「ウクライナ戦争は24時間以内に終了」と断言…"帰ってきたトランプ大統領"が掲げる「復讐と報復の政策集」



https://news.yahoo.co.jp/articles/b34eb2c5f24522cd58cde85243abfdd60928b31b?page=3


ウクライナ戦争については、戦闘停止と和平実現に向けて積極的に動くと予想されている。トランプ氏が昨年「私が大統領なら24時間以内に終わらせる」と発言したのは、ウクライナへの支援を取りやめるという意味だ。早期の戦闘停止が実現するには、ウクライナが領土の一部をロシアに明け渡すことになる。

 ウクライナのゼレンスキー大統領にとって、アメリカ大統領に最もなってほしくないのはトランプ氏だろう。この1月に再選の可能性が高まったせいか、ゼレンスキー大統領はトランプ氏に「キーウに招待します」と呼びかけている。





トランプ氏の政策については、昨年2月に発表された「アジェンダ47」に提示されている。

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Agenda47 主要ポイントの整理
1.不法移民に対する福祉打ち切り。不法移民の子女への市民権剝奪。出産ツーリズムによる入国の違法化。
2.バイデン政権が推進するグリーン・ニューディール政策を中止し、自動車産業における労働者の雇用と賃金を守る。
3.エネルギーにかかわる不必要な規制を撤廃。パリ協定からの再離脱。米国のエネルギー自立を推進し、世界で最もエネルギー効率を高くすることで、米国を製造超大国にする。
4.疲弊した米軍の再建。欧州に対して、バイデン政権が支援したウクライナ再建費用の償還を要求する。
5.公正かつ相互主義に則った貿易の確立。中国等へ依存する通商政策から脱却。中国への最恵国待遇の取り消し。
6.小児慢性疾病の増加や子供の健康問題へ対処する。
7.ホームレスや麻薬中毒にかかわる問題へ対処する。
8.FCC(連邦通信委員会)やFTC(連邦取引委員会)といった、非公選の「第四の政府機関」を大統領権限下に入れる。官僚機構を打破。
9.第3次世界大戦の勃発を防ぐ。ウクライナ戦争を即時終結させ、和平を実現する。
10.中国のスパイ行為を阻止する。中国が米国のインフラや重要産業を所有することを阻止する。
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