とりあえず窓を開けて換気を図り、親戚が帰るのを待った。
部屋に入られるのはマズいため、自室の扉を押さえつけながら。

幸いにも、親戚が帰るまで家族は誰も俺の部屋に入ろうとしなかった。
それどころか親戚を見送るため、父親以外の全員が家の外へ出た。
好機は今しかない!