一方、家計における「教育費」は年13万7,262円(2人以上世帯)で、昨年比96.1%とマイナスを記録しました。細かくみていくと学費にあたる「授業料等」は前年比93.8%、
学校に付随する「教科書・学習参考教材費」は98.9%と前年比マイナスを記録する一方で、学校外の教育費となる「補習教育費」は前年比103.1%とプラスを記録しました。

都道府県ごとにみていきましょう。トップは「埼玉県」で年間33万5,521円。続いて「神奈川県」が25万3,936円。「滋賀県」「東京都」「岐阜県」と続きます。一方で最も
少ないのが「青森県」で6万6,495円。続く「宮城県」が6万7,633円。「島根県」「山梨県」「鳥取県」と続きます。

ただし、1世帯当たりの18歳未満の人数に注目すると、トップの埼玉県は0.73人。2位の神奈川県は0.45人と差異があります。そのあたりを補正して、改めて
1世帯当たりの教育費を比べてみましょう。

補正後のトップは「神奈川県」で年間教育費は56万4,302円。続く「埼玉県」は45万9,618円。「東京都」「岐阜県」「滋賀県」と続きます(図表1)。一方で補正後、
最も教育費が低かったのが「宮城県」で11万2,722円。続く「島根県」は11万9,153円。「青森県」「鳥取県」「福井県」と続きます(関連記事: 『都道府県「子どもの教育費」ランキング…』 )。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41035edb91dfc33ca51ba32974340e077d063276