世界の人々は日本と韓国の違いがよくわからない
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日本においては、非常に関心が高い韓国・朝鮮半島問題だが、世界の人々にとってはそうではない。
例えば、スカンジナビア半島にある国をすべて言えるであろうか?
一部の読者は、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドとすぐにいえるかもしれないが、一般的には難しい。
さらに、どの国がどの国と隣り合っているかなどという質問はかなりの難問であろう。
しかも、スカンジナビア半島には、ロシアの一部も含まれるのだ(ちなみに「北欧」というくくりでは、デンマークが含まれる)。
また、8月20日にパキスタンは、カシミール問題でインドを国際司法裁判所に訴えることを明らかにしたが、
この長年争われている領有権紛争であるカシミール問題そのものが多くの日本人の耳には新しいであろう。
同様に、日本・韓国・中国の違いがはっきりと分かる欧米人は少ないし、ましてや世界約200カ国の中で、わかる人などほとんどいない。
朝鮮半島が北と南に分かれていることさえあまり知られていないのが実態だ。
日本国内では、韓国の異常性に対するコンセンサスが出来上がっているが、それだけではグローバルな情報戦略で韓国に負ける。
日本人にとって自明なことでも、海外から見れば「どちらが正しいのかわからない」ということになってしまう。
教養と良識のある世界の人々は、日本の主張をきちんと理解しているが、大多数の人々はそうではないことに注意すべきなのだ。