柏崎市長「東電はより誠実に」 12月27日 17時41分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20171227/1030001219.html

柏崎刈羽原子力発電所の6号機と7号機が新しい規制基準の審査に合格したことを受け、新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は、
「東京電力にはよりいっそう地元の視点に立ち、住民が何に不安や疑問を抱いているのかより誠実に向き合ってほしい」と述べました。

また、新潟県の米山知事が、県として独自に進めている福島の原発事故の原因などに関する3つの検証作業を3年程度かけて終えるまでは、
再稼働を認めるかどうかの議論は始められないという立場を示していることについて「知事のお考えは尊重すべきものだと考えているが、
検証は合理的に、なるべく早く進めてほしい」と述べました。


柏崎刈羽 東電が知事に報告 (動画有り) 12月27日 15時44分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20171227/1030001214.html

新しい規制基準の審査に合格したことを受け、27日午後、東京電力新潟本社の橘田昌哉代表が新潟県の米山知事を訪問し
「4年以上にわたる安全審査の中で、県にご迷惑をおかけした。引き続き原発のさらなる安全性信頼性の向上に向けて全力をあげて取り組む」と伝えました。

これに対して米山知事は「県として原子力規制委員会の判断に何かを言う立場ではない。まずは適合性審査の内容について説明を頂き、
3つの検証を着々と進めていきたい」と述べ、新潟県として独自に進めている3つの検証作業が終わらない限り、再稼働の議論は始められないという
立場を改めて示しました。

会談後、橘田代表は、「今回の合格は、基本設計が確認されたに過ぎない。引き続き新潟県の理解が得られるよう真摯に対応していきたい」と話していました。