また殴られるんかなーとか思いながら恐る恐る戸を開いたら、ぎこちない笑顔の父さんが椅子に座って「ちょっと来い」って手招きしてた
大体見てきたのが怒った顔だったから、俺は不思議に思いつつも席に座った
そしたら父さんは円卓の上に置いてあるでっかい何かを指さして「おう、食えや」みたいな事を言った
テーブルにはよく見るとケーキが置いてあった
俺が初めて祝ってもらった誕生日
ロウソクも刺さってて吹き消したりなんかもした
祝い慣れてない父さんも心無しか嬉しそうで俺も嬉しかった
でもケーキは不味かった

>>5
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