【ニューヨーク共同】米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は17日、共同通信などのインタビューに応じた。ロシアが北朝鮮との関係を深める中でも、国連安全保障理事会では中国が北朝鮮情勢で主導権を握っていると指摘。「ロシアはその決定に同調するだろう」との見方を示し、米国は中国への働きかけを継続していると語った。

 安保理では中国とロシアが北朝鮮を擁護し、2018年以降、相次ぐ弾道ミサイル発射への対応を取れずにいる。

 ロシアはウクライナ侵攻以降、北朝鮮との関係を深めている。今年7月下旬には訪朝したショイグ国防相が金正恩朝鮮労働党総書記からICBMなどの性能の説明を受けた。

https://www.daily.co.jp/society/world/2023/08/18/0016713351.shtml