横断歩道を歩行中、車にはねられたのは横断歩道の白線が摩耗して消えていたためだなどとして、
川崎市の男性(66)らが道路標示を管理する神奈川県などに損害賠償を求めた訴訟は24日、横浜地裁川崎支部で和解が成立した。
「摩滅が事故の一因になった」とする裁判所の和解勧告を、県が受け入れて損害賠償金の1割を負担する。

 事故は2018年10月31日午前10時55分ごろ、京浜工業地帯の川崎市川崎区水江町、片側2車線の直線路で起きた。

 原告側によると、男性は横断歩道を歩行中に、運送会社の男性が運転するタンクローリーにはねられ、頭の骨が折れるなど、大けがを負った。
神経系統の機能などに障害を残し、随時の介護が必要になったという。

白線が消えた横断歩道、「摩滅が一因」で交通事故 県が受け入れ和解
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