【パリ時事】イタリアのタヤーニ外相は、ロシアの民間軍事会社ワグネルが一時起こした反乱により、
プーチン大統領の下のロシアが一枚岩だという「神話は終わった」との認識を示し、揺るぎないと思われた
政権の弱体化を強調した。

 イタリア紙メッサジェロ(電子版)が25日伝えた。

 タヤーニ氏は、ロシアが昨年2月にウクライナ侵攻を開始した際の「電撃戦に失敗した」ため、「侵攻は
プーチン氏にとってブーメランになった」と主張。軍部内に蓄積した「問題や矛盾点」の噴出が反乱に
つながったと分析した上で、「確実なのは、きょうのロシア前線部隊がきのうより弱いということだ。
(ウクライナ)和平が近づいていると願いたい」と述べた。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/f729d789465762d7557df91410e9e442ad3da07d