「会見では理事長職を続けると明言しましたが、作家として総仕上げの時期にある今、このようなゴタゴタに対峙しなければならないのはつらい。時機を見て手を引いてほしいと本音をもらす文芸編集者の多いこと。林さんに執筆を依頼しても断られるんだという話も聞きます」(雑誌編集者)

 日大アメフト部の大麻&覚醒剤事件で、作家で同大理事長の林真理子氏(69)が今週、記者会見に臨んだ。

「率直さに乏しく、林さんが学長や副学長に遠慮がちに理事長職を務めていることが垣間見えました。それだけ日大の岩盤が強固だということですよ」(前出・雑誌編集者)

会見の様子はテレビ的にはもってこいのようで「林さんの言い訳じみた説明、会見で明らかになった大学の言い分と警察の説明の矛盾、テレビを通して高圧的な人間というものはこういう表情や言葉遣いを見せるのだと示してくれた副学長の存在など、V(動画)の作りがいがある」と情報番組ディレクターは皮肉る。

テレビや新聞が厳しい論調を展開する一方、「週刊文春」や「週刊新潮」の扱いは拍子抜けするほど遠慮気味。作家が絡む騒動に、文春砲、新潮砲も湿りがちか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e065e6da906402c8a7602ea6597191d160d6e427