スマホから青信号の延長も可能?横断歩道を安全に渡るための交通弱者向けアプリが好評…日本信号に仕組みを聞いた


https://news.yahoo.co.jp/articles/0f1139297034dd3668931f2ddef17d446790cee5

交差点で信号待ちをしている際、高齢者らが青信号のうちに横断歩道を渡りきれずにいる場面を見たことはないだろうか。

【画像】「信GO!」アプリの画面のサンプルを見る

「もう少し信号が変わる時間に余裕があったらいいのに」などと思ったこともあるかもしれないが、実は横断歩道を渡る際の補助をする交通弱者向けのスマホアプリがある。その名も「信GO!」だ。

このアプリ使えば、アプリと連動している交差点で次のようなことが可能となるのだ。

・歩行者信号の情報を「音声」「振動」「画面表示」によって確認することができる
・交差点名称と方向を音声で確認することができる
・押ボタン機能がある交差点で、スマートフォンから押ボタンの操作ができる(一部のみ)

例えば、対象の交差点に接近してサービス提供範囲内に入った場合、アプリが「〇〇交差点です」と音声と振動で知らせる。青になった場合は「〇〇が青になりました」、信号が変わりそうになったら、「〇〇の赤が間もなく終了します」と同様に知らせる。

そして、もし、表示されている信号(設定されている信号)の青信号の延長の必要がある場合は、「〇〇は青延長の制御が可能です。〇〇の延長を行いますか」と尋ねられ、青信号の延長支援要請をすることができる。

このアプリはiOS版とアンドロイド版があり、無料でダウンロードが可能。

交通弱者に心強いアプリだが、どこで使えるのか、どのような仕組みになっているのだろうか。また、使った人の感想なども気になる。アプリを開発した日本信号に聞いた。