電力安定供給へ再稼働を 原発、中電専務ら必要性訴え 三重大学生9割「賛同」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171220-00001415-isenp-l24
 エネルギーをテーマにしたパネルディスカッションが19日、三重大学の三翠ホール(津市栗真町屋町)であった。中部電力の渡邊広志専務執行役員ら4人がパネリストとして出席し、電力の安定供給を維持するためには原発の再稼働が必要だと訴えた。
参加した学生への電子投票も実施し、約9割が原発の再稼働に「賛同できる」と回答した。

 渡邊明名誉教授(経営学)が工学院生を対象に開く授業の一環。平成23年度から年に一度のペースで開いている。この授業では4月から、中部電力の執行役員ら7人が発電の仕組みやエネルギー政策をテーマに講演してきた。

 渡邊専務は「発電の多くを原油に頼る中、中東で何か起これば大停電が起こるのではと危惧している」と述べ、原発再稼働の必要性を強調。「多様な発電方法を組み合わせて電力の安定供給を保たなければならない」と訴えた。