太平洋地域8カ国を歴訪中の中国の王毅外相は、この地域での活動は「軍隊の駐留や基地の建設ではない」と主張し
、周辺国の懸念払拭を図りました。

 王毅外相は3日、訪問先のパプアニューギニアで会見し、4月にソロモン諸島と締結した安全保障協定について
「ソロモン側の求めに応じたもの」と強調し、「目的はソロモン社会の安定維持だ」としました。

 協定を巡っては、周辺国などから中国の軍事拠点化につながるとの警戒感が高まっていました。

 王毅外相はまた、中国が太平洋地域の各国と安保協力で合意するとの報道は「偽情報だ」と訴え、
中国の活動は「軍隊駐留や軍事基地の建設ではない」と理解を求めました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78e54e5c54790f95a3cbe293b3e6e604c1aff8d8