06月11日の報告

女バスのキャプテンが右足をぐるぐる巻きにして登校してきた
歩けはするが、バスケの動きは無理という様子だ
なんだか気の毒である

ALTの先生が来た
いくらグローバル化が進み外国人観光客が増えたといっても
こんな田舎には金髪で青い目のアメリカ人なんて来ないものだ
普段見かける外国人なんて体育館のインドネシア人くらいである
ALTの先生は、今日から夏休みに入るまで来てくれるとのことだ
……ほんとに短い期間しか来てくれないものである
これで英語の授業崩壊は免れそうではあるのでよいとしよう
全校朝会でALTの先生の挨拶を通訳したのはおっさんの英語教師だったが、ほとんど訳せてなかった

さっそく英語の時間にALTの先生が来て、質問責めにされていた
ALTの自己紹介に費やす時間など本当はない
授業が遅れているのだ

部活は体育館のギャラリーでラダーやミニハーの上をぴょんぴょんしていた
「土日に走っておいてよかった」と顧問が言っているので、
これからは梅雨の晴れ間はすべて走り込みになるだろう

体育館ではバスケ部が練習していたが、空気が悪すぎる……と思うのは
自分が事情を知っているせいだろうか
キャプテンがコートの外から指示を飛ばしているが、刺々しく感じられる
県大会までは怪我をするまいと心の中で誓った

今日の報告終わり