ならばと、俺は二面性のある生活を送ることにした
小学3年生くらいだろうか
宗教関連の友人の家で多重人格障害の本を読んだ
たぶんそのこの母親の本だと思う
24人のビリーミリガン?タイトルはうろ覚えだが、そんなやつだ
俺は心底そいつに憧れた
だって痛い時、苦しい時に代わってくれる奴がいるから
俺が鞭で皮膚を切り裂かれても、クラスメイトに気味悪がられていつもひとりぼっちでも俺はいつも俺だった
誰も代わってくれなかったから