福井では連日、35度を超える猛暑日が続いている。8月2日は小浜市で38.5度と全国一の暑さを記録した。夏の定番は海だが、耐えられない暑さで海水浴客が減る事態に。
感染症対策はほぼなくなった今年、浜茶屋は期待していただけに落胆の声をもらした。

【画像】8月2日、全国一の暑さとなった小浜市…市民は悲鳴

小浜市民は暑さに悲鳴
8月2日、全国一の暑さとなった小浜市内では日中、外に出る人は少なかった。

小浜市民:
37度台で暑いと言っていたが、38度を超えるとやっぱり違う。太陽がもっと高かった時間帯は呼吸がつらかった

小浜市民:
異常やね。体温を超えている。死ぬな…危ない

福井は2日以降も厳しい暑さが続き、熱中症への警戒が呼びかけられている。

暑すぎる気温で客足が遠のいて…
坂井市の三国サンセットビーチでは、4年ぶりに感染症対策や人流制限なしの海開きとなった。しかし、暑すぎる気温が海水浴客の足を遠ざけていた。

三国サンセットビーチ振興会・大井七世美会長:
コロナが明けたので今年は客にたくさん来てもらえると期待していたが、この暑さのせいか客は少なめ。
コロナ前と比べると平日で2割減、週末で3~4割減。今日も予約の客が、車でこちらに来る途中に熱中症で気分が悪くなってキャンセルになった

ビーチ関係者によると、コロナ禍前の2019年は、週末に1日約2,000人の海水浴客が訪れていたが、2023年は1,500人ほどをピークに減少が続いているという。
気温33度を超えたあたりから客足が遠のきだした。駐車場は毎年この時期、連日満車となるが、2023年は空車が目立っている。

三国サンセットビーチ振興会・大井七世美会長:
ビーチには海をから風が吹くので気温も低めです。街中に比べると涼しいので、クーラー疲れしたみなさんに元気になってもらえると思う。ぜひ遊びに来てほしい

コロナとの闘いを終えた海水浴場は、暑さという新たな“敵”との格闘が続いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bebc18580ca4aec61657a6f964314451b5365e4c