「友好的な会談ではなかった」ロシアのプーチン大統領とオーストリアのネハンマー首相が会談

 ロシアのプーチン大統領とオーストリアのネハンマー首相が11日、モスクワで会談した。停戦をめぐって具体的な進展はなかった模様だ。

 会談はモスクワ近郊でおよそ1時間半にわたって行われた。終了後に会見したネハンマー首相はプーチン大統領に停戦を求め、応じなければロシアへの経済制裁はさらに強化されると伝えたという。また、ロシア軍によるブチャなどでの行動を「深刻な戦争犯罪」だと非難したとしている。

 これに対し、プーチン大統領は国際社会に対する不信感を露わにし、ゼレンスキー大統領との会談についても明確な意向を示さなかったという。

 ネハンマー首相は「友好的な会談ではなかった」とし、楽観視できるような要素はまったくないとしている。(ANNニュース)

https://times.abema.tv/articles/-/10020230