運転禁止求め提訴 愛媛県の住民ら174人
https://mainichi.jp/articles/20171228/k00/00m/040/137000c
 四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)で過酷事故が起これば、瀬戸内海を挟み対岸の山口県も甚大な被害を受け人格権が侵害されるとして、同県の住民ら174人が27日、同原発2、3号機の運転差し止めを求め山口地裁岩国支部に提訴した。

 伊方原発を巡る同様の訴訟は、広島、松山、大分の3地裁でも争われている。岩国支部では住民3人が申し立てた仮処分の審理も続いている。

今月13日には、広島市民らが申し立てた仮処分の即時抗告審で広島高裁が来年9月30日までの運転禁止を命じる決定を出した。