思考盗聴器の実物を手にいれて試した訳ではありませんので、確かなことは言えません。し
かし、妨害機は実物がありますので調べてみました。機種にもよるでしょうが、私が電磁波計測器、ト
リフィールドメーターというもので調べたところ、前方と後方への妨害機能が強く、左右や上へは弱く、下方向へ
はかなり弱いことが分かりました。

 これに対して、思考盗聴器は部屋であれば、おそらく、天井に設置されている可能性が高いと思われます。ま
た、電磁波自体は、手すりやベランダの骨組みなどの金属、テレビのアンテナケーブルなども受信したり、増幅し
たりしている可能性があります。これらのことから、妨害機の設置場所は、思考盗聴被害を受ける人の頭と、天井付近、または
アンテナ代わりとなる金属やケーブルとの間、さらに表面が被害を緩和したい方向にな
るようにすることが有効であろうと思われます。

 被害を緩和したい方向というのは、思考盗聴であれば、脳波を盗まれる訳ですから、被害者から思考盗聴器へ向かう電
波への干渉を目的として、妨害電波の強い表面を天井や金属に向くようにすることです。逆に痛みの送信などの被害を緩和したい場
合は、表面を被害者の方向に向けるのがよいのではないかと予想しています。