!!」

魔法使い「反省してますから許して下さい(棒読み)」

町人A「こっぱみじんにしてやる……!!!!!!!」ギリ…!

魔法使い「あの地球人のように!」

町人A「誰の事だーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」ズドオオオオオ

町人Aがあらわれた!
0227名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/12(日) 00:57:22.69ID:FV6Yb9Sj0
町人A「俺はこの復讐心を魔王に認められ……魔王の力の一部を手に入れた!!俺に敵う奴は魔王以外にいないッ!!!!」グアッ!

町人Aはヒートライザを唱えた!

魔法使い「見たことのない魔法……嘘じゃないわね…」

町人A「受けろ俺の愛剣『浮気親父』を!!」チャキッ

魔法使い「名前ダッセェ!!!」

町人Aの空間殺法!

魔法使い「でも威力はヤバい!」バッ!

ズババババババァン!!!!

町人A「チッ、避けたか……もう一発喰らえ!!」チャキッ

町人Aの空間殺法!

魔法使い「アタカンタ!」

ズババババババァン!!!!

魔法使い「げはっ……アタカンタが効かない……!?」ドサッ

町人A「当たり前だ。『この世に元から存在する攻撃』を全てはね返す……俺の技は魔王の業!『この世に存在しない攻撃』なのだッ!!!!」チャキッ

町人Aの空間殺法!

魔法使い「バギクロス!!」ブオッ!

魔法使いは空間殺法を受け流した!

町人A「やるな……!」

魔法使い「次はアンタが喰らう番よ!メドローア!!!」カッ!

町人A「グラビジャ!!」カッ!

町人Aは魔法使いのメドローアを重力でねじ曲げた!

魔法使い「クソ…!アッチが一枚上手か……!」
0228許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/12(日) 01:12:11.70ID:FV6Yb9Sj0
魔法使い「(隙さえあれば10000連イオグランデかマダンテでこっぱみじんに出来るのに……!)」タタタタタ

町人A「チョロチョロと動きまわっているのは実に目障りだ……!ブリザガ!」

魔法使い「うっ!!?足が凍った……!」パキィーン!!

町人A「さて、このまま止めを刺せばそれで終わりだが……それだけでは飽き足らん。精神もズタズタにしてやる……」

魔法使い「(ヤバイ、ギラじゃ溶かせないな……かと言ってギラグレイドとか使ったら私も焼けるし……いやマホカンタを使えば……いけるわ!!)」

町人A「どうやら東の勇者が死んだ様だな……タイムリミットはあとどれぐらいだろうな……気になるだろう……?」ゴゴゴゴゴゴ…

魔法使い「……何をする気……!?」

町人A「俺が磨きに磨いた魔法を受けてみるか……!」ゴゴゴゴゴゴ

町人Aの背後に河と花畑が映し出される!

魔法使い「これは……!?」

町人A「この世とあの世の狭間……三途の河だ……。お前には三途の河へ言ってもらうぞ……?」ゴゴゴゴゴゴ……!!!!
0229名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/12(日) 01:30:44.84ID:FV6Yb9Sj0
町人A「俺は死の魔法を自由に調節ができる力を手に入れたのだ……。さあ受けろ!!」

町人Aはアバダケダブラを唱えた!

魔法使い「ううう……(これは……!い…意識が遠くなる……)」

ヒュウウウウ………

〜三途の河〜

魔法使い「う……ここは……本当に三途の河……?」ムクッ

東の勇者「」ザッザッ

魔法使い「あ…あれは……!東の勇者!!三途の河へ向かってる……!!」

町人A「そうだ。彼女はじき、完全に死ぬ。救いたくても救えぬ絶望をお前も味わえ!」チャキッ

魔法使い「またあの技か……!あれはもう見切ったわよ!」

町人A「ブレイブザッパー!!!!」

ドシャンッッ!!!!!

魔法使い「な………」

ドサッ

町人A「同じ技をそう何度も繰り返すか間抜けめ!さァ、俺がお前を三途の河をへ落としてやるぞ……。
三途の河へ落ちた者は二度と這い上がれず、未来永劫、冷たい底無しの河をもかぎ続けるのだ」グイッ

魔法使い「あ…あれが三途の河に落ちた死人……!」

死人A「大きな、石が、ある!取りに、行こう!川が……!深い……!」ガボガボ

死人B「しんちゃん……!助けて……!ネネちゃん……!」ガボガボ

死人C「ヒャッホウ!80代は最高だぜ!見てよそこのねーちゃん!俺の華麗なクロール!」バシャバシャ

町人A「どうだ苦しそうだろう……?耐えきれず発狂した者もいるようだな……」

魔法使い「東の勇者……!」

東の勇者「」ザッザッ

町人A「フッ、ハハハハハハ!お前じゃあ誰も救えねーんだよ……!」
0230名も無き被検体774号+ (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/12(日) 01:49:56.18ID:FV6Yb9Sj0
魔法使い「うう………け……賢者……」

〜今から少し前、あの世〜

賢者「いいですか魔法使いさん。魔法とは神の行いを短い文字に置き換えたもの……。
この世界の創造神グランデニス様と、その血を引く神、アベル様とルビス様の行いは全て魔法として下界に具現化させる事ができます」

魔法使い「ってことは二人に頼んで新しい魔法を作ってもらえばいいって事!?」

賢者「アベル様はお忙しいので無理ですが、ルビス様は基本ヒマです。ルビス様に頼みましょう。貴女だけの最強の魔法を…!」

〜〜〜

町人A「……さァ死んであの世にいるマウント村のみんなに詫びろ魔法使い!!」

魔法使い「う…ふ……フフフ……ハハハハハハ!礼を言うわ町人A!やっぱりまだ東の勇者は完全に死んでいなかった!ならまだ救いの余地はある!」

町人A「な…なんだと!?それではまさか、それを確認する為にあえて俺の魔法を受けたとでも言うのか!!!?」

魔法使い「東の勇者はみんなに任せる!私はみんなの脅威になるアンタを倒すだけよ!!!」オオオオオオ…

町人A「おのれ…!!ブレイブザッパー!!!」

魔法使い「『 メ ル ト ン 』!!!!!!!!!」

魔法使いはメルトンを唱えた!
全てを巻き込む炎の嵐が大爆発を巻き起こす!

町人A「うおッ!!ば、馬鹿な…さっきまでの魔法とはまるで違う!!うぉああああーーーーーーッ!!!!」ドォーーーーーーーーン!!!!!!

魔法使い「東の勇者!!!」シュウウウ…

〜魔王城・4F沐浴場〜

町人A「」ドシャアアッ!!

町人Aを倒した!

魔法使い「ハァ…ハァ…なんとかコイツは倒したけど…東の勇者が死ぬまで時間がたっぷり残ってるわけじゃない……頼んだわよ、みんな」

魔法使い「ってなんで沐浴場に移動してんの!?びしょ濡れじゃん!!」
0231許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/13(月) 01:24:02.42ID:hu1XrAbN0
〜2F巨大庭園〜

南の勇者「なんだこの平和な空間は…それにこの広さ……まるでちょっとした平原だな」ザザザザ

ビシッ!

南の勇者「なんだ!?何かが飛んできたな……」ピラッ

フォロボス「それはあの世行きの切符がわりだ……。貴様のな」

南の勇者「この俺をあの世へ送るとでも?フッ、冗談は相手を選んでから言うんだな…」

フォロボス「強がりを言っているが……3年前より少しは強くなったんだろうな?」

南の勇者「さぁな…。男の勝負に言葉は不要……!結果が強さを証明するはずだ!」ダッ!

フォロボス「よかろう!来いッ!」

フォロボスがあらわれた!

南の勇者「くらえ爆裂拳を!!」バアアアン!

フォロボス「ぬぅ!!」ザザアアアッ

ミス!ミス!ミス!ミス!

フォロボス「後ろだッ!」グアッ!

南の勇者「むんッ!!」パーーーンッ!

フォロボス「ぐはっ……!!!」ザッ

南の勇者「後ろにいる様に見せかける幻か…。だがそんな子供騙し、この俺には通用せん」

フォロボス「良く動く口だな……。今すぐその口を聞けなくしてやろうッ!!」グワッ!

フォロボスの攻撃!

南の勇者「鈍いッ!!」シャッ!

南の勇者の攻撃!

フォロボス「ごぶぉッ!!!」バキィッ!

ドシャッ!
0232許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/13(月) 01:38:18.95ID:hu1XrAbN0
南の勇者「どうしたその程度か」

フォロボス「………ドルマドン!」カッ!

ズズズズズ……

南の勇者「そんな弱々しい魔法など効かぬわ!!」ダッ!

ミス!南の勇者にダメージを与えられなかった!

フォロボス「ぬおおおーーーッ!!」ダッ!

南の勇者「回し蹴り!」ドカッ!

フォロボス「うがッ!くそ!練獄斬り!!」ブンッ!

ミス!

南の勇者「かかと落とし!」ガッ!!

フォロボス「ぐおっ!!?」ヨロッ

南の勇者「正拳突き!!」ドゥンッ!!

フォロボス「おごォッッ!!!」

南の勇者「昇龍拳!!!」ズドッ!!

フォロボス「がッ……!!!」

南の勇者「烈火蹴りッ!!」ドガァンッ!

フォロボス「ごばァァッ!!!」ガコォン!

南の勇者「どうした。もう終わりか」スタッ

フォロボス「う……ぐ…ぐ……!一体この3年で何が起きたというのだ……!何故こうも急激なパワーアップを……!」

南の勇者「貴様が知る由もなければ、知る必要もない。そろそろ止めを刺させてもらうぞ」

フォロボス「うぅ………!!ザラキ!」ガバッ!

南の勇者「!!?」

フォロボス「バカめ!油断しおって!いくらパワーアップしようと貴様は所詮その程度だったという訳だ!」
0233許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/13(月) 01:59:21.63ID:hu1XrAbN0
南の勇者「最後の足掻きがそんな魔法だとはな……。見損なったぞ」

フォロボス「な……成功率100%のザラキを受けてビクともせんとは……!耐性があるとでもいうのか……!」ヨロ…

南の勇者「どうやら俺は強くなりすぎてしまったらしい……。どうやらこの切符は貴様の物となりそうだな」ビュッ

ビシッ!

フォロボス「ず……図に乗るな小僧……!俺は神だ!貴様ごときに負けるハズがないだろう!!」グオオオオ…!!

フォロボスの魔力が収束する!

フォロボス「マダンテェーーーッ!!!!!!!!!!」ビカッ!

ズッズウウウウウウウン!!!!

南の勇者「うおおおおーーーッ!!」ガッ!

フォロボス「な……!俺のマダンテを受け止めた!!?いや、さらに押し返している!!……そんな馬鹿な!!?」

南の勇者「喝!!!!」グワッ!

南の勇者はマダンテをはね返した!

フォロボス「ぐおああああああああ!!!!!?」ズオオオオ……

ズゥウウウウウウウン……!!!!

南の勇者「………まだ生きているのか……」

フォロボス「くっ……!この……俺が……神であるこの俺が人間なんぞに……!」

南の勇者「悪いが負け犬の嘆きを聞く暇な耳は持っていないのだ。
我が師から受け継いだ最大の奥義で蘇生出来ん程に粉々にしてやるぞ…!!」ゴゴゴゴゴ…!

フォロボス「う……!南の勇者のテンションが上昇していく……!!
100……1000……10000……100000……ひゃ……1000000!!!」

南の勇者「去らばだフォロボス。貴様が殺した者達の怒りを今こそ受けろ!」ズオアアアアア……!!!

フォロボス「ま……待て!」

南の勇者「爆裂極神拳ーーーーーーッ!!!!!!!!」グワオオオオオオンッ!!

フォロボス「うがあああああああああああああああーーーーーーーッ!!!!!!」バゴォオオオオム!!!

シュウウウ……

フォロボスを倒した!

南の勇者「人の命をもて遊んだ邪な神は最後、塵となって死んだか……哀れな奴よ」クルッ

タタタタタ…
0234名も無き被検体774号+ (アウアウカー Sa53-DLlx)
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2020/01/13(月) 16:55:29.14ID:qyp6xiWBa
かっこよすぎwww
0236許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/13(月) 23:30:25.11ID:hu1XrAbN0
〜B1F機械兵器保存庫〜

サージタウスがあらわれた!

戦士「なるほど、ここの番人ってワケか……」

僧侶「あ、そうだ戦士さん!ゴニョゴニョ」

戦士「ふむ、あー!いいなそれ!MPも節約できる」

僧侶「じゃあ準備をお願いします!剣士さんはそこでその機械を足止めしといて下さい!」

剣士「え?何を…」

サージタウスの攻撃!

剣士「おわっ!」サッ

戦士「おい!こっち向けガラクタァ!」

剣士「え?いつの間にあんな高い所に……」

戦士「くらいやがれ!」ブンッ!

戦士は火薬樽を投げつけた!

戦士「そらそらそらぁ!!」

ドカドカボカッ

僧侶「メラッ」ボウッ

ドッカアアアアアアアン!!!!

サージタウスを倒した!

ボオオオオ………

戦士「ナイスぅ!しっかしここが火事になっちまったな」

剣士「ちょっと待って下さいお二人とも……この部屋の隣って確かコンテナ置き場か何かでは?」

僧侶「それがなにか…」

剣士「こんな兵器を作るんですから、大量の火薬や油が…恐らくここの下の階の倉庫にもあるでしょう」

戦士「もしここの火がそっちに着火しちまったら……東の勇者は恐らくこの地下にいるんだったよな………ヤバいぞ……これ……」

僧侶「ま……まぁ勘違いかもしれませんよ?あ、これが魔王城の地下の地図ですか」スタスタ

戦士「どうだ?」

僧侶「こことコンテナ置き場、倉庫は隣接してます……」

剣士「\(^O^)/」
0237許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/13(月) 23:38:53.39ID:hu1XrAbN0
僧侶「早く消火しましょう!」

ドカァン!!

三人「あっ」

戦士「もう爆発してるな……通路を伝って隣に火が回ったか…!」

剣士「水の魔法を使える人は北の勇者様と魔法使い様のみ…。この火の回りようでは鎮火は時間がかかりそうですね……」

戦士「爆発に巻き込まれりゃ多かれ少なかれアタシ達もダメージを喰らう……一旦ここを離れよう!」

僧侶「東の勇者様は……どうしましょう……」

剣士「北の勇者様が地下2階にいるので北の勇者様がなんとかしてくれるかと……彼はバシルーラも使えますし…」

僧侶「人頼みにするのもアレですけど…仕方ありませんね……離れるしかなさそうですね」タッ

戦士「あ、ちょっと待てよ。アタシ達さ。律儀に階段探してるけど…天井破ればいいんじゃ?」

僧侶「め……名案ですよ!!!さすが戦士さん!!!!!」

剣士「いよっ!世界一!!」

戦士「何が世界一だよ!!ホラ、離れるぞ!」
0238許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/13(月) 23:59:31.75ID:hu1XrAbN0
〜B2F巨大地下倉庫〜

北の勇者「東の勇者はここらへんにいるハズだけど……」タタタタ

東の勇者「」

北の勇者「うわっ!!?こ…これは…死んでる……!まさか三巨頭か…!?」

ダークドレアム「その通り、三巨頭が一角、このダークドレアムが倒した」

北の勇者「なんだと……。…!!?(なんだコイツは……魔力も…殺意すらも感じない…!)」

ダークドレアム「貴様はどうやらこの東の勇者とは違うようだな……強さが全身から滲み出ている…!」

北の勇者「……一対一でやろうってわけね。よーし、いいぜ。受けて立つ!」ザッ!

北の勇者はザオリクを唱えた!

東の勇者「……う……?」パチッ

北の勇者「東の勇者…、コイツは強い。巻き添えを喰わないように離れといてくれ」

東の勇者「う……そっか…足手まといだよね……分かった。じゃあ離れておくね」タタッ

ドカァン!

ダークドレアム「む?爆発?」

ボコォン!!

東の勇者「わっ!」

ドーン!!!ドゴオオオン!!ボガァアアン!!

ガラガラ……ズズーン!……ガラガラガラ……

北の勇者とダークドレアムは道を瓦礫で閉ざされた!

北の勇者「うおっ、暗いな…」

メラメラ…

ダークドレアム「成程、どうやら上で火薬物に引火したようだ」

パチパチ……

北の勇者「やべぇ……明るくなったけど………」

ゴオオオオオ………

北の勇者「熱い!!」
0239許さん (ワッチョイ df6e-mNYZ)
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2020/01/14(火) 00:24:40.80ID:TdliZrqv0
〜瓦礫の向こう側〜

東の勇者「北の勇者!」タッ

ピタッ

東の勇者「そうだった…巻き添え喰らうから離れてないといけないんだった……でもここでじっとしとくのもなぁ…。
かと言って進んで三巨頭なんかに出会ったら余計に手間かけさせちゃうし……うーん……」

ボウッ……ボオオオ……

東の勇者「うわっ!なんか燃え始めた!これは不味いなァ……仕方ない、先へ進ませてもらおう。死なないでね北の勇者……!」タタッ

〜瓦礫の中〜

ゴオオオオ……パチパチ……

ダークドレアム「いくぞ!バイキルト!」

北の勇者「凍てつく波動は……効かなそうだな……!」ダッ

ダークドレアム「ほう、鋭い洞察力だ!」ビュオッ!

ダークドレアムのかまいたち!

北の勇者「はやぶさ斬り!!」カッ!

ガキィン!!!

北の勇者「剣が……折れた……!?」

ダークドレアム「いくら貴様が強くとも剣は安物……!我には届かぬわ!」ビュオッ!

ダークドレアムのかまいたち!

北の勇者「ヤベッ!サッ!」

ザンッ!!

北の勇者「く…、速ェ……光速かよ…それ……」

ダークドレアム「光速の域に達しない破壊の神などいるものか。だがそれだけが原因ではない……
この密閉された空間では人間は蒸し焼き状態。しかも酸素もなくなりつつある……」

北の勇者「(不味いな…。この瓦礫に穴を空ける隙も消火する隙もない…アイツは何もしていないのに何だこの隙の無い威圧感は…!)」

ダークドレアム「我は気高き騎士の心は持っておらん。『神』なのでな。このまま終わらせてやろう」ビュオッ!

ダークドレアムの4連かまいたち!

北の勇者「うがッ!!?」ザッシュウウウ!!

北の勇者「クソ……(アレ……使うしかないか……!?)」ガクッ
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