AsiaRFがWi-Fi HaLow IoTゲートウェイ発売、モースマイクロ製SoCを採用
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台湾AsiaRFは2023年6月7日、Wi-Fi CERTIFIED HaLow(IEEE 802.11ah)規格をサポートするIoTゲートウェイを発売した。
豪モースマイクロ製のMM6108 Wi-Fi HaLow SoCを搭載する。

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Wi-Fi HaLowは1GHz以下の無線周波数帯で動作し、その回り込み特性の強さから広範囲を無線エリア化できる点が特徴だ。
日本では920MHz帯を使用する。
また、従来のWi-Fiに比べて消費電力が小さく、IoT用途に適した特性を備える。

AsiaRFは本製品を世界中へ出荷。同社のオンラインショップで購入することができる。

同サイトによれば、Wi-Fi 4(11b/g/n)とWi-Fi HaLowをサポートしており、最大データレートはWi-Fi 4が150Mbps。
Wi-Fi HaLowについては、1MHzの帯域幅で3.33Mbps、8MHz幅で32.5Mbpsとなっている。
IoTゲートウェイのほか、アクセスポイント/クライアントモードでも使用可能だ。