福原愛さん、国際大会「WTT」日本法人のGMに就任「卓球界をこれまでとは異なる形で盛り上げていけたら」
卓球女子で五輪2大会連続メダリストの福原愛さんが、卓球の国際大会を運営する「ワールドテーブルテニス(WTT)」ジャパンのGMに就任することが27日、決まった。
WTTは国際卓球連盟(ITTF)が昨年にスタートさせた新たな国際大会の枠組み。ITTFは福原さんの就任について「世界卓球の中でも主要な市場である日本におけるWTTの開発、促進を担当することになります」と説明。日本でのWTT開催実現やスポンサーや放映権の獲得などの役割を期待しているという。
福原さんもWTTを通じ「今までずっと選手としてプレーしてきて、その実績と経験を評価していただけたこと、大変うれしく思います」とコメントを発表。「これから卓球界、また選手の皆さんをこれまでとは異なる形で支えて、盛り上げていけたらと思います。私は3歳からずっと卓球をやってきて、たくさんのことを卓球の中から学んできたので、この経験を少しでも次の世代に伝えることが出来るように頑張っていきます」と抱負を語った。
また、ITTFのスティーブCEOは「日本卓球界をけん引してきた福原さんに引き受けていただき、大変うれしく思います。日本には卓球の発展だけでなく、商業開発の機会も多く、近々WTT大会を日本国内で計画できたらいいと思います。福原さんは我々の目的を達成するのに不可欠な存在であって、今後一緒に卓球界を盛り上げていけることを楽しみにしております」と期待を寄せた。
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