インディロックが瀕死の状態にあった2010年代イギリスにおいて、ファット・ホワイト・ファミリーが幾多の若者たちを触発し、サウスロンドンのバンドシーンの
発火点となったのは今や誰もが認める事実だろう。シェイムやゴート・ガールやブラック・ミディはもちろんのこと、ラスト・ディナー・パーティでさえ、
彼らがいなければ存在しなかったかもしれない。現在の英国インディの活況を用意したすべての始まり、それがファット・ホワイト・ファミリーである。

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