中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は30日の記者会見で、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に初参加した日本と韓国に対し、
「アジアの重要な国家、中国との重要な協力パートナーとして幅広い共通の利益を持っている」と述べた。「アジアの平和と安定、発展を守るためにともに努力することを望む」とも呼び掛けた。

NATOに対しては「中国の利益を損なう状況に対し、座視して何もしないということはない」と反発したが、
日韓に対する反応は抑制的だった。日韓を刺激してNATO側への接近を強めることを警戒している可能性もある。


https://www.sankei.com/article/20220630-NTEK62VFGBPBFD55TTXSDBFFIQ/