ここから先はまだまだ考察の浅いところで、むしろこれから考えていこうと思っているのだが
これから日本という社会が発展するとしたら、どんな状態を発展を遂げた状態である、と言えるのであろうか、ということだ

マックスウェーバーはその著書『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で、近世近代においてイギリスやドイツが世界の中で覇権を握ったのは職業召命観に基づき資本の蓄積を是としたプロテスタントを信仰する国家であったため資本主義社会が成立し近代化を図ることができたからである、と説いている
また、マルクスの弁証法的唯物史観の視点からも、それらの国がいち早く段階の進んだ資本主義社会に達したことは近代世界の国家同士の争いに有利に働いたと捉えることができる
だろう

なるほど確かに日本は既に資本主義社会であり、一応先進国と言われる位置付けとなっている
マルクスの説で言えば次の段階は共産主義社会だ
日本は共産主義社会となるのだろうか