山口県阿武町が誤って給付金4630万円を振り込んだ問題で、電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された
同町福田下、無職、田口翔容疑者(24)の代理人弁護士は20日、町による給付金の請求を受け入れる
手続きを行ったと明らかにした。

山口県警は同日、田口容疑者を送検、町内の自宅を家宅捜索した。

町は田口容疑者に給付金や弁護士費用など約5115万円を求めて山口地裁萩支部に提訴しているが、
代理人弁護士は記者団の取材に、給付金の返還請求を受け入れる「認諾」の手続きを地裁支部でしたと
表明。一方で、給付金を除く弁護士費用などの請求については争う方針を示した。

https://www.sankei.com/article/20220520-ARQ5ONA33FINJB7VTON4XX3R3U/