熱帯低気圧がフィリピン沖で発生 台風になるか?気象庁

けさ6時ごろ、フィリピンの東の海上で熱帯低気圧が発生した。
あす以降、台風になるおそれがあるとして、気象庁が動向を監視している。

フィリピンの東の海上で発生した熱帯低気圧の現在の中心気圧は1004ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は24メートルで、北に向かってゆっくりと進んでいる。

徐々に発達を続けながら、24時間後にはフィリピンのレイテ島沖に接近して、進路を北西に変える見通しで、気象庁やハワイの米軍合同台風警報センターがその動向に注目している。

2017年は台風がもたらした豪雨による災害が相次いだため、昨年に引き続いて台風の当たり年だった印象が強いが、これまでの発生数を見ると25個と平年並みだ。

今年は7月に1971年以来となる8個の台風が発生し、そのうち4個が日本付近に接近した。

気象庁によると、12月に入ってからも台風が発生することは不思議ではなく、2003年と2004年には日本に接近した記録もあるという。

【日時】2017年12月13日 09:40
【提供】ハザードラボ