大阪府高槻市の女性(当時54)との養子縁組届を偽造したとして、有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕、起訴された川崎市高津区の
無職の男(28)について、大阪府警は10日、クレジットカードの支払いを不正に免れたとする詐欺容疑で再逮捕し、発表した。
女性は養子縁組から約5カ月後に死亡しており、府警が殺人事件とみて捜査している。
【写真】高井直子さんが死亡しているのが見つかった自宅=2021年9月、大阪府高槻市八幡町、山本逸生撮影
死亡したのは高槻市八幡町の都市銀行グループ会社員、高井直子さん。捜査1課によると昨年7月22~24日に水死したとみられ、
同26日に自宅の浴槽内で見つかった。高井さんには計約1億5千万円の生命保険がかけられ、男が受取人になっていたという。
同課によると男の再逮捕容疑は同7月下旬、東京都内の量販店で自分名義のクレジットカードを使ってかばんなどを購入し、
数日後にクレジットカード会社に身に覚えがないなどと電話で虚偽の説明をし、計7986円の支払いを免れたというもの。
「黙秘します」と供述しているという。店内の防犯カメラに男に似た人物が商品を買う様子が映っていた。購入代金は同社が負担し、
カードは再発行されたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c446c2e1c41d4b6e51901c6ebd40dd1588c1fa9e