誰がどんなファッションをしようと自由なわけだが、それでもここまで来ると「ちょっと待ってよ」と言いたくなる。雑誌「バニティフフェア(Vanity Fair)」2022年ハリウッド号の表紙が、ニコール・キッドマンのファンたちに衝撃を与えているようだ。

肌見せ女子学生のような服

「バニティフェア」2022年ハリウッド号の表紙を飾るのは、今やアメリカを代表する演技派女優と言われるニコール・キッドマンさん。

彼女が身につけているのは、プリーツ入りの超ミニスカートと、それにマッチしたプリーツ飾りのブラトップだ。ミニスカートは、ベルトを緩めた腰穿きでずり下げてあるので、お腹が長く露出している。足元は、グレーのハイソックスに踵のないローファーシューズ。

「肌見せ女子学生の定番服」などと海外メディアに揶揄されているこのファッションは、もちろん安物ではない。プラダ(PRADA)の創始者マリオ・プラダの孫娘であるミウッチャ・プラダが創立したブランド「MIU MIU(ミュウミュウ)」が、2022年春のコレクションで発表したものだ。

そして、キッドマンさんにこの格好をさせたのは、表紙を担当した著名スタイリスト/ファッションディレクターのケイティ・グランド(Katie Grand)氏。ルイ・ヴィトンやボッテガ・ヴェネタのコンサルタントを勤めたこともある彼女は、2014年に「英国でもっとも影響力のある500人」に選出されている。

しかし、それでも、女優ニコール・キッドマンのキャラクターや54才という年齢を考えると、この格好はあまりにチグハグではないだろうか。

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