回復基調が続く個人消費に食品や光熱費などの値上げが水を差している。10月の家計の消費支出は実質で前年同月を5カ月連続で上回ったものの伸び率は鈍化した。食品メーカー各社が値上げに踏み切ったことで、食料支出が3カ月ぶりに減少に転じた。光熱費も高騰を続ける。持続的な消費回復には物価上昇にみあった賃上げが欠かせない。

総務省が6日公表した10月家計調査では、物価動向を反映した実質の消費支出(2人以上の世...

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA061I60W2A201C2000000/