市役所の冷房故障1週間、ようやく修理  古くて部品そろわず 山口
2022/8/30 中國新聞

山口市の本庁舎で23日から8日間、冷房の故障が続いた。1995年の設置と古いため修理用の部品がなかなかそろわず、30日夜にようやく業者が修理した。
連日気温が30度を超える中、職員は扇風機などで暑さをしのいだ。

健康福祉部などが入る最大の棟と議会棟の大部分で冷房が使えなくなった。扇風機や移動式の冷房を動かし、市職員労働組合は首に巻く保冷剤を組合員に配った。
故障は以前もあったが、市管財課は「ここまで長引くのは初めて」とする。体調不良を訴えた市民や職員の情報は入っていないという。

今後も故障の可能性はあり、同課は「職場環境を守るため対応を考えないといけない」としている。
9月5日に市議会定例会が開会する議場には窓がないため、据え置き型のエアコン5台を導入する。

来客が多い福祉総合相談窓口や市民課などは別の冷房があり、影響はなかった。

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