広告で商品は知ってもらえるが、ファンにまでなってもらうのはハードルが高い。広告とは異なる手法で、商品やサービスの熱いファンをつくる「ファンマーケティング」が注目を集める中、虫ケア用品(殺虫剤)大手、アース製薬の斬新な手法が今夏、大きな話題を呼んだ。Instagram公式アカウントを新たに開設し、ゴキブリの目線から捉えた“G劇場”と題する投稿を展開。瞬く間に反響が広がり、開設から半年足らずでフォロワー数は目標を大きく上回る3万5000人を獲得した。担当者に話を聞くと、ユーザーの心をつかむための練りに練られた戦略が見えてきた。

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