MAZDA6のフルモデルチェンジは2023年以降の実施が予想される。
https://car-research.jp/wp-content/uploads/2017/11/mazda-vison-coupe-toyoda.jpg
(写真は、次期MAZDA6 コンセプトとされる「MAZDA VISION COUPE」と記念撮影する豊田章男氏。)
■MAZDA6販売期間10年へ、マツダはSUV車種の強化を優先
現行型MAZDA6は、2012年11月発売の3代目アテンザから基本部分が変えられておらず、販売期間10年に及ぼうとしているロングセラーモデル。
2019年にはグローバルネームのMAZDA6へ国内向けモデルも統一され、マツダのフラグシップセダン/ワゴンとしての役割を果たしてきた。

一方で、近年の世界的なSUVトレンドのなかでは、マツダはクロスオーバーSUV車種の強化を優先して進めてきた。
2022年1月には、北米向け新型CX-50の現地生産もスタートしている。

このCX-50は日本市場には導入されない見込みであるが、日本向けにはCX-60(2列シート車)、CX-80(3列シート車)が開発中で、発売時期として2022〜2023年が予告されている。

次期MAZDA6を考える上で、クロスオーバーSUVのCX-60、CX-80は重要なモデルで、プラットフォーム共用の関係となる見込み。
この新開発プラットフォームは、FRベースのエンジン縦置きレイアウトであることも特徴の一つで、マツダではラージ商品群と呼んでいる。
ラージ商品群はさらに、CX-70とCX-90が北米向けに開発中で、CX-60とCX-80の全幅拡大版となる。

なお、北米の新型CX-50はスモール商品群に属し、パッケージングに優れたエンジン横置きレイアウトが採用されており、販売中のMAZDA 3、CX-30、MX-30とプラットフォーム共用の関係にある。

■MAZDA6のフルモデルチェンジ予告、VISION COUOPEで示されたFRプラットフォーム
(続きあり)
https://car-research.jp/mazda6/fr.html