アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、120光年離れた惑星で、不確定ではあるが生命の手がかりを見つけたかもしれない。

地球上では生物からしか生成されない硫化ジメチル(DMS)という物質を観測した可能性があるという。

科学者らは、今回の観測は「しっかりしたもの」ではないと強調。DMSの存在を確認するにはもっとデータが必要だとしている。

「K2-18b」と呼ばれるこの惑星の大気からは、メタンと二酸化炭素(CO2)も観測された。これにより、この惑星に水の海があることがわかった。

この研究を主導している英ケンブリッジ大学のニック・マドゥスダン教授はBBCニュースに対し、観測結果にチーム全体が「衝撃を受けた」と話した。

「地球ではDMSは生物からしか生成されない。地球の大気に含まれるDMSは、海洋環境の植物プランクトンから排出される」

https://www.bbc.com/japanese/66793822#sa-ns_mchannel=rss&ns_source=PublicRSS20-sa