僕と音楽
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母子家庭だった
小学4年生の時に親が離婚し父は養育費を払わず母は夜仕事に行くもパチンコにハマり生活は困窮
狭い家でご飯はいつもひとり。
小さいながらも恵まれてないのを気づいていた。 五月雨荘
僕が母と住んでいたかなり古いマンションだ
1階にはオーナーが接骨院を開いており他にもいくつもマンションを持ってるお金持ち
前には古いが少し大きい家がある 離婚して母は堕落した生活になり僕はご飯を食べるのもままならずよく家の前でボーッとしていた。
前の家のお嬢さん、杏子さんに声をかけられた
「よしくんお母さんは?」
離婚したこと、ご飯を満足に食べられないこと、母がパチンコにハマってること、全てを話した。
「じゃあうちでご飯食べよっか?」
小学生4年の夏、初めて杏子さんの家に入った 家自体は古いがしっかりしており掃除もされ綺麗だった。
杏子さんのお父さん秀俊さんに挨拶した。
杏子さんが秀俊さんに話をしているけどたぶん僕の事だろう。
「これからお腹減ったらうちにおいでな」
秀俊さんは優しくカッコよかった。
今思えば杏子さんは栗山千明さんを巨乳にした感じ、秀俊さんは鹿賀丈史さんに似ていたと思う。 小学5年生になったころ杏子さんは中学3年生になった
とても美人で僕にとって最高のお姉さんという感じだった
母に杏子さんの家で度々ご飯を食べさせて貰ってるという話をしたが無関心だった
そして僕が小学6年生になる頃母がパチンコ屋で知り合った細くて身長が高いアスパラガスに似た人と付き合い出した
ベランダには母が寝てる部屋を通らなければ行けないからドアを開けたら母と彼氏がヤってた
すぐドアを飛び出て杏子さんの家に行った 悲しいとかそういう感情じゃなくよく分からない気持ちになったら自然と涙が出て嗚咽が漏れた
杏子さんの家のインターホンをならし杏子さんが出てきた
僕の態度を見て杏子さんが酷く心配した
「どうしたん!?何があったん!?」
普段は物静かな杏子さんが声を大きく感情が高ぶった感じで聞いてきたからありのままを話した 話を聞いて杏子さんは
「大丈夫、大丈夫やからね。」
そう言うと抱き締めてくれた。
それから落ち着きご飯を食べる時に杏子さんが
「今日はうちに泊まってく?もしあれやったらこれからもいっぱい泊まりにきていいよ」
そう言ってくれた。
そしてご飯を食べ終わった後に杏子さんに
「お母さん今日は夜お仕事?」
って聞かれたので休みだと答えた
秀俊さんと杏子さんが母と話をしに行くらしい それを聞いた僕はついていくと言うと杏子さんが
「よしくんは家で待っといて、帰ってきたらスイカを食べよね」
そういい出かけていった
家はすぐ前なのでこっそりバレないよう着いていった
母と杏子さん、秀俊さんはが話をしていた
「すいませんが娘から息子さんの事を聞きましてもう少し大切してあげられませんか?」
「はぁ?大切にしてますけどwいきなりなんなんですか?」
「ご飯もあまり作らなかったりお付き合いしてる方とのその、ね、行為をよしくんが見ちゃったり教育によくないと思うんですよ」
最初は穏やかだったが次第に激しい口論になった 最終的に母は
「私は私の人生、あの子はあの子の人生、この家に生まれたあの子は運が悪かったんでしょうね」
そう言い放った
自分はたまらず出ていってご飯をよばれたことなど話をしたら
「勝手にあげてるだけですやん?別に頼んでないし」
「こうやってぐちゃぐちゃ言われるんやからもうあんたも行きな!ほんまうっとうしい」
その言葉に呆れた秀俊さんは
「分かりました、息子さんの事はご飯も含めこれからもあまり面倒を見ないという事ですね?」
と聞くと母は自分なりにみてると返した
秀俊さんは
「よしくん、これから毎日でもいいからうちにご飯食べにおいで。」
「お風呂もうちで入ってええよ、勉強もわからんかったら私か杏子に聞いたらいいよ」
そう言ってくれた それからほぼ毎日ご飯を呼ばれた
自分の家はシャワーがなくお風呂に貯めたお湯を頭や身体にかけていたからシャワー付きのお風呂が嬉しかった
寝る時は家に帰ったり帰らなかったりという感じだった
修学旅行の積み立ても秀俊さんが出してくれたので無事、広島と宮島に行けた。
宮島のおみやげを買ってきたら杏子さんと秀俊さんは凄く喜んでくれた
杏子さんはまた抱き締めてくれたけど抱き締められる度にドキドキした。 僕が中学校に入学する頃、杏子さんは高校2年になった
学ランなど制服代など出してもらい申し訳ないなと思い
「お金出してもらったりご飯をよばれてばっかりごめんなさい、高校に入りバイトしたら返します」
と言った。
すると秀俊さんが
「こどもはそんなん気にせんでええんやで。それに僕は男の子が欲しかったから成長していくの見てると楽しいんよ」
ほんとに秀俊さんや杏子さんと血が繋がっていればなと悔やんだ。 杏子さんは賢く四天王寺高校に通っていた
そんな優しく賢い杏子さんが大好きだった
そしてご飯の時にこんな話をした
「杏子さんは彼氏いてんの?」
中1が何を聞いてんだよって今なら思う
杏子さんは
「彼氏なぁ、今いてないからよしくんがなってくれる?」
冗談混じりに笑いながらそう言われたけど彼氏がいないのを確認できてなぜかホッとした 僕はいつも杏子さんが弾くピアノが好きだった
聞いてたら落ち着くしカッコよかった
風呂上がりにいつも通り杏子さんの弾くピアノに見とれてたら杏子さんが
「よしくんは音楽に興味ないの?」
と言われてピアノは弾けたらカッコいいと思うけど自分は不器用だからと伝えた
「練習したら誰でも上手くなるよ」
それからサッカー部のクラブ活動が終わるとすぐ家に帰りピアノを教えて貰った なるほどそれで谷町筋の向かいの学校に入学してヒャダインになったのか 中学2年に入り杏子さん高校3年生になり受験生になった
それでも杏子さんは変わらずピアノを教えてくれた
「指の動きを見てて」
そう言うと杏子さんは自分が座る後ろからピアノに手を伸ばし弾いた
細くて白い指が鍵盤の上を飛び回り芸術的だった
それと同時に杏子さんの顔がすぐ隣にありドキドキした
演奏が終わったのにそのままの体勢だったので横を向いたら杏子さんの顔があった
「男の子ってたった2〜3年でこんな成長するんやね」
吐息がかかっただけで気を失いそうなぐらいドキドキした 母は不動産屋に職を変えており彼氏は60過ぎの人で不倫関係だったのだがあまり家に帰らない僕からしたらどーでもいい話だった
その頃僕はケータイを持たせてもらい初めての彼女も出来た
美智子というテニス部の子で明るく元気で黒髪だがギャル一歩手前って感じの子だった
その子がうちに来たいと言い出したがどっちの家に連れてくるべきか悩んだ
その結果、秀俊さんの家に連れてった 秀俊さんは初めての彼女を喜んでくれてご飯を一緒にと誘ってくれた
正直この子とは流れで付き合っただけなので好きかどうかはまだハッキリ分からなかった
杏子さんが学校から帰ってきてご飯を用意してくれた
ご飯を食べ彼女を送り家に戻った
杏子さんが
「可愛い彼女やね、ちょっと嫉妬した」
少し笑いながらそう言ったので
「杏子さんのが可愛いから」
と言うと杏子さんが
「本気にするで?」
とまた笑いながら自分の部屋に向かっていった ピアノを教えて貰っていて休憩の時に杏子さんが
「あの彼女とどう?」
と聞いてきた
あの彼女とは僅か1ヶ月で別れた
というのも僕が好きかどうか分からないまま付き合うのが気分的に嫌だったからその事を伝え別れた
それを聞いた杏子さんはピアノのイスに座る僕の後ろからまた鍵盤に手を伸ばし弾きながら
「良かった、よしを取られたかと思った」
えっ!?とびっくりして横を向いたら薄く笑っていた
そしてキスをされた
「これからもっとピアノを上手くなろうね」
自分の中で何が何か分からなかった
そしてピアノの練習はそこで終わった 中学3年になり杏子さんは大学1年になった
杏子さんは無事受験に合格し大阪市立大学の医学部に入った
歳を重ねる毎に美人になる杏子さんを見る度にドキドキした
またあのキスはなんだったんだ?という気持ちになった
僕が中学3年の頃仕事の関係で秀俊さんが6月から秋までアマルフィに滞在する事になった ピアノだけでなく受験勉強まで助けて貰った
杏子さんと一緒にいれる時間が物凄く楽しくて幸せだった
勉強の休憩中に杏子さんに聞いた
「杏子さん彼氏はいてないの?」
「いてへんよ、寂しい人とか思った?」
「ううん、美人やのになんでやろなって思った」
すると耳元で
「よしのせいかなぁ」
とからかうように笑った
ドキドキして思わず目を逸らしてしまった ドキドキしたまま勉強をしてたが今日の分は終わった
そして杏子さんとベッドに座りながら雑談をした
部活のこと、恋愛のこと、高校のこと、いろんなことを話した
杏子さんが僕の目を見て
「幼かったよしももう男やなぁ」
そう言われキスをされた
前にピアノの練習をした時みたいな軽いキスじゃなく舌を絡ませるキス。
自分は童貞でこういう事には全然慣れてなかったからびっくりした
「まだした事ない?」
そう聞かれたがしたとは多分セックスの事だと思うから頷いた
「そっか、じゃあ教えたげる」
そう言うとまたキスをしてきた
お互いが裸になりベッドの上で交わった
杏子さんが上になり激しく腰を振った
初めてだったからすぐイってしかもゴムを着けて無かったから中に出してしまった 僕の中でとんでもない事をしてしまった感じがした
すると杏子さんが
「次はよしが上に来て」
友達の家で見たAVを真似て腰を振った
杏子さんのおっぱいを舐めて腰を振り突く度に杏子さんの声が漏れた
それを聞くとまたゾクゾクし中で果てた
「二人だけの秘密やで」
そういうと杏子さんは優しく抱き締めてくれ朝まで二人で寝た 秀俊さんが帰ってくるまでの間に何回も何回もした
さすがにコンドームは着けたが学校が終わり家に帰ってきてピアノ練習をした後に1回、受験勉強をした後に1回
杏子さんが僕のベッドで寝て朝まで過ごす事も度々あった
自分としてはどういう関係か分からなかったから恋人かどうか聞いてみた
「よしが恋人と思うならあたしは彼女よ」
僕は好きだという事を伝えたら少し笑って
「じゃあ恋人同士やね」
そう言って笑うと軽くキスをしてくれた 僕が杏子さんにピアノでイエローマジックオーケストラの東風という曲を弾けるようになりたいと伝えると
「かなり難しい曲やから頑張らんとね」
と優しく微笑んだ
高校では高1の後半から男友達の末永久史、岡崎渉、女友達の青山美咲と共に『僕らと私の』というバンドを組んだ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています