原発廃棄物処分の意見交換会で新たに79人謝礼動員か(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/news/201712270000680.html
>住民意見交換会に謝礼を持ち掛けて学生を動員していた問題で、原子力発電環境整備機構は27日、現金授受の有無などの調査結果を公表した。
>機構が開いた過去のセミナーなどで新たに計79人に動員の疑いがあることが判明し、このうち学生2人に1人当たり現金5000円を支払っていた。
(中略)
>機構はこれまで、孫請けのマーケティング企画会社「オーシャナイズ」(東京)が、今年10〜11月の意見交換会で、5都府県で学生ら計39人に1万円などの謝礼を約束して動員していたと説明。
>学生への聞き取り調査をしないまま、1万円の謝礼は実際には支払われなかったとし「動員は孫請け企業の担当者の独断だった」と説明していた。

大飯原発差し止め仮処分申し立て 福井の男性ら大阪地裁に(福井新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/276235
>大飯原発に対する訴訟は現在4件あるが、決定後直ちに効力を持つ仮処分の申請はなく、住民側は「再稼働が迫っているため申し立てた」と話している。
(中略)
>住民側が重視しているのは、2基の地震対策を審査した元原子力規制委員長代理の島崎邦彦東京大名誉教授(地震学)の見解。
>金沢支部の控訴審で今年4月、「基準地震動(耐震設計の目安とする揺れ)が過小評価になっている。必要な審査が行われていない」と証言している。
>証言に対して関電は反論しきれていないと主張し「運転により生命、健康、生活環境などの人格権が侵害される危険性がある」と訴えている。