東京高裁・地裁のエレベーター使用中止、空気中にアスベストか
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180111-00000001-jnn-soci
 東京高裁は、高裁や地裁が入る庁舎のエレベーターで、空気中にアスベストが含まれている恐れがあるとして、ほとんどの来庁者用のエレベーターの使用を中止しました。

 使用を中止しているのは、東京・霞が関にある東京高裁や地裁などが入る合同庁舎のエレベーターで、来庁者用のエレベーター19基のうち18基を停止させています。

 庁舎の建材にアスベストが含まれていることから、東京高裁では定期的に空気中の粉じん測定を行っていますが、去年12月の調査の結果、エレベーターのかごが通る空間で、アスベストの可能性のある繊維の濃度が基準値を超えていたことがわかったということです。
安全が確認され次第運行を再開させますが、見通しは立っていないということです。


浜岡原発視察 川勝知事「再稼働できぬ」
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20180111/CK2018011102000082.html

◆使用済み燃料処理に懸念

静岡県の川勝平太知事は十日、全面停止中の中部電力浜岡原発(御前崎市)を約六年三カ月ぶりに視察した。

視察後の記者団の取材に、あらためて「再稼働はできない」と明言した。
南海トラフ巨大地震で想定される津波高を超える防潮堤の建設など中電が進めてきた安全性向上対策は評価したが、
使用済み核燃料の処理方法が確立していないことを課題に挙げた。

川勝知事は、中電が新設する乾式貯蔵施設における使用済み核燃料の容量は二千体程度と説明し、
現行の燃料プールの容量も残り千体程度だとして
「通常の常識では(原発は)動かせない。
乾式貯蔵施設はやった方がいいが、どういう方法で造るか決まっていない」
と主張した。