7年間の片思いを終わらせた
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とりあえずスペックを書いていく
俺 22歳 今年ってか今日から社会人の何の変哲もないフツメン
174cm 65kg
嵐の二宮に似てるって言われたことがあるから以後二宮にする
相手 22歳
特別かわいいとかではないけどかわいい
だれに似てるとかは聞いたことないから仮名として三浦にしとく 書き溜めてないから遅くなる。
初めて三浦と会ったのは中学2年だった
同じ塾に通っててたまたま同じクラスになったんだ
この時期に会ったという明確な時期はあんまり覚えていないんだが中2だったのは覚えてる 塾が同じってだけで中学は違った。さらに性別も違う。
こんなもんだから特に接点とかなかった。こんなやついるな〜程度。
俺は中2の頃は勉強なんて全然してなかったし塾なんて行って授業受けて帰るだけの場所に過ぎなかった。
他中の男友達と少し話して帰る、そんな生活だった。 まあ中2の頃は本当に初めて会ったくらいの記憶しかない。
何か話したことがあったとしてもほんの少しだけだろうな。
そんなこんなで俺は中3になった。
中3の夏、俺はバレー部だったんだが俺の中学は弱小校なので予選負けしてあっけなく部活引退。
それと同時に受験生としての勉強生活が始まった。 勉強生活なんて大それたことを書いたが全然勉強していなかった俺は無論夏休みも大して勉強をしなかった。
というのも俺は中2の頃はそこそこ勉強ができていて塾ではクラスで1位をとったりもしたことがあった。
塾に行き授業を受けて終わり。宿題だってたまにサボることもあった。
天狗になってた俺は結局夏休みが終わるまで大して勉強をしなかった。 9月に入って県内で受けられる模試みたいなのを受けた。
夏休み勉強をしてこなかった俺は当然のことながら散々な結果に。
俺の塾は各クラスで最下位付近の人以外は席を前列から順に埋めていく方式で席が決まっていた。
俺は真ん中かそれより後ろくらいの位置にいた。その時俺の隣に座っていたのが三浦だった。 正直ここでもあんまり記憶がない。
「よろしく」とかその程度の会話を交わした気がする。
ただ席も隣になったし、学校や性別は違うといえ同じバレー部だったということから何となく会話をしていくようになっていった気がする。 俺はこの頃から焦って勉強を始めた。
というのも俺は小学校の頃から行きたい高校があったのだが偏差値が高く当時の俺では合格はまず不可能なレベルだった。
偏差値が15ほども足りなかった俺はここからマジで勉強するようになった。 その甲斐あってか10月11月12月と模試を受けるたびに成績を上げていった。
12月頃には三浦と隣になっていなかったが普通に話す程度には仲良くなっていた。
当時流行っていた「前略」とかいうプロフィールをみたなんて話をしてゲラゲラ笑ってた。 正直この頃には三浦のことが気になっていた。
俺は女子と話が続くと「あれ、もしかしてこいつ俺に気がある?」とか思っちゃう病気なのである。
まあなんだかんだで年が明けて1月、いよいよ私立高校の入試が始まる月となった。
そんなある日俺は三浦と別の男友達の小沢ってやつと塾で遅くまで話してた。 小沢「そういえば俺の中学の○○ってやつさ、家がめっちゃ大きいんだよね!」
三浦「ね!あの家すごい大きいよね!」
小沢と三浦は同じ中学だったのだが俺は違う中学なのでもちろんわからなかった
俺「え?そんな大きいん?いうて敷地広いとかだけだろw」
三浦「じゃあ二宮一緒に見に行く?」
俺「行く!」
そんなんで俺は全然違う帰り道を3人で自転車こいでいた。 塾から10分くらいこいだところにあったその家は本当に大きかった。
俺は田舎に住んでるのだがその田舎ではあまり見ないような家だった。
俺「え・・・マジで大きいな・・・wちょっと感動したわ・・・wなんか泣けてきた・・・w」
三浦「そんな反応するとは思わなかったwww」
小沢「マジで大きいよな〜。まぁ会社開いてるくらいだしね」
こんな感じの会話をしていた。 その後近くにあった神社に行って3人の合格祈願をしようってことになった。
しかし俺はビビりなので明かりがあるとは言え怖くなった。
俺「なぁ、みんなで手つないでいかない?怖いわ・・・w」
素で言ってしまいその後すぐに気づいた。俺女子と手つないだことねぇよ・・・。
小沢は男なのでもちろん余裕で手をつないだ。俺はその後に三浦を見た。
三浦「え〜手袋するならいいよ〜w」
この頃の俺は冬なのに手袋をしないバカであった。その時思った。
あぁ、こいつは手袋ないと俺と手つなぎたくないんだな・・・って。
若干ショックを受けたがまぁ当たり前っちゃ当たり前かと思って手袋をした。 手をつないで俺らは賽銭箱の前まで行った。
3人は一緒にお金を投げて夜中にもかかわらずガラガラと鐘を鳴らしていた。
駐輪場までももちろん手をつないで行ったが小沢は手を放していて俺は三浦と2人で手をつないでいるというシチュエーションになっていた。
初めて女子と2人で手をつないでいた。顔には出していなかったが心の中ではめちゃめちゃに嬉しがっていたw その後は近くの公園で3人話していた。
冬の夜でしかも外だったのでそれは寒かったがすげえ楽しかった。
違う中学の人たちでもこんなに楽しく話せるんだなって思った。
しかし俺は当時中学生、23:30くらいには親から早く帰ってこいとメールが来たので解散した。
小沢は公園のすぐ近くに家があったので俺は三浦と2人きりになった。 俺「夜遅いし、家まで送るよ〜」
三浦「うちが二宮の家まで送る!w」
こんな感じの会話が5分くらい続いて結局互いの家の間くらいで解散という形になった。
楽しかったな〜なんて思いながら家に帰ったら母親から遅いと怒られた、サーセン。 この頃にはすっかり三浦と仲良くなっていた。
仲良くなった大きなきっかけってのを思い出せないんだがなんでかよく話すようになった。
そして人生初の入試が来た。同じ週に滑り止めとチャレンジ校の2つの入試があった。
結果は両方とも合格した。チャレンジ校は9月の時点ではまず受からないレベルだったので俺は嬉しかった。
三浦は滑り止めで同じ高校を受けていたのでお互い祝った。
俺のチャレンジ校が受かったことにはおめでとうを言ってくれて嬉しかったのを覚えている。 時は過ぎて2月、俺は重大なイベントを控えていた。
そう、バレンタインデーだ。
正直言って俺は三浦からもらえるだろうと思っていた。塾の中でも男子の中では一番に仲がいいと思っていたからだ。
そして2月14日、塾での授業を終えた俺は帰るわけでもないのに一人外に出ていた。
「みんながいる場所ではチョコレート渡せないしなwww 1人になっているかwww」
なんて思っていた。しかし5分くらい待ってても三浦は来なかった。
「あぁ、あいつは俺のこと好きじゃなかったんだなぁ・・・」なんて若干へこみながら俺は塾に戻っていった。
もうこの頃には俺は完全に三浦のことが好きだったんだと思う。 ちと、風呂入ってくるわ。見てる人いるか心配だがとりあえず風呂あがっても書くわ!
>>2
ありがとう!
>>11
長いな・・・すまん・・・
>>17
まぁ暇なら見ていってくれや
>>19
poisson d'avrilではないんだ・・・ 風呂あがった〜続き書くわ!
>>26
朝待ってるぜ〜
>>27
ありがたいどん 俺は塾で数十分の自習をした後に帰った。塾のドアを出て階段を下りていたら後ろに三浦が歩いていたのを見た。
俺「三浦も帰るんか?」
三浦「うん!お母さん迎えに来てるからね〜」
俺「そか〜じゃまた明日な〜」
俺は淡い期待をしていた。ひょっとしたらチョコレートが・・・!なんてな。まぁもちろんもらうことはなかったけど。
俺はローソンで明治の板チョコを買って寒空の下で自転車こぎながら食っていた。 家について飯を食い終えた俺は前略を見ていた。
自分が前略をやることはなかったんだが人のプロフィールを見ているのは面白かった。
そんな時三浦の前略が更新されていたので見ていたんだ。
なんか三浦の前略にdecooていうtwitterみたいなコンテンツのリンクが張ってあったので何気なく踏んでみたら驚くべきことが書かれていた。
「塾のときバレンタイン渡せばよかったなー」
俺は舞い上がった。冷静に考えれば俺の可能性ではないことも十分にあったのに俺はこれだけで嬉しかった。
もしかしたら明日になったらくれるんじゃね?とか思ったりもした。
が、結局次の日になっても貰えなかったので「俺のことじゃなかったのか・・・」と落胆した。 そしていよいよ公立高校の入試が訪れた。
小学校からあこがれていた高校だ。気合は十分だった。
まずまずの手ごたえを感じていた。自己採点では昨年の合格点に達していたために少しだけ自信があった。
そして合格発表の日、高校の掲示板に俺の番号は、無かった。
10回くらい自分の受験票と掲示板を目が行き来していたと思う。
泣きこそしなかったが心が無になっていた。
母親に落ちていたとメールをしたらわかったと絵文字付きでメールが返ってきて、俺はここで崩れてしまった。 家に帰ってからも俺は落ち込んでいた。高校のレベルを下げればよかったとさえ思っていた。
というのも俺は公立高校に行くもんだと思っていたからだ。私立高校は金銭的に負担が大きくなるとガキながら生意気なことを考えていた。
とりあえず塾に電話をした。塾長は本当に残念がっていた。誰かに期待されていたと感じたのは初めてだった。それ故に罪悪感が半端なかった。
この日の俺のメンタルは最高に参っていた。誰とも話さず部屋に引きこもっていた気がする。
「あの時もっと頑張っていれば・・・」なんてありきたりな後悔が俺を襲っていた。 次の日俺はいつも通り学校に行った。
俺はクラスで第一志望校に行くなんてでかでかと宣言していたので周りのやつらの空気は重かった。
「第二志望の高校も頭いいんだし全然いいじゃん!」なんてよく言われた。
「まぁそうだよな!そこで頑張るわ!」なんて返してたけどやっぱり心は受け入れていなかった。でも受け入れるしかなかった。
放課後には先生との面談があったが何を話していたか覚えていない。
でもクソ生意気だった俺を2年間も見ていてくれた先生だ、本当に感謝しかしていない。
こうして俺の高校受験は終わった。 卒業式目前のときに塾がお疲れ様会を開くということになった。
その頃にはすっかり立ち直っていた俺はその会に参加することになった。
「小6から通っていたこの塾ともお別れか〜」なんて思っていた。
ケーキとかジュースの買い出しを一通り終えたときに塾で三浦に会った。
この時俺はもうこいつに会えなくなると思った瞬間すごい寂しくなった。
「最後に気持ちを伝えよう・・・」と考えていた俺はお疲れ様会の時ずっと三浦と話してたと思う。
会を抜け出して2人で話したりもしてた。でも自分から告白したことがなかった俺は言えなかった。 「早く言わないと・・・」
そんなことを思っていたがやっぱり言えなかった。時間だけがいたずらに過ぎていった。
ついにお疲れ様会は終わってしまった。みんなが帰っていく中俺は三浦と話していた。
俺「まだ帰らないの?」
三浦「うん。今日は迎が来るんだ〜」
俺「そっか。じゃあ三浦が帰るまで俺も残ってようかな!」
言わなきゃ・・・!でも言えない・・・。
何度思っていたかわからない。そのうち三浦の迎えが来てしまった。
三浦「二宮じゃあね!」
俺「おう!じゃあな!」
結局言えなかった。まぁこんなもんか・・・なんて思ったりした。
三浦から告白されなかったことからやっぱあいつは俺のこと好きじゃなかったんだなと思った。
どこまで自意識過剰なんだか・・・w よくよく考えれば俺はメアドも電話番号も知らなかった。
それなのに俺のことが好きだと思っていたこと自体間違いだったのかもしれない。
「三浦は俺のことが好きなはずだから聞いてくるだろ!w」と思っていたが、とうとう聞くことはなかった。
自意識過剰な性格故に俺は自分が損をしていたと気づいた。が、悔やんでも仕方なかった。
こうして俺は中学を卒業した。 とりあえず今日は寝るわ。
誰も見てないと思ってたから見てくれる人がいて少し安心したw ラブイズウォーバァー
悲しいけれど(´Д` )オワリニシヨウ 見てくれる人いるかわからんがとりあえず続き書く!
卒業した後はクラスのやつらと毎日のように遊んでた。
ボウリングに行ったり友達の家に泊まりに行ったりなどなど。
その頃の俺は第一志望を落ちたことを受け入れ第二志望の高校で頑張ろうと決意していた。
そんなある日、塾から電話がかかってきたんだ。
第一志望に不合格になってしまった生徒には1年間授業費をタダで塾に行ってもいいというもだった。
母親は二つ返事で了承し、かくして俺は高校1年でも塾に通うことになったのだ。 塾での諸手続きが必要になった俺はすぐに塾に行った。
「久しぶりに来たな」なんて思いながら塾のドアを開けたらそこには三浦が建っていた。
三浦「あれ、二宮じゃん!どうしたの?」
俺「1年間塾がタダらしいからそれで来た〜」
三浦「あ、うちもそう!また1年一緒じゃん!よろしく!」
俺「だなw とりあえずなんか書く必要あるらしいし事務室いこw」
こんな感じで三浦と再会を果たした俺は少し心が躍っていた そんなある日、俺は友達が三浦の卒アルの写真を撮ったと言ってきた。
その友達の名前は津田にしておく。こいつは今でも友達で本当にいいやつだ。
津田「三浦の卒アルの写真ゲットした!」
俺「え、見せてよw」
俺は卒アルの写メを送ってもらった。
この写真を本人に送って少しからかいたかったんだが、如何せん俺はメアドも電話番号も持っていない。
そこで俺は同じ中学で三浦と仲の良い女子にこんなメールを送った。この女子は船橋とする。
俺「これ三浦に送って!w」
こんな文章とともに卒アルの写真を添付してメールした。
船橋「いいけど怒られても知らないよw」
俺「大丈夫だよwww」
俺はちょっとした悪戯心で卒アルの写真を送ったんだが、予想外の返事が返ってきてしまった。 船橋「三浦怒ってたよw」
俺「え、まじ?」
船橋「とりあえず謝ったら?w」
こんな感じで俺は船橋から三浦のメアドをもらった。
メアドをゲットできたことは嬉しかった。が、怒っている女子にメールを送るのは果たしてどうなのだろうか・・・。
少し悩んだ後に俺は意を決して三浦にメールを送った。
俺「あの、すみませんでした。」
普段からふざけている俺にしてはかなり真面目に謝っていた気がする。
三浦から嫌われたくなかったしな。 すごい心配してたのにあっけない返事が返ってきた
三浦「全然怒ってないよ!w あ、でもちょっとムカついたw 二宮の写真もちょうだい!」
俺「怒ってないんか、良かったわw あと俺の写真は上げねーよ!w」
ほっと一息、特に怒っていなかったらしく俺は安心した。
これが三浦と初めてしたメールだった。 高校入学して1週間後くらいに塾があった。
俺は塾に行く前にゲームセンターに行ってた。
UFOキャッチャーを見てたら今すぐに取れそうなピカチュウのぬいぐるみを見つけた。
挑戦していたら200円くらいでそのピカチュウをとれた。
UFOキャッチャーでぬいぐるみをとったのは本当に久しぶりだったので1人浮かれていた気がするw
そして高校での塾が始まった。初日は説明的な感じだったんだ。
学校のレベルで塾のクラスを変えるようなものだった。要は学力で上下のクラスに分類されるってことだ。
俺は上のクラスになったのだが三浦は下のクラスだった。結局クラスは変わってしまったので塾でも会うことはあまりないななんて思った。 この日は全クラス共通の説明だったので三浦もいた。
三浦「そういえばこの間の卒アルの写真だれからもらったの?w」
俺「それは秘密〜w」
三浦「いいじゃん!教えてよ!w」
俺「じゃあ3人挙げてみ!当たってたらこのピカチュウあげるよw」
俺はバッグの中からゲーセンで獲ったピカチュウを出した
三浦「絶対だからね!今は考えるからあとでメールする!」
こんな感じで三浦は帰った。
俺はこのピカチュウを結構気に入っていたので正直上げたくなかったが当たらないだろうなとも考えていた。
俺は家についた後三浦からのメールを待っていた。 しばらくしてから三浦からメールが来た
最初の2人は外して最後の1人となった
三浦「えー、じゃあ津田!」
俺「おー正解 やるじゃんw」
三浦「やった!ピカチュウね!w」
俺「はいよw 明日塾にいる?」
三浦「いるよー。じゃあ明日ね!」
こうして俺はピカチュウを渡す約束をした。
俺はこのピカチュウを気に入っていたので次の日学校が終わってからゲーセンに行って再度ピカチュウをとろうとした。
しかし当時は高校生、十分な金もなく結局取ることはできなかった。
俺は1つしかないピカチュウを渡すことになった。 追いついた!
保守
不思議さんデカ文字で御願いします! すみません用事が少し長引いてしまいました。続き書きます。
俺は1つしかもっていなかったピカチュウを持って塾に向かった。
塾に着くと授業が始まる前の三浦がいた。
三浦「ピカチュウ持ってきた〜?w」
俺「持ってきた!ほいよw」
三浦「かわいい〜!ありがと!!」
1つしかないからなぁとか思ってたけど喜んでくれてたのでそれで満足だった。
考えてみれば女子に何か物を上げたのは初めてだった。
三浦は授業に向かったので俺は家に帰った。 授業が終わったころに三浦からメールが来た。
三浦「ピカチュウありがとうね!めっちゃかわいい〜」
俺「おう!大切にしてくれよー」
わざわざメールまで送ってくれて律儀なやつめw なんて思ってたりしてた。
decooを見てみたら二宮からピカチュウもらったなんて写真まで上げてた。
本当に喜んでくれたようで俺としてもすごくうれしかった。 この頃には俺は三浦とよくメールをするようになった。
俺は三浦にだけメールの際によく絵文字を使ったりしてたw
件名の欄に増えていく Re: の数だけ俺は楽しくなっていた。
4月も終わりそうなある日、俺は勇気を出して三浦にGWの予定を聞いてみた。
俺「そういやGWって暇な日あるん?」
俺はすごい緊張してた気がする。女子に予定を聞くのは何でもないのに三浦となると話は別だった。 三浦「4日なら暇だよ!」
俺「じゃあさ、もしよかったら俺とどっか行かない?嫌なら大丈夫!」
嫌なら大丈夫、なんてフレーズ普段使わねーw とか思ってた。どんだけ慎重なんだって感じ。
三浦からの返事が待ち遠しくも怖かった俺、しばらくしたら三浦からメールが来た。
三浦「いいよ!男子ってどこ行ったりするの〜?」
俺は心の中でガッツポーズをした。初めて三浦と2人で過ごす日となったからだ。 ガッツポーズをしたのもつかの間、どこに行くのという単純な質問に俺は困った。
考えてみれば俺は遊ぶにしてもゲーセンか友達の家で遊ぶかどっかで適当に話したりするだけだった。
そんな時、俺の友達である津田が当時散歩にはまっていたことを思い出したのでそれを引用した。
俺「ゲーセンで遊んだりかなぁ。あとは散歩とか!」
三浦「じゃあ散歩しよ!」
俺「おっけ!俺午前は部活だから午後からでいい?」
三浦「あ、じゃあ私も少し用事あるからその時終わったら連絡するね!」
俺「はいよ!」
散歩、ナイスだぜ津田・・・w。そんなことを思っていた。 津田やるやん笑
1のペースで津田の詳細もヨロシクなw そして5月4日、俺は部活に向かう前にメールした。
俺「部活は13時には終わるから、用事終わったら連絡して〜」
三浦「わかった!部活頑張ってね〜」
この日の俺は異様にテンションが高かった気がする。
そりゃそうだ、好きな人と2人で過ごせるのだからな。
俺は15年生きてて初めて好きになった人がこの三浦だった。
初めての好きな人と初めて2人で過ごす、すごい幸せなことだなと感じた。 部活終了後、俺は学校近くのマックで部活の友達とモンハン3rdをやっていた。
15時過ぎくらいに三浦からメールが来た。
三浦「終わったよ!今どこにいるの?」
俺はすぐに返したかった。だがすぐに返すと急かしているような気がしたので20~30分くらい後にメールを返した。
俺「今マックにいるよ!」
三浦「え?それ大丈夫なの?」
俺「今から帰るよ!ごめん!急ぐ!」
俺はすぐに帰った。家についたのは16時過ぎだった気がする。 >>70
モンハン!笑
この手の1が漏れなくオタクなのはなんでやねんw 俺「今家についたわ!三浦の家ってどこから近い?」
三浦「サンクスとか近いよ!」
俺「え、サンクスなんてあるの・・・?俺わからんわ・・・」
三浦「えーw じゃあ大きい病院でいいよ!二宮近いでしょ?」
俺は病院だとありがたかった。が、俺はかっこつけたかったので三浦の家から近いところを待ち合わせにしたかった。
俺「いや、三浦の家から遠いでしょw 他にない?」
三浦「じゃあ○○マンションは?」
俺は正直このマンションも知らなかったがこれ以上知らないというとダサく感じたので知ってるフリをした。
俺「おっけー!じゃあそこ集合な!俺はもう家出るわ!」
三浦「まじ!じゃあうちもすぐ家出る!w」
俺「急がなくていいわw ゆっくりこいw」
三浦「急ぐ!w そういえば二宮は制服?」
俺「部活帰りだし俺は制服だよ〜」
三浦「じゃあうちも制服で行く〜」
ハッ、これは制服デートなのでは・・・?なんて思ったりしたのは内緒。 俺はマンションがどこにあるかわからなかったのでYahoo!地図で検索し家からのルートを確認した。
結構遠くね?と思った俺は場所を確認するや否や急いで自転車をこいだ。
そしたら思った以上に近く家から2分ほどで着いてしまった。
三浦はまだいなかったので俺は近くにあるファミリマートで板チョコを買った。
俺は中3の頃にデスノートを初めて読んだんだがその時メロがよく板チョコを食っていたのに感化されてそこから板チョコを食いだした。
俗に言う中二病なのであった。
板チョコを買い終わった後に携帯を見たら三浦からメールが来ていた。
三浦「まだ着いてない?」
俺「ごめんファミマ行ってたw すぐ行く!」
俺は板チョコをポケットにしまってマンションまで走った マンションに着いたら三浦が立っていた。
俺「ごめん!チョコ買ってたw」
三浦「チョコ好きだねw いつも食べてるじゃんw」
俺「まあなw チョコいる?」
三浦「じゃあちょっとだけもらう!あんまり多いとなんか変な感じになるから本当に少しでいいよ!w」
俺「なんだそれwww」
そんなことを言いながら俺は4分の1ほどを割って三浦に上げた。
こうして俺たちの散歩が始まった。 散歩は本当にただの散歩だった。歩きながらただ話すだけ。たまにベンチに座ったりした。
それがすごい楽しかった。このまま永遠にこの時が続いてほしいとさえ思った。
人通りの少ない道を歩いてた時、俺は告白しようと思った。
でも俺はチキンだから結局言えなかった。言えないまま結局待ち合わせ場所に戻ってしまった。
俺「今日はありがとね!折角だから家まで送るよ!」
三浦「ありがと!でも家見られたくないから家のすぐ近くでバイバイね!」
俺「見られたくないってなんだよw んまいいやんじゃそーするか!」
俺は三浦の家の近くまで送った。解散するときになっても結局言えなかった。
俺は告白することが怖かったんだと思う。俺は1人トボトボ自分の家に向かって歩いた。 帰ってる最中に三浦からメールが来た
三浦「今日はありがとね!楽しかったよ!」
俺「俺も楽しかったよ!ありがと!」
告白できなかったけど今のままでも楽しいからいいか、なんて考えてた。
いつでも誘える、いつでも時間取れる、そんな風に考えていた。
そもそも人と付き合ったことがなかったからどうしたらいいかわからなかった。
中学では2回くらい告白されたが全部断ったし、多分俺は彼女とか向いてないなんて考えてた。
そんな感じで散歩後もいつもと同じような日々が続いていた。 ある日俺はどうしても気になったので俺はメールで聞いてみることにした。
俺「そういえば三浦は好きな人いるの?」
なるべく平静を装っていた。そんなわけないのに。
三浦「うちはいるよ!二宮は?w」
本当ならここで俺は三浦のことが好きだと言うべきだった。でもチキン名な俺はやはり言えなかった。
俺「今はいないよw」
三浦「なにそれーw てかうち二宮に言いたいことあるんだけど恥ずかしいんだよなぁ〜w」
俺「なんだよ言えよw」
なんで気付かないかなぁ、俺
三浦「じゃあ・・・私と付き合ってください!w 返信はいらないです!w」 すみません、今から飯食ってくるんで続きはまた後で書きます。 少し返します
>>54
ありがとうございます!
>>61
長くてすまん・・・
>>71
俺はゲームも漫画もアニメも大好きだぞw 続き書いていきます
俺は一瞬意味が分からなかった。
3分くらいは携帯の画面を眺めていたと思う。
返信しなくていいってのは特にそう思ってないけどつけたんだろうなと考えて俺は返信した。
俺「冗談?それともガチ?w」
もっと気が利いた返信できねえのかよ・・・
俺はこんな感じで返信した。 えーけど、二宮・三浦、の次がなんで四谷さんやないのや?五代くんまでつなげて欲しかった 三浦からすぐに返信が来た
三浦「好きな方で考えてw あと返信本当にしなくていいから!」
俺はわからなかった。好きな方ってなんだよ・・・って。
好きな人からの告白は本当に嬉しかった。人生の運をすべて使ったんじゃないかとすら思った。
俺はどうしたらいいかわからなかった。返信いらないってなぁ・・・って感じだった。
俺は船橋にメールをした。船橋は三浦と仲良いし言っても大丈夫だと思った。
俺「俺いま三浦から告られたんだけどさ、どうしたらいいかな」
船橋「自分で考えたら?」
なんて冷たい女だなんて思ったが何も言い返せなかった。自分で考えろなんて当たり前だったからだ。
30分くらいぼーっとしてた。どうしようかなとかマジで返信いらなそうだとか考えてた。
なんとなく三浦のdecoo見てたら「返信しろ馬鹿!」って書いてあった。
結局こういうところが疎くてダメなんかって思いつつメールを打った。 意味がわからない
付き合ってって言われたんなら
付き合おうでいいんじゃねえの?
えっ?えっ?えっ? 俺「あの、今大丈夫?」
三浦「うん」
俺は考えた。考えた結果の返事を送ることにした。
好きな女の子から告白されることなんて人生で1回あるかないかだろう。
両想いであるとわかった俺は、必死に考えて、何が最善かを考えてメールを送った。
俺「俺も三浦のこと好きだけど付き合えない。ごめん。」 俺は本当に嬉しかった。人生のピークだっただろう。
俺は三浦と付き合えたら本当に幸せだったと思う。
でも三浦を幸せにできるかわからなかった。俺では三浦を幸せにできないかもしれないと考えた。
本当に、本当に好きなら、三浦に幸せになってほしい。
初恋の人だった。一生忘れないだろうと思った。
三浦「そっか。わかった、ごめんね。」
俺「今度は俺から告白するから!約束!」
三浦「約束だからね!絶対だよ!w」
俺はこの約束は絶対に守ろうと思った。絶対に忘れない、そう心に誓った。 単に自信が無いだけなんだろうけど、何故付き合えないのか素直に打ち明け無かったのが間違いだったな。 次の日、三浦が塾の日だったんだけど俺はメールを送った。
俺「よかったら一緒に塾行かない?」
三浦「いいよー。またあのマンション待ち合わせでいい?」
俺「うん、じゃあ20:30くらいに待ってるから」
なんとか会う約束をすることができた。
この時少し遅れそうになって走ってマンションに向かってたんだけど部活の疲れがたまってたのか途中で足がつってしまった。
足つったけど時間遅れそうだったからつった足で走ってた。
1~2分くらい過ぎたんだけど俺が先についてたからとりあえず一安心。
俺がついてから5分後くらいに三浦が来た。 三浦は少し俺から距離をとってた
俺「よっ、時間あんまないしもう行くか」
三浦「うん・・・」
歩き出したとき三浦がいきなり口を開いた
三浦「告白しなきゃよかった!」
何も言えなかった。逆だったら多分俺もそう言ってたと思う。ごめん以外言葉を失っていた。
少しの沈黙の後会話しながら塾に向かったけど楽しいとはとても言えなかった。
塾の帰りは三浦は船橋と一緒に帰ってて、俺は1人で自販機で買ったCCレモンを飲みながら帰ってた。
何してんだ俺はとずっと思ってた。 三浦「テスト近いし勉強するからしばらくメール送れなくなる!」
ある日突然こんなメールが来た
俺「わかった。テスト頑張ってな!」
うすうす気づいていた。多分これはもうメールをしないという意味合いだろうと。
俺は一縷の望みを抱いてテストが終わったらメールが来ると思ってた。
しかしテスト期間が終わってもメールが来ることはなかった。
俺からメールを送ることもできなくなっていた。確実に大きな溝ができていた。 夏休みに入ったとき俺は校外学習で名古屋に行った。
夏休み初日からなんで校外学習やねんとか思ってた。
校外学習最終日、俺は三浦にお土産を買おうと思った。
しゃちほことスティッチのが一緒になったストラップを買った。
夏期講習になったら多分あいつに会える。その時に渡そう、そんな風に考えてた。
夏期講習初日、2日目、結局渡せなかった。
いつまでこんな風な日々が続くのだろうかと考えた。多分一生だろう、お土産渡すのはいつの間にか諦めていた。 絶対500円もらえる
pringていうアプリを入れて
口座を登録して
紹介コード zTSPRD を入力すると
500円もらえる。俺ももらえる!
その500円は登録した口座に手数料無しで出金できる。
ただし、対応している銀行口座は楽天、ジャパンネット、住信SBI、みずほ、三井住友銀行、ほかは一部の地方銀行が対応
4月12日過ぎたらアプリ入れて口座登録しても500円もらえないから注意 8月のある日、地元の公園で小さな祭りが開かれることを知った。
これしかないと思った俺は三浦にメールを送った。
俺「8月●日空いてない?」
三浦「ごめん、その日は友達と祭り行くんだ!」
俺「そっか、俺もまつりに誘おうとしたんだけど友達と行くのか。わかった!」
遅かった・・・。でもメールできたし、もしかしたら2学期からは普通に接することができるかもとか期待してた。
しかしそんなことはなかった。これ以降俺は三浦と連絡を取ることはなかった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています