北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、金正恩(キムジョンウン)総書記が18日に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の試射に立ち会った際、
妻の李雪主(リソルチュ)氏とともに、金総書記の娘が同行したと報じた。

【写真】18日に行われた新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲17」型の試射を娘と共に視察する金正恩朝鮮労働党総書記(右)。
朝鮮中央通信が配信した=朝鮮通信

 金総書記と娘が手をつないでミサイルを見て回る場面や、金総書記のそばに娘が立つ場面などの写真も公開された。娘の名前などは伝えられていないが、
韓国政府関係者によると、
金総書記の子どもの存在や動向が公式に報じられるのは初めてだという。

 将来的な後継の方向性を示唆した可能性があるとともに、「ICBMの発射を重大な挑発とみなす国際社会の反発をそらす意図もあるのでは」
(韓国政府関係者)との見方もある。(ソウル=稲田清英)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc1d64171d705e19397e767bd52db8d8c13106ab
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