今年俺より波乱万丈な1年を歩んだ奴いるの?
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1年ももう終わるので勝手に書いていく
かなり長くなると思うし空いた時間に書くから時間かかると思う
なおこのスレは95%の真実と5%のフェイクで構成されています 先に述べておくがこの先のことは俺も記憶が曖昧である
展開の速さについていけない頭と反射的に動いていた体のギャップがあったように思う
立ち上がったマイケル座ったまま見上げる俺
既にマイケルから冷静さは失われていた
「今まで上手くいってたじゃん!!!!」
確かそんなことを言っていたはずだ
「別れよう」
俺はもう会話を諦めてそれだけを繰り返していた その時俺は人生で初めてのものを目にする
諸兄の中で似た経験をしたことがある人は共感頂けるのではないか
人が本気でキレた時の表情、狂気を感じるほどの昏い眼
こちらを見ているようで見ていない
ヒトの感情の暴走の果てを見た気がした 手に違和感を覚えた
見てみる
血が出ている
掌が斜めに裂けている
驚いた
遅れて痛みが来た
マイケルを見る
同じく驚いている
その手には焼き鳥の串が握られていた すぐに状況を理解した
串を握ってこちらへ振り下ろしたマイケル
咄嗟に手で防御する俺
そして串の先端が俺の右の掌を引き裂いたのだった 実のところ傷はそこまで深くなかった
いかに串とて安全面からそこまで鋭くなってはいなかっただろう
ただ人間が全力で握って振り下ろせば肌くらいは裂く
更に出血を伴っていたとすれば傷の深さなんて冷静に考える余裕はない
傷がある
痛みがある
出血がある
それだけだ 俺はその時冷静であったかはわからない
しかし変に頭は冷めていた
「帰る」
そういってドアに向かった
本能が危険を告げていたからだろうか その言葉に反応したのか
はたまた自らの行為でパニックになったのか
マイケルは串を持ったまま向かってきた
口を開いても言葉にはなっておらず
「うん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!!」
顔を真っ赤にしてそう発していた気がする そのまま急いでドアの外に出た方が良かったのかもしれないが
そんな相手に背中を向けるのは危険と俺の本能が判断したのだろう
マイケルの方へ振り向いた
次に目にしたのは串を持った手を振り下ろすマイケル
俺は咄嗟に手で払おうとした 結果、串は見事に俺の手の甲に刺さった
痛い
今度はガチで痛かった
血が出てる
また右手だ
表裏両面から血を流す俺の手
手の甲の方は少し肉が抉り出ていた
この時の俺の抱いた感情は恐怖でも怒りでもなく諦めであった
何に対する諦めだったかはわからない
ただ「仕方ないな」という思いがあったことは覚えている ふとマイケルに目をやると泣いていた
その場で顔を真っ赤にして
串は握ったままで
少し俺の血がついていて
立ったまま涙を流していた
あの時のマイケルは何を思っていただろうか 俺はそのまま部屋を出た
血を流す手をポケットに入れてそのまま帰路についた
もし2度のうち1度でも手で防御してなかったどうなっていただろうか
より不幸な結果になっていたことは間違いない
帰路の途中は痛みや怒りよりも
「これでカタがついた」という安堵が勝っていた 以降俺がマイケルと会うことはなかった
当然連絡も絶った
手の方は幸い重症ではなかった
ただ手の甲の傷はいまだに完全には消えていない(うpを考えたがやめておこう)
そしてこの話にはまだ続きがある その後、ある時別のゲーム仲間からマイケルの話を聞いた
「あいつ警察に捕まったらしいよ」
普通に驚いた
正直あの時の様子とそこに至るまでの状況からして最悪自殺は有りえると覚悟していた
しかしもはや関係ないことと冷たく考えていた
それが逮捕とは…
「何したのあいつ?」努めて冷静に尋ねた
「わからない、何か詐欺罪らしい」 本当に何をしたのだろうか
あれから何があったのだろうか
知りたいような知りたくないような
まぁ恐らくそれを知る機会はないだろう
今これを書いている瞬間にもマイケルはどこかで何かをしているはずだ
別れることは避けられずともこの結果だけは避けられたのではないかといまだに思う ちなみに当然のことながらこの一連の事件については俺は警察にも実家にも2人の彼女にも言っていない
2人にはただ「別れた」とだけ伝えた
両者の反応は共に淡泊であった マイケルについては今日に至るまでこれで全て
今も捕まってるのかそうでないのかも本当にわからない
もちろんフェイクは入っている
以前マイケルについてはフェイクを入れざるを得ない、と書いた理由はご理解頂けたと思う ということでマイケル編は全て終了
明日は5月の出来事
まぁ5月は小休止的な月だから安心して欲しい マイケルが手首切ったと予想してたが
血煙は1だったか・・・ 乙
マイケルは>>1の代わりに男見つけて結婚詐欺でもしたのかね いつもながらこんな無駄に長い文を読んでくれてありがとう
俺なら絶対途中で読むの面倒になるわ
>>344
実は俺もそれが一番可能性高いと思ってる 自分は精神病棟にいた元カノが脱走して今付き合ってる彼女の家の実家に行って色々工作したりして
すごく大変だった。 木嶋佳苗のようなデブスでも結婚詐欺が出来るんだから、マイケルでも可能だったのかな?
女は行動力やね 焼き鳥の串で傷つけられるとかたいしたこと無いからもっと悲惨な展開よろしく マイケルとの種付け成功かと期待したんだがこうなったか まさか性格美人のハズのマイケルが1番に脱落するなんて!やね笑 >>347
それもうホラーだな
>>348
歳を取ると愛嬌のあるブスを求めるらしいよ
可愛いと若い男に取られそうで不安とかなんとか
>>349
いうて肉まで抉ってたからなぁ
あれ以上は勘弁
メンタル的にはまだまだ悲惨なことは続くよ!やったねたえちゃん! なお5月分は夕方頃になる予定
5月6月は比較的平和だからまとめてもいいんだけど
ちょっと夜は用事があるんで6月分は明日かな むしろここから先の
マイケルの人生の方が見てて面白そう どこがフェイクか分からない話なので焼き鳥の串が日本刀のフェイクかも知れないよ(☆∀☆) では5月の話を始めよう
上にも書いたけど5月はあんまり面白い事はないから
何なら飛ばしても問題ない 5月、温かくなってきた
GWも明けた頃
血生臭い4月の件から一転して良いニュースが到来
フィリピン嬢との子供の性別が判明した 結果は男の子
別に男女に拘りがあったわけではないが
男だと会社の後継問題(気が早いが)の展望がとても明るくなるので嬉しかった
そしてそれ以上に経過が順調なことに安堵した
実は途中少し危ない期間があったのだが話の展開の関係で省いている(だいたいマイケルのせい) 安定期に入ったとのことで
出産後の話もしなければと再び訪比
ノリノリすぎてビジネスクラスを予約したが
たかが4〜5時間のフライトにビジネスとかアホかと後で猛省
空港まで母親と一緒に来てくれたフィリピン嬢は既にお腹が大きかった 話すことはたくさんあった
まず名前
できれば日本でもフィリピンでも馴染やすい名前がいい
英語っぽくしつつ漢字でもかける名前(玲雄みたいな)を考える
て言ってる傍から向こうから出してきた案が "俺の名前"2世
狂ってんのかと思ったが本気のよう
光の速さで却下
「1年1組佐藤一郎2世です!」
100%いじめられるわそんなん
とりあえず名前については保留 あとは出産後の生活について
フィリピン嬢とは正式に籍を入れられないので日本の配偶者ビザは取れない
しかし子供を認知して日本国籍を取得すれば「日本人の母」ということになりビザが取りやすくなる
なのでその線でいつかは来日させる約束をした
てかずっとフィリピンに住んで
子供が完全なフィリピン人になってしまうのは避けたかった もしかしたらいつかは会社を継いでもらうことになるかもしれない以上
教育については今から考えておかねば、ということでその辺りも調査
英語は問題ないとして日本語も身についてもらうため
まず母親から出産後は日本語学校に通ってもらうことに などなど書類の準備等はこの段階から始めていた
ちなみにこの時妊婦の腹を初めて触ったが思った以上に動いているのがわかる
お腹の子に話しかける彼女を見てなんだか生命の神秘を感じた
と同時に父親としての自覚というのも多少なり意識し始める ちなみに安定期とはいえ妊娠しているので今回はセクロス無し
…と思っていたがあちらから「ヤリタイ!」としつこいので結局結構した
俗にいう腹ボテなんとやらだ
意外と普通にできるもんだ、というのが感想
ただ乳首が凄いことになってて驚いた そして少し揉めた
出産が現実的になるにつれてあちらの不安感が増してきたのだろう
「ランアウェイダメナ?」「マイニチデンワ、OK?」
から始まり
「ニホンカエラナイOK?」「アコ(私)モニホンイク」
しまいには例の禁句まで出た
「ベイビーマザーダケカワイソウ」(訳:母親だけだと子供が可哀そう)
「パパドコ?ッテアスクシタラドウスル?」(訳:子供がパパはどこ?って訊いて来たらなんて答えればいいの?)
「ペアレンツイテカゾクパーフェクトデショ?」(訳:家族は両親と子供が揃っていて完全でしょ?)
「ケ ッ コ ン ダ メ カ ?」 …貴女はご存じないだろうがそのセリフを聞くのは今年2度目だ(約2か月ぶり)
何とも男冥利につきるがそれだけは受け入れられない
とはいえマイケルとはもはや状況が違う
どこぞのバラエティよろしく「はいアウトーーーーー!!!」とはできない
これについてはキツく叱って「二度と言うな」と言っておいた
「次言ったら本当に逃げるかもしれない」と警告したのでもう大丈夫だろう(願望) 彼女の実家にもお邪魔する
ホテルから車で2時間程
ネットなどは通っているとはいえフィリピンの田舎はやはり凄い
なんというか日本と違い過ぎる
路上生活者たくさんいるし
半裸のおっさん達が昼間からたむろしてる 彼女の家はフィリピン人にしてはそこそもお金がある家庭で
車やカラオケセットなどがあった
が、それでも家は台風が来たら屋根が吹っ飛ぶんじゃないかというレベル
しかもエアコン無し
あんなに暑いのに優先順位がカラオケ>エアコンなのが意味わからん 行ったついでにエアコンと洗濯機とソファを買ってあげた
電化製品は当然日本製
総額15万いかないくらい
まぁこの程度なら想定内よ
しかし衛生面とかちょっと心配になる
逆にこのくらいの方が強い子になるんだろうか… なお2件隣には60代の日本人男性が1人で暮らしているとのこと
基本的にいつも家で酒を飲んでいるだけ
奥さんが日本で働いていてたまに送金があってそれで暮らしているらしい
なんかフィリピンの闇を見た気がした
ああはなるまい そんなこんなで今回の訪比は終了
次来るときは出産後になるだろう
待ち遠しくて待ち遠しくて仕方が無かった 5月はこれだけ
明日は6月
6月も比較的短くなると思うけどけど
それ以降はまた長くなる予定 >>352
ホラー映画なんて可愛いもんだよ。四月から脱走して未だに脅威があるからね。
あんたより俺の方がヤバい一年送ってるよ 6月も待ってるぞ!
>>375
面白そだからスレ建てて語れ >>376
同意
>>375
立ったら見に行きます(・∀・) >>378
保守はしますよー!びっぷらはまったりなので >>381
おー、スレ立て乙
後で読ませてもらうよ
6月分は既に書き終わっているので確実に今日中にはいけます
この辺になってくるとまだ記憶に新しいから書こうと思えばいくらでも書けてしまうのが困りもの 6月
徐々に夏を感じ始める
ここまで本命の癖にイマイチ影の薄かった婚約者
彼女に関する出来事 フィリピン嬢の妊娠諸々については婚約者は当然知っている
最初こそ少し泣かれたがその後は特に問題もなかった
しかしその実、内面では少し焦りがあったらしい
その焦りとはまさに「このまま捨てられるのでは?」という焦り これについては俺も悪い
てか俺が悪い
母体のストレスになってはいけないと思い
フィリピンから着信があった場合は基本的にすぐ出ていた
無論それが婚約者とのデート中であろうともだ
だって心配なんだもん!
…という言い訳は通じないだろう ともかく彼女は焦っていた
最近関係が少し冷えているのもある
レスは1年程になる
本人も頭では現状を受け入れていてる
しかし心はそうはいかない
でも別れたくはない、と そしてまさかの今年三度目
「そろそろ籍入れようよ」
………貴女はご存じないだろうがそのセリフ以下略(約1ヶ月ぶり)
まぁ言葉は違うがニュアンスは同じようなもんだろう
なおこの時俺は内心
(3回目wwwww俺モテ過ぎクソワロタwwwwwwww)
と半ばヤケクソ自嘲気味であった
実際ある意味では幸せな立場だとは思う しかしながら先の2人と婚約者ではこの言葉の重みは違う
なんといっても婚約者
いつかはその時が来る
先の2人の件もあるしここらでこの件をハッキリさせておいた方がいいか、と考えた
元々俺の実家からのストップで入籍をしていなかっただけだ まぁ言うだけ言ってみるか!と
実家に「そろそろ入籍しようと思う」と言いに行ったところ
「あーやっとか、いいんじゃない?」
いやテメーらがまだ止めろっつってたんだろうがボケ老人共
そのお蔭でこっちは無用なトラブル(マイケル事件)に会ったってんだよ
老後は覚えとけよマジで ということで入籍することに
まぁ入籍なんてフィリピンでの認知だ国籍だに比べれば容易いこと
パパっと書類書いて提出しておしまい
無論それに付随する細かい諸手続きはあるが…
ただし1月に買ったマンションはまだ完成してないので継続して別居状態 本来結婚こそ人生の大イベント
しかし結婚式をとっくの昔にやっていたのでなんかもう事務的に終わってしまった
ちなみに知人などは入籍していないことを知らなかったし
改めて伝えるのもなんだか微妙なので特にお祝いも無し
一応実家のボケ老人共からお祝い金だけもらった 結婚と出産の両方を同時に
しかもそれぞれ別の相手と、というのはなかなかないのではなかろうか
まぁなんの自慢にもなりゃしないが
いずれにせよこれで一区切りというか
曖昧だった事がスッキリしたので個人的にも安堵感があった てな感じで一応おめでたいことが続いていた最中
ここで1つ大きな問題が発生する
4人目の女の登場である と言っても残念ながら彼女ではない
俺の3つ下の妹の話だ
かなり最初の方にも書いたが俺と妹は昔から折り合いが悪い
思春期の女の子にとってコミュ障の兄というのはこの上無く気持ち悪いものだったようだ
そうは言ってももうお互いいい大人
あちらも社会人となって当時は広告代理店で仕事をしていた
積極的に関わることはなくとも一応は良い距離感を保っている しかしある日
「"妹"が死んじゃうかもしれない…!!!」
という連絡が半狂乱の母からあった
仕事中に倒れたとのこと
すぐに病院に運ばれる
その時は意識はなかったらしい >>392
端からみたら全然スッキリしてないのに、自分だけはスッキリできちゃった! みたいなこと、あるよね! 特殊な病気なので詳細は伏せるが命に関わるレベル
実家はもう大騒ぎ
一連の俺の話なんか比較にならない
娘が死にかけてたら当然といえば当然か
干渉されるのが嫌いな俺と違って実家べったりな妹だったし >>396
いやもうほんとそれ
後から考えれば泥沼の更なる深みに嵌っただけだった 一方その報告を受けた俺はその時は出張の真っ最中
幸い国内にはいたとはいえ、さすがにすぐには動けない
実家は混乱しているのか先の電話以降全く音沙汰がない
これで仕事に集中しろという方が無理がある 折り合いが悪いとはいえそこは兄妹
心配は心配だ
もしかしてもう既に逝ったのか…
だとすればもう少し色々と話しておくべきだった
思えば社会人になってお互い落ち着いてからもまともに話したことはなかった 子供の頃騙してダンゴムシ食わせてごめんよ…
中学生の頃俺が適当に洗濯物を干したせいでブラがマンションの下に落ちて
大衆の晒し者になった件についても陳謝しよう
マンションのロビーの落し物箱にいつまでもオレンジのブラが置いてあったのは実にシュールであった
と、一応謝れるうちに心の中で謝罪だけ済ませておく まぁ実際のところは全く実感がないというのが正直なところ
この時点では悲しいもなにもない
そして続報が入ってきたのはその1日半後
「とりあえず大丈夫そう」
母親から連絡があった
話しているうちに母はまた泣いていた
何はともあれ一安心
急場は凌いだとのこと と言っても完全に安心できるわけではない
再発の可能性も大いにある
そして完璧に治療するには臓器移植の必要がある、とのことであった
そしてもしやるなら少しで早い方がいい、と さてここで問題
妹は臓器移植を受ける必要があります
この場合誰の臓器を移植するのが一番確実でしょうか
なお両親は既に結構な年齢であるとする これ以上は長くなるので結果を書こう
これを書いている段階でまだ移植は行っていない
現在は経過観察中である
妹は仕事を休職し半分入院半分自宅療養の日々
現在俺は移植に関しては
まぁ死ぬわけじゃなししょーがないかー、くらいの軽い気持ちでいる
とはいえ実際にそれが現実となった時はやはり多少は怖いものかもしれない 更に俺は一応新婚の身
しかも数か月後にはパパになる
ついでにもう皆忘れているだろうが一応会社の跡継ぎである
この体は自分だけの体ではない
どうするのが正解なのか
もし嫁や彼女が移植に反対したら俺はどうするべきなのか 一度妹とその件について話した
妹は泣きながら「ごめんね」と謝っていた
この先どうなるかはまだ未定だが、一応覚悟は決めている これにて6月は終了
次回からはまた長くなるかな
話が本格的になるのは8月以降なので
今しばらく我慢してお付き合いいただきたい >>409
それは一応ノーコメント
でもまぁ限られるよね やっぱり気になるから自分でも移植について調べたんだけど
長いと軽く3週間くらいは仕事に復帰できなさそうなんだよね
そんなに仕事空けられるのかという問題もある
まぁもし本当に移植することになったら暇な入院中にまたスレ立てようかな つっけんどんだった妹が泣きながらごめんねと言ってくる状況に萌える人生の敗北者。
続きはよ 腎臓、肝臓どちらにしても
移植しなければ透析となるだろう
そうなったとき、妹の寿命は残り
10年以下になると考えていいだろうな 腎臓なら透析でしのげるけど
移植が必要ってことは肝疾患じゃないか 病気についてはそんな感じ
最近は妹についての話を聞いていないので今どういう状況かは不明
7月分は少し長いので夕方と夜の2回に分ける形になると思う 7月、夏が来た
実際は先の妹の話が落ち着いた時には既に7月だったけど
そしてこの7月はまたしても身内の事件で大騒ぎになる 7月の半ば
夜中に着信音で起こされた
婚約者改め嫁だ
入籍したとはいえ用事がない限りはあまり連絡を取り合わない
それが夜中に連絡 いつもなら面倒くさいとスルーするが
この時ばかりはすぐに出る
「妹の旦那が死んだ」
落ち着いた声でそう告げた この場合の妹とは嫁の妹、すなわち俺の義妹である
姉と少し歳は離れておりこの時まだ10代
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