日本電産は26日、電気自動車(EV)用駆動モーターにギアなどを組み合わせた「イーアクスル」に使われるパワー半導体について、
現在の外部調達から買収や自社開発などによる内製化を検討することを明らかにした。

同日、元ルネサスエレクトロニクス幹部でソニーグループ執行役員の大村隆司氏が2月1日付で執行役員として入社すると発表。
永守重信会長は半導体不足を念頭に「パワー半導体を将来も外部から調達するのはリスクが高い」と指摘。
「大村氏が責任者としてどうするかを考えてくれると期待している」と語った。

工作機械事業にも言及。昨年買収した日本電産マシンツール(旧三菱重工工作機械、滋賀県栗東市)に加え、2月にもOKKの買収が完了する見通し。
永守会長は「あと数社買収する」と話した。

日本電産、半導体内製化を検討 元ルネサス幹部招く 
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF26AQ70W2A120C2000000/