17年の出生数2年連続100万人割れ 自然減40万人超え
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厚生労働省は22日、2017年の人口動態統計の年間推計を発表した。
国内で生まれた日本人の赤ちゃんは94万1千人で、100万人を2年連続で下回った。
統計の残る1899年以降、最少を更新する見通し。
死亡数は戦後最多の134万4千人に上り、出生数が死亡数を下回る「自然減」は初めて40万人を超えそうだ。
子育て支援の充実などが一段と重要になっている。

出生数が死亡数を下回る自然減は11年連続。
減少幅は10年に10万人、11年に20万人をそれぞれ突破、16年は33万770人と30万人を超えた。
17年は40万3千人とさらに減少幅が拡大する見通しで、人口減は深刻さを増している。