大谷翔平“ドジャース1号”、打たれた投手は「打たれたボールにサイン欲しい」「楽しかった」

 【グレンデール(米アリゾナ州)19日(日本時間20日)=安藤宏太】ドジャースの大谷翔平投手がライブBPを行い、中堅右にライナー性の本塁打を放った。

 ロバーツ監督、ネビン・元エンゼルス監督、山本由伸投手らが見学した中、J・ファイアライゼン投手との3打席で、フルカウントから中堅右にライナー性の本塁打を放った。「オーッ!!」という歓声と拍手を浴びた。

 打たれたファイアライゼン投手は日米の報道陣に囲まれると苦笑いしながら「打たれたのは真ん中。だからあんなに飛んだ」とコメント。
甘く入ったスライダーをはじき返され「どんなバッティングをしてくるんだろうと思いながら投げた。今日対戦するとは知らなかった。他の打者と対戦するのと同じような心構えだったよ。打たれたボールをゲットしてサインして欲しいね」
と取材陣を笑わせた。

 ファイアライゼンは事前に大谷と対戦することは知らなかったが「彼と対戦できて楽しかった。彼が打席に立つと静かになった。その様子を見るのも、彼がプレーを見るのもクールだった。翔平はパワーがある。彼はもう準備が出来ているね」と脱帽した。
それでも「彼が7億ドル(約1022億円)の選手で(SNSの)フォロワーが大勢いても、彼はチームメートでみんなと同じ。みんなと同じように投げた」と少し興奮気味に話した。

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