
100年に一度の“スーパー猫の日”といわれる2022年2月22日、Twitterでは1日限定で改称する企業アカウントが続出した。
MiKeタクシー、にゃマト運輸、アイリスオーニャマ、バーミニャン、ジョニャサン──100年に一度の“スーパー猫の日”(通称)といわれる2022年2月22日、Twitterでは1日限定で改称する企業アカウントが続出した。
京都を中心に全国8都市に展開するタクシー会社のエムケイは「MiKe(三毛)タクシー」に改称し、Twitterのトップ画像を大量の猫のイラストで埋めた。
エムケイは22日から1カ月間、恒例の「MKねこタクシー」を運行する。猫のしっぽなどの装飾を施し、車内は使用済みのドライバー手袋を再利用して作った猫のぬいぐるみを飾る。ぬいぐるみはエムケイの人事部が手作りしたという。
《「MKねこタクシー」》
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/2202/22/ts0153_nyan03.jpg
ねこタクシーはSNSの声を参考に現場のドライバーが提案したというもので今年で4年目。毎年、数台しか運行しないため、利用者には完全にレアキャラ扱い。今年は京都で4台のみ運行する。
新参猫はフォロワーと盛り上がりたい
アイリスオーヤマは今年初めてTwitterアカウントを「アイリスオーニャマ」に改称し、耳とヒゲとしっぽが生えた新しいロゴマークを公開した。デザイン部門ではなくSNS担当者が手作りした。
《SNS担当者が手作りした「アイリスオーニャマ」ロゴマーク》
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/2202/22/l_ts0153_nyan04.jpg
この日のために作った「ニャーキュレーター」(試作機)は、ピンと立った耳と本体の猫柄、肉球型の電源スイッチなどが特徴のサーキュレーター。人感センサーの搭載により、知らない人間が近付いても無視しない愛嬌を備えた。
《「ニャーキュレーター」(試作機)》
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/2202/22/l_ts0153_nyan01.jpg
現時点で商品化の予定はなし。ただしTwitterで「いいね」とリツイート数が増えると猫カフェで撮影した写真や癒し動画、開発秘話などを順次公開する。開発秘話はnoteで公開する予定で、ニャーキュレーターの開発経緯や実現しなかった他の企画の話も盛り込むつもりだ。
担当者は「ここ数年の猫の日の盛り上がりを見て、ペット用品も扱う会社として参加を決めた。投稿をきっかけにフォローしてくれる方々と盛り上がることができれば」と話していた。
(>2以降へ)
MiKeタクシーにアイリスオーニャマ、「猫の日」に猫をかぶる企業アカウント続出
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/22/news136.html
2022年02月22日 13時56分 芹澤隆徳 ITmedia