宮城、福島両県で震度６強を観測した１６日深夜の地震で、読売新聞の各自治体への取材では、３人が死亡し、両県を含む１２県で２００人以上が負傷した。東北新幹線は脱線の影響で、１７日始発から那須塩原―盛岡間で運転を見合わせており、ＪＲ東日本によると全線での運転再開は４月以降になる見通しという。
この地震では、宮城県登米市と同県七ヶ浜町で、いずれも７０歳代の男性が死亡。福島県相馬市で６０歳代男性が自宅前で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。
東北新幹線全線再開は４月以降か…宮城・福島地震、３人死亡２００人以上負傷
（写真：読売新聞）
ＪＲ東は１７日、東北新幹線の那須塩原―盛岡間の少なくとも１７か所で、電柱が折れたり、傾いたりしていると発表した。高架橋の損傷やレールのゆがみなども見つかっており、３月中の全線での運転再開は困難との見方を示した。
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