苫小牧市でおととし1年間に水揚げされたホッキ貝は797トンと、21年連続で全国の自治体の中で最も多くなったことが市の調査でわかりました。

苫小牧市は、全国の自治体のホッキ貝の水揚げ量を調査していて、おととし1年間であわせて4889トンでした。
このうち苫小牧市での水揚げはおよそ16.3%にあたる797トンと、21年連続で全国の自治体の中で最も多くなりました。
これに次いで、根室市が438トン、白糠町が413トン、別海町が404トンなどとなっています。
苫小牧市のホッキ貝の水揚げ量は、平成6年の1255トンをピークに減少し、平成26年には651トンまで落ち込んでいましたが、3年前には842トンまで回復しました。
おととしの水揚げ量は6年ぶりに減りましたが、市によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い出荷量を調整した影響もあるとしています。
苫小牧市は「21年連続日本一というのはひとえに資源管理のたまものだと思う。苫小牧といえばホッキだといわれるように今後もPRに努めていきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220126/7000042720.html