ついに「人間洗濯機」商品化?元三洋マンが開発!驚きの介護洗身用具をお披露目
2024年2月8日 16:30 テレビ大阪

8日お披露目されたのがベッドで、ベッドで寝たままシャワーができる「スイトルボディ」です。
開発したのは社員15人の小さなメーカー、シリウスの亀井隆平社長。もともと三洋電機でマーケティングなどを手がけてきた人です。
三洋電機といえば、1970年の大阪万博で人間洗濯機を展示していたことで知られています。

シリウス亀井社長
「介護用洗身用具て言うんですね、硬い言い方ですけど。お年寄りですとか体が不自由な方を、ベッドに寝たまま、お湯を吹き付けながら同時に吸いとる。まるでシャワーを浴びたように洗ってあげるという機械なんです」

ホースからお湯や洗剤を出しつつも、この同時に吸い取る仕組みのおかげで、周りを濡らさずにすみます。1人を洗うのに使う湯量はわずか1リットル。満タンに水をいれたとしても簡単に持ち運ぶことができます。
能登半島地震でも被災者に喜ばれたという、このスイトルボディ。価格は18万4800円。発売は4月からですが、すでに多くの高齢者施設や海外の病院からも引き合いがあるといいます。2025年には介護保険の適用もめざしています。

亀井社長
「月々1000円くらいでレンタルできるようになりますのでそれをめざして普及拡大を狙っている」

https://www.tv-osaka.co.jp/news/52509/
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