県内の強豪校として知られる海陽町の海部高校の男子バスケットボール部の部員数人が、寮の風呂場で盗撮した疑いがあるとして県の迷惑防止条例違反の疑いで捜査を受けていることが、捜査関係者への取材でわかりました。
捜査関係者によりますと、ことし４月、海陽町にある海部高校で、生徒が入居する寮の風呂場が何者かに盗撮されたという情報があり、警察が調べたところ、男子バスケットボール部の部員数人が関わった疑いがあるということです。
部員らはスマートフォンで風呂場を盗撮したとみられ、警察は県の迷惑防止条例違反の疑いで調べています。
海部高校の男子バスケットボール部は県内屈指の強豪校として知られ、学校のホームページによりますと、今月５日に行われた県総体では３大会ぶりに優勝しました。
旧海南高校時代の昭和４２年にはインターハイで優勝し、全国制覇を果たしていて、オリンピックの日本代表など、有力な選手を輩出しています。
部は来月２５日から始まるインターハイへの出場を控え、活動を継続しています。
学校は、ＮＨＫ取材に対し、「お答えすることはできません」と話しています。
