西側供与の兵器、対ロ攻撃に使わない ウ大統領も同意と独首相
2023年2月5日 10:44 AFPBB

ドイツのオラフ・ショルツ首相は5日付の日曜紙ビルト・アム・ゾンタークに掲載されたインタビューで、
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は西側諸国から供与された兵器について、ロシア領土の攻撃には使用しないことに同意していると述べた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2日、西側諸国の「介入」について、第2次世界大戦中のスターリングラード攻防戦で対峙(たいじ)したナチス・ドイツ軍になぞらえる発言をしている。

これについてショルツ氏は、「彼(プーチン氏)がウクライナ侵攻を正当化するために使う、歴史に基づいたおかしな連想の一つにすぎない」と一蹴。
「われわれは同盟国と共に、ウクライナ防衛のために戦車を供与する。米国をはじめ同盟国と緊密に調整し、兵器供与に関しては慎重に行っている」と語った。
その上で、対ロシア攻撃には使用しないという点で「コンセンサスがある」と強調した。

https://www.afpbb.com/articles/-/3449987